【SDGs 7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに】を解説!

 

持続可能な開発目標SDGs(エスディージーズ)は、世界中で起こっているさまざまな問題を解消するために掲げられた17の目標です。

今回の記事では、SDGsの17ある目標の中でも、目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」についてまとめてみました。

目標の概要や取り組み事例、達成するためにわたしたちにできることまで解説しているので、SDGsについて理解を深めたいママさんはぜひ読んでみてください!

「SDGs 7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」とは?

 

さっそく、持続可能な開発目標SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」の概要について解説していきます。

 

SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」は、地球上のエネルギーに対して起こっている問題を解決するための目標です。

「世界中のすべての人々が、手ごろな値段で安定してエネルギーを使えるようにしよう!そして、そのエネルギーは環境にも人にも優しい信頼できるものにしよう」という意味が含まれています。

 

電気やガスなどといったエネルギーは、生活する上で欠かせないものですよね。

しかし、世界では現在でもおよそ8億4,000万人の人々が電気を使えていません。

 

そして、電気やガスが使えない人々は、代わりに薪や炭を燃やして生活しています。

動物の排泄物を使用している場合もあります。

 

薪や炭などを燃やすと煙で空気が汚れ、体に悪影響を及ぼす可能性があり、SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」ではその危険性も解消したいと考えられているのです。

現在でもおよそ30億人の人々が、信頼できるクリーンなエネルギーを利用できていません。

出典:SDGs報告2019|国連広報センター

5つのターゲット

持続可能な開発目標SDGsは、目標ごとに細かくターゲットが設定されています。

目標の内容をより詳しく解説しているのがターゲットです。

SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」には、次のような5つのターゲットが設定されています。

 

ターゲット
7.1 2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。
7.2 2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
7.3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
7.a 2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。
7.b 2030年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国のすべての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。

出典:SDGsの目標とターゲット:農林水産省

 

目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」のターゲットの中でも、「安価かつ信頼できる現代的エネルギー」「再生可能エネルギー」がポイントになります。

このポイントとなるエネルギーこそが、クリーンなエネルギーといわれるものです。

 

クリーンなエネルギーが世界中のすべての人々の元にいきわたるためには、再生可能エネルギーの割合・効率を上げることが重要だと考えられています。

同時に、インフラ設備の拡大と技術を進展させることも必要不可欠だとされています。

 

ターゲットを見ると、SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」を達成するために何をすべきか、何が行われているのかが見えてきますね。

「SDGs 7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」の「クリーンなエネルギー」って?

 

続いて、SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」の中に出てくる、「クリーンなエネルギー」について説明していきます。

クリーンなエネルギーって何?

SDGsの目標7を説明する際に言われる「クリーンなエネルギー」とは、ターゲットの中にもあった「再生可能エネルギー」のことです。

詳しくは、以下のようなエネルギーが挙げられます。

 

  • 水力発電
  • 風力発電
  • バイオマス発電
  • 太陽光発電
  • 地熱発電

 

再生可能エネルギーは人間が使っても資源を再生できるので、資源がなくなる心配がありません。

また、二酸化炭素を排出しないので環境に優しいです。

こういった理由を聞くと、「クリーンなエネルギー」といわれるのは納得ですね。

クリーンではないエネルギーの危険性

クリーンなエネルギーとは反対の「クリーンではないエネルギー」は、「化石エネルギー」といわれるものです。

化石エネルギーは、以下のようなエネルギーが中心になっています。

 

  • 石油
  • 石炭
  • 天然ガス

 

化石エネルギーは、資源に限りがあります。

今のままのスピードで化石エネルギーを使い続けると、100年後には資源をほとんど消費しきってしまうという推測があるようです。

また、化石エネルギーは、作る際に二酸化炭素が排出されてしまうという問題もあります。

 

二酸化炭素の排出は、地球温暖化や気候変動を引き起こすため、化石エネルギーの消費量が減らないどころか増えていっては、地球環境に対するリスクが高まるばかりです。

地球環境が悪化していくと、わたしたちの生活にも影響が出てくるでしょう。

食料が手に入りにくくなったり、ライフラインの供給が滞ったりするかもしれません。

 

クリーンではないエネルギーには、さまざまな危険性が含まれています。

危険性を知ると、SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」の重要性がよくわかります。

「.SDGs 7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」の取り組み例

 

ここでは、持続可能な開発目標SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」の取り組み事例を紹介します。

再生可能エネルギー事業支援

日本では、経済産業省・資源エネルギー省が再生可能エネルギー事業支援を行っています。

再生可能エネルギーを導入しようか検討している会社や自治体の窓口として、「再エネコンシェルジュ.jp」というサイトを立ち上げ、サイト内では以下のようなサービスが受けられます。

 

  • 国の支援施策検索
  • 地方自治体の支援施設検索
  • 個別相談会の案内・予約受付
  • 再生可能エネルギー事業支援ガイドブック・再エネコンシェルジュパンフレットの配布

 

また、相談や事業の進め方の事例も紹介されていて、再生可能エネルギー事業に取り組みやすい流れが作られています。

 

再生可能エネルギー事業支援を受けて、事業に取り組む企業や自治体が増えていってほしいですね!

「SDGs 7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」実現のためにわたしたちにできること

 

世界中でSDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」を実現するための取り組みが行われています。

事業といった大きなことはできませんが、わたしたちにもできることはあります。

最後に、SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」を実現するためにわたしたちができることを紹介します。

 

再生可能エネルギーについて理解を深める

まずは、再生可能エネルギーについて理解を深めましょう。

日本の再生可能エネルギーの導入率や世界各国のエネルギー事情を調べ、エネルギーに関する知識を高めてみてください。

 

経済産業省・資源エネルギー省の「日本のエネルギー2018」や「世界のエネルギー情勢」など、エネルギー事情に関する資料はネット上でも数多く存在します。

各地方の電力会社のサイトでも解説されていますよ。

エネルギーについて理解を深めることで、自分自身のエネルギーの使い方に対する意識も変わるはずです。

エネルギーの使い方を工夫する

日常的なエネルギーの使い方を工夫することも、SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」を実現するために有効です。

中でも、節電を心がけることは取り組みやすいのでおすすめです。

 

  • 電気はこまめに消す
  • 冷蔵庫は開けたらすぐ閉める
  • エアコンの設定温度を上げ過ぎない・下げ過ぎない
  • コンセントは使わないときは抜いておく
  • テレビの明るさを調整する

 

上記のような節電方法の他にも、家庭オリジナルの節電ルールを作ってもいいですね。

家族みんなでエネルギーの使い方を工夫するアイディアを、話し合ってみてはいかがでしょうか。

 

おわりに

持続可能な開発目標SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」は、わたしたちの生活にかかわる問題を解決するために重要です。

目標達成のために、国や企業はもちろん、わたしたちもできることからはじめていきましょう。

 

再生可能エネルギーに対して調べたり、家族で節電を心がけたりなど、エネルギーに意識を傾ければ、できることはどんどん増えていくはずです!

お子さんとも話し合って、SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」の達成に向けて行動してみてくださいね。

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