プログラミング教育必修化で小学校はどう変わる?疑問を徹底解説!

【プログラミング教育特集】
『まだ間に合う!小学生の子どもをもつ親が必修化に向けて知っておくべきこと』
ということで、

今回は第1章!

小学校でプログラミング教育必修化って何するの?
プログラミング教育って何?

と疑問に思うお母さん、お父さんたちは多いのではないでしょうか。
プログラミング教育って聞くからに難しそうですし、子どもがついていける内容なのか心配ですよね。

そこで今回は、小学校で行われるプログラミング教育に関する疑問

  • 小学校でプログラミングの何を学ぶの?
  • プログラミング教育の教材って?
  • 小学校の先生はプログラミングを教えられるの?

についてお答えしていきます。

プログラミング教育必修化って小学校で何するの?

プログラミング教育必修化と聞いても、ピンとこないお母さん、お父さんがほとんどではないでしょうか。

まずは、プログラミング教育必修化の目的や授業に関する疑問についてお答えします。

各教科にプログラミングを絡めながら行う形式に

プログラミング教育必修化と聞くと、「算数」や「国語」などの教科とは別に「プログラミング」が追加されると思いますよね。
実は、各教科にプログラミングを絡めながら行われるため、「プログラミング」という科目が増えるわけではありません


そのため、プログラミングという教科書もないですし、テストもありません。
テストで採点されないという点では、少しホッとしますね。

実際、どのように行われるかというと

  • 算数:図形をプログラムを使って書く
  • 理科:電気の量や働きをプログラミングを通して考える
  • 音楽:音楽を作る過程をプログラミングを通して学ぶ

などが例として挙げられています。

詳しい内容は文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引(第二版)」に記載されています。

最大の目的はプログラミング的思考を身につけること

プログラミング教育必修化の最大の目的は、プログラミング的思考を身につけることです。

「プログラミング言語を覚えないといけない」「プログラミングを使えるようにならないといけない」と思っていた人も多いでしょう。
しかし、プログラミング必修化は「プログラミングの使い方をマスター」を目的としていません。

「プログラミング的思考を身につけること」が重要とされています。

重要視されている「プログラミング的思考」とは、物事にはプロセスがあり、順序良く進めていくことで物事を解決できると論理的に考えていく力のことです。
このプログラミング的思考は、意識していないだけで誰もが日常的に使っています。


わかりやすい例は料理です。
たとえば、カレーを作るとき

  1. 具材を切る
  2. 鍋で具材を炒める
  3. 水を入れて具材を煮る
  4. ルーを溶かして完成

このように、完成までにいくつかの手順を踏む必要がありますよね。
カレーひとつ作るにしても、必要な材料を準備して、順序良く進めなければおいしくなりません。
料理のレシピのように、完成に至るまでの過程を試行錯誤して行動することが、プログラミング的思考の基本です。

人工知能(AI)の発達やIT化が進む現代社会で、予測のつかない時代を子どもたちは生きていきます。
子どもたちが将来大人になって困らないために、プログラミング的思考を身につけることが重要だと考えられています。

必ずパソコン・タブレットを使ってプログラミングするわけではない

プログラミングと聞くと、パソコンやタブレットを使いこなすイメージですよね。
しかし、小学校のプログラミング教育では、必ずパソコン・タブレットを使うわけではありません
パソコンやタブレットを使わず、体を動かしたり、紙と鉛筆を使ったりするプログラミング教育も想定されています。

「アンプラグド」と呼ばれるプログラミング教育です。
詳しい「アンプラグド」の内容は、次の項目で説明します。

小学校のプログラミング教育の教材ってどんなの?

続いて、小学校のプログラミング教育の教材について詳しく説明します。
小学校の授業で使われる教材は、ソフト・ハード・アンプラグドの3種類です。

①ソフトを使うプログラミング教育

ソフトを使うプログラミングの教材は、パソコンやタブレットなどで専用のアプリケーションを使います
プログラミング教育と聞いて、このソフトを使うプログラミングを思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。

Scratchのようにブロックを組み合わせるだけでプログラミングが簡単にできるものと、テキストを入力してプログラミングを学ぶ本格的なものがあります。
インターネットさえつながれば無料で使えるものから有料のものまで、種類も豊富です。

ビジュアルプログラミング学習ソフトscratchとは

scratchはMIT(マサチューセッツ工科大学)のScratchチームが8歳から16歳の学習向けに開発し、現在では世界中のプログラミング教育に取り入れられています。子どもでも直感でプログラムを組むことができる分かりやすさが大きな魅力です。 学校だけではなく、家庭でも簡単に触れることのできるscratchとはどのようなものなのか、一緒に見ていきましょう。 ...

 

②ハードを使うプログラミング教育

ハードを使うプログラミングの教材といえば、ロボットが代表的です。
ロボットのハードをパソコンやタブレット上で制御して動かします

レゴ®マインドストーム®EV3アーテックロボなどが有名です。
教育用の小さなコンピューター「BBC micro:bit(マイクロビット)」を取り入れている小学校もあります。

男の子が好きそうな教材ですね。

microbitで行うプログラミングとは?なにができる?

今回は、microbitを用いたプログラミングについて紹介します。 ...

③パソコンを使わないプログラミング教育(アンプラグド)

パソコンを使わないプログラミング教育「アンプラグド」では、パソコンやタブレットを使いません。

カードや紙、鉛筆などを使って、パソコンの基本的な仕組みや特徴を考えます
アンプラグドは、パソコンやタブレットを使うことを前提されたプログラミング教育です。そのため、初めてプログラミング教育に触れるときに使われることが多いでしょう。

パソコンなしでOK!プログラミング教育に役立つアンプラグドな教材/みらいい | みらいい

パソコンがないと小学校でのプログラミング教育についていけないの? パソコンを買わなきゃいけないの? 親にも知識がないといけないの? 不安はたくさんあると思います。そもそも小学校でのプログラミング教育はパソコンでプログラミングができるようになることを目的としていません。プログラミング的思考を身につけることを目的としています。 ...

小学校の先生はプログラミング教育を教えられるの?

プログラミング教育必修化で、親御さんたちは「子どもにできるの?」「子どもには難しいのでは?」とさまざまな不安を抱えていることでしょう。

その中でも、小学校の先生はプログラミング教育を教えられるの?がとくに気になるところですよね。
実は、プログラミング必修化によって一番不安を抱えているのは先生方であると考えられます。
多くのママたちがプログラミング教育を受けたことがないように、先生たちもプログラミング教育を受けたことはありません。

また、プログラミング教育の授業内容、学年についても具体的に決まってないため、「何したらいいの」と頭を抱えている先生も少なくありません。

そんな多くのママや先生たちの不安の声を受けて未来の学びコンソーシアムという組織が設立されました。
小学校を中心としたプログラミング教育ポータルという未来の学びコンソーシアムのWebサイトもあります。

このWebサイトでは、プログラミング教育の授業実施事例や関連する資料などが紹介されています。

おわりに

小学校のプログラミング教育必修化については、まだ準備段階。
子どもの反応や授業との絡め方など、実際始まってみなければわからないところが大きいでしょう。

最後にもあった
学校の先生はプログラミングを教えられるの?
そもそも学校ではどんな準備がされているの?

という疑問は次の第2章

まもなく必修化!学校のプログラミング教育準備の実態」でご覧ください!

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