プログラミング教育フェアってなに?内容や参加のメリット

2020年、小学校でプログラミング教育が必修化されることに合わせ、全国各地でプログラミング教育フェアが開催されています。名古屋で開催された「第1回プログラミング教育フェア2019」では、参加企業数50社、来場者数3000人超と、大きな注目を浴びていることが分かります。

プログラミング教育フェアってなにをしているの?わたしたちも参加できるの?プログラミングに興味をもったらどうすればいいの?

今回は、そんな疑問にお答えします。

 

プログラミング教育フェアには何があるの?

企業の商品紹介ブース

プログラミング教育フェアが開催されるようになってまだ浅いため、何があるのか分からない人も多いでしょう。プログラミング教育フェアのメインは、各企業による商品紹介ブースです。ここでは、プログラミング教育に関わる教材商品、システムなどが展示販売されています。教員やその他教育関係者が、実際の教材商品やシステムを手に取り、使い心地を確認することができます。学校でプログラミング教育を行う際に必要な教材やシステムの開発はこれからさらに加速していくことが予測されますが、こういったフェアでは常に最先端の情報を入手することが可能です。

 

教育関係者向けのセミナー

小学校でのプログラミング教育必修化に合わせ、教員の指導力が問題になっています。また、教員自身も指導内容や指導方法に不安を抱えているため、こういったプログラミング教育フェアでは教育関係者向けのセミナーが開催されます。パソコンのみを使用して行うプログラミングや、ロボットの操作を通してプログラミングを学ぶ「ロボットプログラミング」、理科や算数などの教科に連携したプログラミング教育の実践例などを紹介しています。

 

子ども向けのプログラミング体験教室

「プログラミングを体験してみたい!」という子どものために、プログラミング体験教室が開催されるプログラミング教育フェアも多くあります。ロボット操作、ラジコンの操縦、レゴブロックやゲーム「マインクラフト」と連携した内容で、プログラミング初体験の子どもにとっても親しみやすいものとなっています。体験人数が限られており、事前申し込みが必要な場合も多いため、参加を希望する場合は確認を怠らないようにしましょう。

 

プログラミング教育フェアで、プログラミング体験教室に参加するメリットは?

最先端のツールを用いたプログラミング体験が可能

一般の子ども向けにプログラミング体験教室が開催されている場合は、ぜひ参加してみましょう。予備知識が全くなくても参加可能な教室が多く、参加することに多くのメリットがあります。

プログラミング教育フェアに参加する企業は、日ごろからプログラミングに関する研究や開発を行っています。商品の売り込みを主目的としているため、「今売り出したいイチオシ商品」や「開発したての新ツール」を使ったプログラミングが体験できます。今まさにさまざまな新ツールが開発されている分野ですから、最先端技術に触れる良い機会となるでしょう。

 

プロに教わりながら本格的なプログラミングが学べる

特に企業が企画運営しているプログラミング体験教室では、実際にツールの開発を行っている人が関わっていることがあります。ツールの仕組みを知り尽くした「プロ」から直接プログラミングを学べる機会はそう多くありません。

他に、県立科学館や近隣大学の学生などが企画運営する体験教室もあります。こちらは子どもにとって分かりやすい解説が期待できたり、比較的簡単なプログラミング体験になったりする傾向があります。プログラミング教育フェアで体験教室に参加したい場合は、その内容や企画している団体の確認も行いましょう。

 

好奇心や自主性を刺激して、新しいことへ挑戦する楽しさを知る

新しいことへの挑戦は、いつだって子どもの「ワクワク」を引き出すもの。プログラミングも同じです。「タブレットやパソコンに触れたことがない」「動画視聴ツールとしてしか使っていない」という子どもにとっては、特にドキドキの挑戦になるでしょう。子どもの好奇心や探究心を刺激することで、新しいことへ挑戦する楽しさを感じてもらうことができます。

また、体験教室中に分からないことがあれば、自分から質問する必要があります。自分から主体的に学びたい気持ちを伝えることで、自主性も育てることができるでしょう。

このように、プログラミング体験教室にはさまざまなメリットがあります。プログラミング教育フェアに行く機会があれば、ぜひ参加してみましょう。

 

プログラミング教育フェアで、プログラミングに興味をもったら?

地域のプログラミング教室を探す

プログラミング教育フェアでのプログラミング体験で、子どもはさらに学びたい意欲が生まれるかもしれません。ところが、家でどう教えればいいのか分からない、専門的な内容が分からない、という保護者も多いでしょう。

その場合、近くにプログラミング教室がないか探してみてください。近年プログラミング教室は増加の一途をたどっており、その内容もさまざまです。初心者向けの簡単な教室、ロボットプログラミングに特化した教室、クリエイティブな創作ができる教室、仲間と協力してひとつのプログラムを完成させる教室など、各教室で特色が異なります。近所で複数の教室がある場合は、見学したり体験レッスンをしたりして、自分たちがイメージしている学習と近いことを確認しましょう。

 

市販されているプログラミング教材を使用する

近くにプログラミング教室がない場合や、費用が高くて教室に通うことが難しい場合などは、市販されているプログラミング教材を使用する方法があります。パソコンを使って本格的に学ぶものや、タブレットで直感的な操作が可能なもの、ゲームをモチーフにしたものなどがあります。対象年齢がはっきりしているため、幼児向けや小学校高学年向けなど、子どもの年齢に合ったものを選びましょう。

ただ、プログラミング教室と異なり、保護者のサポートが必要となります。もちろん丁寧な解説テキストが付いていますが、子どもだけでの理解が難しい場合は、保護者も一緒に取り組みましょう。

 

プログラミング学習サイトやアプリを活用する

プログラミング教材を購入するよりも簡単なのが、無料のプログラミング学習サイトやアプリを利用することです。

文部科学省が開発した「プログラミン」や、世界的にも有名なプログラミングサイトである「スクラッチ」など、小学生でもプログラミングを学べるサイトが多くあります。ログイン機能を利用することで、作業途中のデータを保存することも可能です。音声と動画による説明付きで、楽しくプログラミングを学べるでしょう。

ただ、子どもにとってはつい楽しくてのめり込んでしまう可能性があります。プログラミングを学ぶのは良いことですが、長時間パソコンやタブレットを使用すると、視力低下や腰痛など体に不調をきたす恐れがあります。あらかじめ1日のプレイ時間を決めておくと安心です。

 

おわりに

以上、プログラミング教育フェアへの参加と、その後について紹介しました。必修化された後には、家庭で何もしなくても学校でプログラミングを学べる時代がやってきます。ただ、学校教育現場においてはそこまで深い学びを確保することが難しいため、子ども自身が興味をもっている場合は体験教室や家庭学習用サイト等を活用してください。

プログラミング教育フェアは、夏休みや冬休みを中心に全国各地で開催されるはずです。情報収集を行いながら、子どもの新しい挑戦を手助けしましょう。

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