確認!「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の取り組み事例


SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の取り組み事例ってどんなものがあるの?

SDGsに積極的な人なら上記のように、目標達成のために行われている取り組み事例についても関心が高いでしょう。

今回の記事では、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」に焦点をあて、取り組み事例を紹介します。

併せて目標の概要や現状、課題も解説するので、SDGsに興味がある人は要チェックです!

 

動画でも3分で解説しておりますので、ぜひご覧ください!

 

取り組み事例を知る前に!「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」とは?

まずは、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」とはどんな目標なのかをチェックしていきましょう。

持続可能な産業の発展とイノベーション拡大を目指す

「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」は、持続可能な産業の発展とイノベーション拡大を目標としています。

 

世界中の誰もが幸せで豊かな生活を送るためには、産業の発展が欠かせないものと考えられます。
限りある資源を大量に消費し、生産してきた今までのやり方では、持続可能な産業の発展は見込めません。

やり方を見直し、発展を持続させられる仕組みを作っていくことが必要なのです。

 

また、産業の発展には、新しい技術を生み出すイノベーション(技術革新)も欠かせません。

持続可能な産業の発展とイノベーションの拡大はセットで考え、実現していくことがマスト。

そのためにやるべきこと、達成すべき目標をまとめたのが、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」です。

 

「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の詳しい解説はこちら!

 

取り組み事例と併せて知っておきたい「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の現状

取り組み事例を知りたいなら、現状を把握しておくとより関心をもって見ることができますよ。ここで、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の現状を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

インターネット普及率には格差がある

「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の実現に欠かせないインターネットの普及が進められる中、普及率には先進国と途上国との間で格差が生まれているのが現状です。

総務省が公開している「情報通信白書 平成29年版」によると、日本ではインターネット普及率が91.1%と高い数字が出ているのに対し、アフリカは25.1%

アフリカでは、4人に1人の割合でしかインターネットが使えない現状にあるのです。

出典:総務省|平成29年版 情報通信白書|世界におけるICTインフラの広がりとインフラ輸出の現状

「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の実現のためには、インターネットの普及率の格差をなくしていくことも重要と考えられます。

 

後発開発途上国の産業化は目標達成できない可能性がある

「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の現状で気になる報告が、後発開発途上国の産業化は、目標達成できるペースに及んでいないということ。

国連広報センターが公開している「SDGs報告2019」によると、1人当たりの製造業付加価値は、欧米と後発開発途上国との間で以下のように大きな差があります。

【1人当たりの製造業付加価値】

  • 欧米 ⇒ 4,938ドル
  • 後発開発途上国 ⇒ 114ドル

出典:SDGs報告2019|国連広報センター

付加価値とは、生産によって新たに加えられた価値のことです。

1人が生み出す付加価値が少額である後発開発途上国では、産業化の促進が不十分であるという現状が読み取れます。

この現状は、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」を達成させるためには、見逃せません。

 

 

「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の取り組み事例

目標の概要や現状を把握したところで、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の取り組み事例を紹介します。

「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成に向けて、現実にはどんな取り組みが行われているのか、さっそくチェックしていきましょう。

 

「SHIP」オープンイノベーション・プラットフォーム

SDGsの達成をビジネスで目指す、オープンイノベーションプラットフォーム「SHIP」という取り組みがあります。

SHIPは、企業の技術やノウハウで世界中の課題を解決することを目的に、一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)と国連開発計画(UNDP)が、多くのパートナーと共に運営しています。

主な取り組みは、SHIPエコシステムによるノウハウとリソース、プラットフォームで集めたリアルな情報をもとに、SDGsを達成するイノベーション機会を模索。

そして、日本企業を対象に会員制度やプログラムを提供されています。

出典:SHIP:SDGsの達成をビジネスで目指すプラットフォーム[JIN&UNDP]

SHIPのようなグローバルな活動は、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成に大きく貢献する取り組みです。

 

一般社団法人海外コンサルタンツ協会

一般社団法人海外コンサルタンツ協会では、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成に向けて、以下のような取り組みが行われています。

  • 自発光道路鋲を活用した夜間の交通安全対策のための調査
  • インフラ緊急復旧改善事業(フェーズ1)

