【小学英語】必修化でこうかわる!話せない英語にサヨナラ?

私たち親世代の英語といえば、「単語」を覚えて「文法」を覚えて・・・といった「暗記する」ことが中心でしたよね。

しかし、現在学校で行われてる英語は「話す」ことに力を入れています。

英語に関しては、これまで段階的に必修化してきた経緯があるため、2020年度の必修化ときいても「今度は何が変わるの?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

この2020年の英語の必修化は、小学生だけでなく大学入試(高校卒業)までと、英語学習の流れを大きく変えるための教育改革ですが、実は意外に知らない保護者が多いとのこと。大学入試は少し先のことと考えてしまいますが、一度は目を通しておきたい非常に重要な内容です。

そこで、この記事では

・現役小学生と大人世代との英語教育の違い

・小学生の英語授業【外国語活動と外国語】

・小学生から高校卒業・大学受験までの改革の流れ

という形で、小学校で学ぶ英語は何をめざしているのか、今明らかになっている情報を整理しながらお伝えしたいと思います。(2019年7月時点)

大人世代との英語教育の違い

大人世代の英語教育との大きな違いは「聞く・話す」が追加されたことです。

 つまり、「聞く・話す・読む・書く」この4つをバランスよく学び、「自分の気持ちを伝えられる英語」が世の中で求められていることです。

 著者の子どもは現在小学校5年生(移行期間中)ですが、「We can!」という教科書で週に2回ほど英語の授業があります。私自身も教科書をのぞいていましたが、文法的にいうと助動詞・to不定詞なども出てきています。ただし、文法として勉強するのではなく、やりとりの中で必要な「気持ちを伝えるための表現」の1つという扱いなので、細かな説明はありません。

では次に、2020年度からの小学校での学びがどう変わるか見ていきましょう。

小学生の英語授業|外国語活動と外国語

小学校の英語では、英語へ興味をもつところから苦手意識を無くし、中学校の英語へつなげていくという大きな役割があります。

2020年度の英語必修化では、これまでの学習指導要領で行っていた小学5・6年生の【外国語活動】は小学3・4年生から始め、小学5・6年生は新しく【外国語】という教科になります。

それぞれの学年で、具体的にどうなるかみていきましょう。

小学3・4年生|外国語活動がスタート!

・教科と成績:外国語活・評価なし

・目的:ゲーム・歌などを通して英語の発音に慣れ感心を高める!

・授業数:35コマ/年間

・技法:聞く・話す

・講師:ALT(外国語指導助手)もしくは担任(英語スキルの高い先生など)

小学5・6年生|外国語として読み書きも!

・教科と成績:外国語(教科書あり)・評価あり

・目的:初歩的な読み書きをプラスしコミュニケーション力の基礎を!

・授業数:70コマ/年間

・技法:聞く・話す・読む・書く

・講師:ALT(外国語指導助手)もしくは担任(英語スキルの高い先生など)

扱う内容としては、これまでの中学生で扱う単語(600700語)、文法なども登場します。そのため、前倒しで学ぶのでは?と感じてしまうかもしれませんが、これまで中学生の授業内容をそのまま小学生の授業にスライドして、学ぶわけではありません。

あくまでも、会話として必要な表現と単語。「文法」をメインに学習することも、単語をどんどん暗記して覚えることもないといわれています。

ただし、「どのように成績としての評価するのか」。 

この部分については、筆記テスト・スピーチなどいろいろ検討が行われていますが、学校方針の部分でもあるため、どうなっていくか一保護者としても非常に注目している部分です。

小学生から高校卒業・大学受験までの改革の流れ

ここでは、2020年度以降に行われる中学から高校・大学入試のポイントを簡単に紹介します。 

【中学生】

・2021年度から新学習指導要領をスタート!

・英語の授業を英語で行い、授業そのものをコミュケーションの場に!

【高校生】

・2022年度から新学習指導要領をスタート!

・中学校と同じく、英語の授業は英語で!

・より高い英語スキルの定着を目指す!

【大学入試】

・2020年度から大学入学共通テストへ移行(センター試験と同様:聞く・読むのみ)

・民間の検定試験(英検・TOEICなど)を活用し全4技法が試験対象へ(利用の拡大)

・2024年度以降は、民間の検定試験を活用した試験も検討されています。

小学生だけでなく、中・高校生の学習指導要領についても順番に変更され、求められるものも段階的に変わっていきます。こうした一連の流れからも、英語のコミュニケーションを重要視した「使える英語」が世の中から求められていることが読み取れるはずです。

まとめ

最後に、2020年度から必修化される小学校の英語教育について整理します。

・保護者世代の学びとは大きく違う!

・小学3・4年生は聞く・話すを中心とした外国語活動で!

・小学5・6年生は読む・書くをプラスした「外国語」に!

・英語に興味を持ち、中学の英語へのつなげる役割

というものでした。

特に小学生では2020年度以降は外国語として「評価がつく」、そして中学・高校・大学入試もそれぞれ変わっていくことから、早めに英語教育に取り組んでいる家庭も増えているようです。