みんなどうしている!?「新しい生活様式」での子どもの生活や学習

2020年大きな流行を生んだ感染症。流行する中で日常生活のスタイルが大きく様変わりし、そして政府からも「新しい生活様式」が提唱されました。 今回はそんな「新しい生活様式」で変わった子どもの生活や学習について、実際に小学生のお子さんをお持ちのお父さん、お母さんに伺いました!

新しい生活様式とは?

改めて「新しい生活様式」とは、

長期間にわたって感染拡大を防ぐために、飛沫感染や接触感染、さらには近距離での会話への対策を、これまで以上に日常生活に定着させ、持続させなければなりません。それを「新しい生活様式」と呼ぶ

と定義されています。
(引用:厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルスに関するQ&A」

具体的な内容は

・3密(密集、密接、密閉)の回避
・人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける
・会話をする際は、可能な限り真正面を避ける
・食事はできるだけ持ち帰りや出前、デリバリーを利用
・テレワークやローテーション勤務
・公共交通機関の利用を避ける

などが具体的な実践例としてあげられています。

「新しい生活様式」での子どもの変化

この「新しい生活様式」大人はもちろん、小学生などの子どもも例外ではありません。 実際に子どもの生活や学習状況はどのように変化しているのでしょうか? お父さんお母さんに生の声を聞いてみました。

子どもたちの生活への影響

子どもたちはストレスを感じていますか?

 

・子どももコロナについてはとても気になっているようで、他の6年生くらいの子ですが、コロナが夢に出てきた、と言っていました。

・学校生活にストレスが溜まっているようです。特に夕方の方が言葉がきつくなったり、反抗的になったりしていますね。ただ、今よりも、休校期間中の方がストレスは強かったようです。

・家が一軒家なので、家の階段を昇り降りして遊んだり、庭でテントを張ったりして、運動不足によるストレスは解消できていました。ただ、友達と遊べない、走り足りないということはあるようでした。

自粛期間が開けると....

・分散登校が始まって、週2回ですが、だいぶストレスは減ってイキイキして楽しそう。家で音読しているのは嫌そうだったんですが、学校で皆で音読するのは楽しいみたいです。学校で一堂に会するメリットですね。学校に行った後「楽しかった」と言っていました。

平成25年度の調査では8割の子どもが「学校は楽しい」と答えている調査結果もありますし、学校は子どもにとっては楽しい場であり、さらにストレス発散をする場になっているようですね。
(出典:第1章 青少年(小・中学生)を対象とする調査の結果(PDF形式:292KB)))

子どもたちの学習への影響

学校側の変化はありますか?

 

・学校からは、第2波に備えてオンラインでのアカウントを渡されています。

・良い影響としては、休校になってもできることがあると分かりました。ただ、双方向ではないので、双方向型の授業もあると良いです。

・教育委員会からパソコンやwifiルーターの貸し出し希望の連絡が来ました。第2波に備えてオンラインでの授業を取り入れていくための対応のようです。ITを進めないと、とあらためて動き出しているようですね。日本の教育は20年前からIT化が進んでいませんでしたが、これからは進んでいきそうに感じます。

7割の親がオンライン学習を取り入れてほしいと答えている一方で、全国的な変化という意味では、まだまだオンライン学習を導入している学校は2割程度と、学校によって格差が生まれていることが分かります。
(参考:7割の親が「子どもの自宅学習にデジタルを活用」 =イー・ラーニング研究所調べ=|ICT教育ニュース)
(参考:休校でいやなことは「友だちに会えない」、オンライン授業の実施は2割程度【「キッズ@nifty」調査】)

オンライン学習による変化はありますか?

 

パソコンに触れる時間も増えて、子どもとITとの距離が縮まった感じがします。そうしたことは続いてほしいです。

オンラインでは、学校や地域などのコミュニティ以外や世界との繋がりを感じられます。グローバルスタンダードを小学生から実感できると思います。

オンライン学習について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
意外と知らない?家庭でのオンライン学習で知っておくべきこと!

オフライン学習の良さを再認識した点はありますか?

 

・顔が見える、質問ができる、絵を描いたりを友達と一緒にできる、すぐに見られるということですね。顔が見えるのは、コミュニケーションが取りやすいです。

・オフラインの良さは、走り回ったり、楽しく笑って一緒に過ごす日々のコミュニケーションが取れるところですね。

その他子どもへの影響

 

・英語をオンラインで始めました。密室に人が集まっているのを見ると心配でしたし、オフラインのところは感染症対策が取られていなかったので止めました。

外食をしなくなったことです。1日三食作るようになりました。さらに電車、バスにも乗らなくなりました。遠出はせずに自転車か徒歩で行ける範囲で生活しています。

ベースフード株式会社の調査によれば、 「新型コロナウイルスの影響で、自宅で食事をする機会は以前よりも増えましたか」という質問に、「減った」「やや減った」と答えた人は、あわせて1.3%にとどまり、多くの人が自宅で食事をする機会が増えたことがわかります。
(引用:アフターコロナ時代の自宅食トレンドは「エフォートレス自炊」“料理はこれ以上がんばれない、でも栄養は気になる” 意識が浮き彫りに)

・マスクをつけたり、夏休みが短くなったりで、子どもの学校への行き帰りが暑過ぎるので、子ども用に日傘を用意することになりそうです。熱中症対策ですね。

兵庫県でも「傘をさすことで、児童同士が一定の距離を保つことにもつながる」という観点から小学生に日傘を貸し出す動きがあるようです。
(参考:新型コロナ 夏の登下校に日傘を 5小の全児童に貸し出しへ 稲美町、補正予算案に購入費 /兵庫)

・習い事にもオンラインを取り入れていくことが当たり前になっています。子どもは素直に受け入れていますね。大人はやや抵抗がありそうですが。

増進会ホールディングス(Z会グループ)によれば 「学習塾以外の習い事をしている家庭に、オンライン化された習い事があるかを聞いたところ、小学生保護者54.1%、中学生保護者60.4%、高校生保護者64.7%が、「オンライン化された習い事がある」と回答したとの調査結果も出ています。
(引用:小中高生保護者の8割超「子どもの外出減らしたい」 新型コロナウイルス感染症に関する子どもの知識、「ある」が9割弱)

・習い事の優先順位を見直そうとしています。一時期止めていたものを、また行きたいのかどうかを再確認しています。

まとめ

今回ご協力いただいたお父さん、お母さんは「新しい生活様式」を比較的前向きに捉えていました。

自粛期間中にストレスを感じている子どもがいながらも、家でストレスを解消したり、学校側のオンライン化に対しても、特に子どもが後ろ向きになることもなく柔軟に授業に取り組んでいると感じているようです。

親も子どもも「新しい生活様式」だけではなく、その時代に合った考え方や、行動を柔軟にそして前向きに選んでいきたいですね。

その選択が子どもの質の高い教育に繋がると言えるではないでしょうか。
【SDGs 4.質の高い教育をみんなに】の内容と実践例

さらに様々な考え方を持つという意味でも「ギフテッド」に関する記事もご覧ください。
ギフテッドって何?ギフテッド小学生の今

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