いずれもインフラ整備の促進に貢献する取り組みです。

また、一般社団法人海外コンサルタンツ協会では、サスティナビリティ推進チームを立ち上げ、チームが中心となって活動を進めたり、勉強会を行ったりと、SDGsに対して意欲的に活動されています。

出典:(一社)海外コンサルタンツ協会(ECFA)ECFA×SDGs

 

NECネッツエスアイ株式会社

NECネッツエスアイ株式会社では、企業の事業全般に関わる「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」を中心に、SDGsに貢献する取り組みが進められています。

多くの取り組みの中でも、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」に関連する取り組みは以下の通りです。

  • 働き方改革を通じた企業価値製造
  • 現地企業と合併会社を中心としたミャンマー市場における事業展開
  • 企業と連携し新技術の導入促進
  • 陸上養殖事業による海洋環境保全・食糧問題などへの貢献
  • 東京都武蔵野市「エネルギー地産地消プロジェクト」の支援

出典:NECネッツエスアイグループのSDGsへの取り組み|NECネッツエスアイ

「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」をはじめとして、他のSDGs達成にも貢献する取り組みを進められているのが素敵ですよね。

 

株式会社消火器リサイクル推進センター

株式会社消火器リサイクル推進センターは、以下のように消火器のリサイクルを通じて、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献する取り組みを進められています。

  • 不要になった消火器の効率的な回収を進め、破裂事故を防ぐ
  • 回収した消火器のリサイクル率向上

出典:SDGs|消火器リサイクル推進センター

持続可能な産業の発展のためには、資源の使い方を見直すことが必要不可欠。

株式会社消火器リサイクルセンターのような、資源を大切に取り扱う活動が広がることも、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成につながります。

 

株式会社CoLife

株式会社CoLifeは、住宅業界において人のサービスとITテクノロジーを融合した新産業を創造することで、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成に貢献されています。

住宅業界ではIT化が遅れている現状を、新しい技術の導入によって変えていく大きな取り組みです。

出典:SDGs|株式会社CoLife(コーライフ)

企業によって、産業の発展や基盤整備が進められていくことは、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成に近づくための大きな力になります。

 

 

取り組み事例から見る「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の課題とは

現状や取り組み事例を把握すると、目標達成のための課題も自然と見えてきます。

最後に、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の課題を見つめ、わたしたちにできることを考えてみましょう。

インフラの整備が重要

「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」を達成に導くためには、インフラの整備が重要です。

インフラとは、以下のような施設や設備、サービスを指します。

  • 道路
  • 水道
  • インターネット
  • 電話
  • 電力
  • 金融サービス など

インフラはわたしたちの生活を支え、産業の基盤にもなっています。

そのため、産業の発展とイノベーションを拡大を目標に掲げる、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成のカギを「インフラの整備」が握っていることは、誰の目から見ても明白ですよね。

とくに、インターネットの普及は新しい産業を生み出し、発展させていくために重要。

開発途上や先進に関わらず、世界中でインターネットを使った技術革新を活用できるようにすることが、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成のために求められます。

 

わたしたちは身近の新しい技術に目を向けてみよう!

「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成に向けて、わたしたちは身近の新しい技術に目を向けてみましょう!

産業開発やイノベーションの拡大と聞くと、わたしたちにできることはないように感じる人が多いかもしれません。

しかし、意識を高めるだけでも、世界の動きは大きく変わってきます。

新しい技術を求める人がどんどん増えていけば、開発の取り組みも活発になるでしょう。

積極的に新しい技術を使ったサービスを使えば、技術の使い道がよりバリエーション豊かになる可能性もあります。

生活の中で、新しい技術が使われているものやサービスを探してみてください。

新しい技術によって何ができるようになったのか、もっと活かせる道はないかを家族で話し合ってみましょう。

 

 

おわりに

「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の取り組み事例は、インフラの整備や新技術の促進、資源を有効活用するものなど、大きな活動が中心に見られます。

知れば知るほど「わたしたちが【SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう】の達成のためにできることはなさそう…」と思う人もいるかもしれません。

しかし、新しい技術に目を向ければ、できることや変えられることに気づける可能性はあります。

一人ひとりが意識を高めるだけで、SDGsの達成に繋がる道は開けるはずです。

ぜひ、「SDGs 9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の取り組み事例をもとに、近くにある新技術やサービスをチェックすることから始めてみてください。