子どものネットリテラシーを高める方法4選!親も知るべきネット常識

子どもでも日常的にスマホやネットを使いこなし、習い事などもオンライン。そんなネット時代を生きる子どもたちには、「ネットリテラシー」が重要です!
しかし、ネットを使いこなすお父さん・お母さんたちでも「ネットリテラシーって何?」「なんとなくわかるけど子どもに教えられるほどでは…」と把握しきれていないこともあるはずです。

そこで今回は、子どもが正しくインターネットを利用するために必要な、ネットリテラシーについてわかりやすく解説します。子どものネットリテラシーを高める方法も紹介するので、ぜひチェックしてみてください!

子どもに教える前にチェック!ネットリテラシーとは?

「ネットリテラシー」とは、「インターネットリテラシー」の略で、インターネットを使うために必要な知識やスキルのこと。ネットを使えばたくさんの知識が簡単に手に入って便利ですが、すべてが安心・安全な情報とは限りません。そのため、情報が正しいか間違っているかを見極めて、正しく使いこなすことが大切です。内閣府が行った青少年のインターネット利用環境実態調査では、以下のようなデータが明らかになっています。

「インターネットを利用している」と回答した青少年の割合

  • 小学生:85.6%
  • 中学生:95.1%

出典:平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)

データからわかるように、現代では多くの子どもがインターネットに触れることが日常的になっています。身近にインターネットがある今、子どもでもネットリテラシーを身につけることが必要不可欠です。

子どもも注意!ネットリテラシーが低い人の特徴

ネットリテラシーが低い人は、以下のような特徴があります。

  • 情報をすぐに信用する
  • セキュリティが甘い
  • プライバシーを安易に公開しがち
  • 他人の情報を無断で使用する

上記の特徴について、それぞれ詳しく説明していきます。

情報をすぐに信用する

ネットリテラシーが低いと、どんな情報でも「そうなんだ」とストレートに受け取り、すぐに信用してしまいます。

ネット上の情報の中には、根拠のない噂間違った情報が真実として語られていることも少なくありません。

そのため、ネット上に公開されている情報を何でもすぐに信用すると、トラブルに巻き込まれたり間違った情報で人を傷つけたりする危険性があります。

セキュリティが甘い

ネットリテラシーが低い人は、セキュリティが甘いという特徴も見られます。

この特徴が見られる人は、怪しいうたい文句のアプリや無料サイトをダウンロードしたり、差出人不明のメールに添付されているURLを開いたりといった行為を安易にしてしまいがち…。

セキュリティソフトを入れていない場合も多く、ネットトラブルに巻き込まれる危険性と常に隣り合わせなのです。

プライバシーを安易に公開しがち

ネットリテラシーが低い人は、ブログやSNSで名前・住所などの個人情報を暴かれたり、行動範囲を特定されたりするような情報を安易に公開しがちです。

プライバシーを何も考えずに公開してしまうと、空き巣ストーカー被害炎上に繋がる可能性が高まります。

他人の情報を無断で使用する

「他人の情報を無断で使用してはいけない」ということを、ネットリテラシーが低い人は理解していないことが多いです。

他人が映っている写真を無断で拡散したり、他のサイトやブログの情報・写真を勝手に転載したりすると、著作権を侵害してしまい法的責任を問われる可能性があります。

ネットリテラシーが低いことで子どもに及ぶリスク

ネットリテラシーが低いと、どんなリスクがあるのでしょうか。ここでは、ネットリテラシーが低いことで子どもに伴うリスクをチェックしていきましょう。

SNS上のトラブルに遭う

ネットリテラシーが低いと、SNS上でトラブルに遭う可能性があります。

匿名で使えるSNSはさまざまな人が活用し、中には攻撃的な人も存在します。

正しく活用する能力がなければ、個人情報を特定されたり、炎上トラブルに巻き込まれたりすることもあるかもしれません。

知らないうちに加害者になってしまう

知らないうちに加害者になってしまうことも、ネットリテラシーが低いとあり得ます。

ネットの情報を利用する際は、ルールを守って行う必要があります。

無断で文章や画像を引用したり、他人が映っている写真をアップしたりすることは、著作権や肖像権の侵害にあたり、ルールを知らないからといって許されることではありません。

知らないうちに加害者になってしまわないためには、ネットリテラシーを身につけることが必要です。

ウイルスに感染する可能性がある

ネットリテラシーが低いと、ウイルスに感染する可能性があります。

スマホが子どもの身近にあると、開発元が怪しいアプリや不審なURLが添付されたメールに遭遇することもあるでしょう。

そのとき、ネットリテラシーが低いと、危険性があるアプリやメールを安易に開いてしまうため、ウイルスに感染する可能性は高まります。

ネット詐欺にひっかかってしまう

ネット詐欺にひっかかってしまうことも、ネットリテラシーが低いと起こります。

「まさか子どもが詐欺に逢うなんて…」と思いますが、ネットリテラシーが低い人はネット詐欺の格好の的。

「うちの子は大丈夫」「騙されるわけない」と思っているケースほど危険性は高いです。

子どもに教えたい!基本のネットリテラシー

「まだまだ子どもだし…」と思っていても、わが子をネットトラブルから守るには、ネットリテラシーはきちんと教えておきましょう!

ここでは基本のネットリテラシーを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

個人情報を安易にSNSやネット上に公開しない

個人情報を安易にSNSやネット上に公開しないことは大切です。

自分の名前や住所、電話番号をネット上で公開していなくても、何気ないコメントや写真から個人情報が特定されることがあるのです。

たとえば、「家の近くのカフェで」とコメントしてカフェの写真を投稿すると、そこから住所や生活エリアの特定に繋がることがあります。

ネット上にアップした情報から、個人情報が特定される恐れがあるということを知った上で、「この写真はアップしても大丈夫かな」と考えることが大切です。

また、公開範囲を親しい人たちだけにしたり、顔がわからないように画像を加工したりなど対策を取るのもおすすめです。

信用性が低い情報をSNSやネットに書き込まない

信用性が低い情報をSNSやネットに書き込んでしまうと、誰かを傷つけてしまったり炎上に繋がったりと、知らないうちに加害者になる恐れがあります。

根拠がないのに正しいと言い切っている情報は、意外と身近にネット上に飛び交っています。

少しでも「これって本当かな?」と疑わしい点がある情報は、SNSやネットで拡散しないようにしましょう。

画像を無断転用しない

インターネットで公開されている画像の中には、「無断転用禁止」と書かれていなくても、著作権を設定しているものが多いです。

知らなかったとしても画像を無断で使用してしまえば、トラブルに発展する可能性があります。

他サイトの画像を使用したい場合は、使用できるかを確認し、「引用元を明記する」「使用許可を申請する」などルールを守ることが必要です。

「匿名=バレない・安全」ではない

ネット上でコメントしたり投稿したりすることは、匿名でも簡単にできますよね。

しかし、匿名といっても誰が書き込んでいるかバレないというわけではありません。

たとえば、誹謗中傷を書き込まれた場合は「プロパイダ責任制限法」にもとづき、誹謗中傷を書き込んだ人物は誰なのか、情報提示を求めることができます。

つまり、バッシングや暴言を書き込んでいると匿名でも責任を追及され、最悪の場合訴えられる可能性もあるということです。

匿名でも自分の発言や投稿内容に責任を持つことが大切だと、子どもにも教えてあげてください。

子どものネットリテラシーを高める方法4選

子どもがインターネットを活用する機会があるなら、ネットリテラシー教育は必須です!

これから子どものネットリテラシーを高める方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ネットの危険性をわかりやすく伝える

ネットの危険性をわかりやすく伝えることは、子どものネットリテラシーを高めるための第一歩。

次のように、ネットには危険が潜んでいることを、お父さん・お母さんたちが子どもにきちんと教えてあげましょう。

  • 「無料でも怪しいサイトはお金がかかることもあるんだよ」
  • 「でたらめなメッセージから怪しいサイトに誘われたっていうネット詐欺があったから、心当たりがないメールには注意しようね」

危険があると認識し、注意しながらネットを利用することで、自然と子どものネットリテラシーは高まっていきます。

インターネットを使うときのルールを決める

インターネットを使うときのルールを決めることも、子どものネットリテラシーを高める方法として有効です。

たとえば、次のようなルールを決めて使うようにしてみてはいかがでしょう。

  • 個人情報の入力が必要なときは必ず親に相談する
  • 無料のアプリやソフトでも勝手にダウンロードしない

ルールを守りながらインターネットに触れて、子どもがネットを正しく使えるように促してあげてください。

ネット以外の情報にも目を向けるように促す

ネット以外の情報にも目を向けるように促すことも、子どものネットリテラシーを高めるために必要です。

視野を広げることで、「この情報は違うかも」と気づける力がアップします。

子どもが1つの情報源にとらわれず、テレビや本、新聞など、複数の情報を参考にするように親が促してあげましょう。

情報リサーチの経験を増やして見極める力をつける

情報リサーチの経験を増やし、情報の善し悪しを見極める力をつける方法でも、子どものネットリテラシーを高めることが可能です。

子どもがリサーチの経験を積み、さまざまな情報に触れる度に、信用できる情報と信用できない情報の特徴や違いが見えるようになります。

次第に、ネットで情報を見ていても「このサイトは公式だから信憑性が高い」「これは誰が書いたかわからないからすぐに信用しないようにしよう」というように気づくことができますよ。

まとめ

インターネットが身近にある今だからこそ、子どもにもネットリテラシーは必要です。

「子どもだから…」と油断していると、知らないうちに子どもが危険にさらされるかもしれません。

子どもが情報の良し悪しを見極め、ネットを正しく使いこなせるように、お父さん・お母さんたちが積極的にネットリテラシーについて教えてあげてくださいね。