Cute Asian children lying in bed and using laptop on white bed

子供向けのプログラミングツールは?おすすめのアプリや教室について

 

パソコンならWeb検索くらいしたことあるけど、プログラミングなんて全く知らない。

子どもにも親にもわかりやすい、子供向けプログラミングアプリや教室が知りたい。

そんな保護者の方も多いのではないでしょうか。私もそうです。

 

2020年から、小学校でもプログラミングが必修になります。

今回は、簡単に操作できる子供向けプログラミング言語や、必修化を受けて近年急増している子供向けプログラミング教室のご紹介をします。

 

プログラミングは完全素人ですが、小学校6年生と幼稚園年長の母親の私が母親の目線で解説します。ぜひ最後までご一読ください。

2020年の必修化を前に子供向けプログラミングが充実してます

 

現在小学生のお子さんを持つ保護者で、「2020年から小学校でもプログラミング教育が必修化される」ことをきちんと理解されている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。

 

実は、「内容まで知っている」と答えた保護者は2019年10月現在でも約2割という調査結果があります。

 

”小学校での「プログラミング教育必修化」について、知っているか尋ねたところ、「必修化することを知っている(80.4%)* 」と回答した保護者は8割を超え、前回の調査の61.1%から7ヶ月で約20ポイントも上昇したことになります。反対に、2割弱が「知らなかった(19.7%)」と答えました。

しかし、「必修化することは知っていたが、内容は知らない(57.2%)」が6割近くに上り、認知が急速に広まる一方で、「内容まで知っている(23.2%)」保護者はまだ多くはないことがわかりました。"

引用元:ココテコ byGMO

 

実は私も、プログラミング教育とは何をするのか、全く知らない保護者の1人でした。

なぜ「プログラミング教育」なのか、少し掘り下げていきます。

 

プログラミング教育の目的は言語の習得ではなく「思考力の育成」

子供向けプログラミング教育を必修化する目的は、さしあたり「グローバル化に対応する人材の育成」があります。

 

パソコンが普及し、「電源を入れるところから教えてほしい」という初心者が減ってきている今でも、IT人材は不足しているそうです。

小中学生の6割は、現在存在しない仕事に就くと言われている今、IT人材の育成は必須なのです。

 

文部科学省では、プログラミング教育を必修化することにより、

 

  • プログラミングスキルを身につける
  • 論理的思考や創造性、問題解決能力の育成

 

を目的に挙げています。

 

つまり、コーディング(プログラムを形成する言語)を覚えることではなく、自分で考え、形にしていく、「プログラミング的思考力・行動力」を身につけることだとしています。

 

小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(文部科学省のサイトより)

具体的に小学校のプログラミング教育で行われること

では、小学校のプログラミング教育では具体的に何をするのでしょうか。

 

  • 知識、技能
  • 思考力、判断力
  • 学びに向かう力、人間性

 

小学校では、プログラミング教育と言う科目はありません。

算数、図画工作、理科、音楽など、様々な教科に組み込まれます。

まずは、身近な生活でコンピュータが活用されていることを気づかせると言う目的もあります。

 

プログラミング的思考を身に付けることで、自分で考え解決していける力がつきます。

子どもが将来どんな職業に就くにあたっても、非常に役に立つスキルになります。

 

簡単!子供向けプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」

画像引用元:Scratch

 

では、すでに教育現場で使われているプログラミング言語で、子供向けアプリとして開発された「Scratch(スクラッチ)」のご紹介をします。

 

「Scratch(スクラッチ)」は無料でプログラミングを学べるアプリ

 

「Scratch(スクラッチ)」は、まず「無料」です。

日本語に対応し、「ひらがな」表示にもできるので、漢字がわからない子にも使えます。

 

「Scratch(スクラッチ)」は、アメリカ・マサチューセッツ工科大学の開発です。

8歳から16歳向けに設計されているとのことですが、実際には小学生から大学生まで幅広い年代の、様々な場所や教科で使われています。

 

NHK・Eテレの番組「WHY!?プログラミング」でも、「Scratch(スクラッチ)」が採用されています。

画像引用元:NHK

「Scratch(スクラッチ)」の使い方

 

ではいよいよ「Scratch(スクラッチ)」の使い方について、実際に動かしながら説明します。

 

といっても、ちょっと動かしてみるくらいなら、本当になんの説明もいらないんじゃないかと思うほど簡単でした。

 

  1. 「Scratch(スクラッチ)のサイトを開く
  2. 「作ってみよう」をクリック
  3. 真ん中のエリアにブロックを配置する
  4. 動かす

 

これだけです。

 

「Scratch(スクラッチ)」はブラウザ上で動くので、アプリのダウンロードやインストールは必要ありません。

サイトにアクセスして、「作ってみよう」を押すと、このような画面になります。

画像引用元:Scratch

 

右の画面のネコを、「ニャー」と言って10歩進んで1秒休むを10回繰り返す、という動きになるよう、真ん中のエリアにブロックを置いていきます。

 

  1. 制御→「10回繰り返す」のブロック配置
  2. 音→「ニャーの音を鳴らす」ブロックを中に入れる
  3. 動き→「10歩動かす」ブロックを中に入れる
  4. 制御→「1秒待つ」ブロックを中に入れる

 

これで、「ニャー」と言って10歩進んで1秒休むを10回繰り返すプログラムができました。

ここに「動き」から、「もし端に着いたら、跳ね返る」を加えると、ネコが戻ってきます。

画像引用元:Scratch

 

これは、簡単ですし楽しいですね!

私はプログラムコードなんて全くわかりませんが、考えたとおりに動かすことができました。

また動いているネコを見ると、「次はこんなことをさせてみたい!」とアイデアが次々湧いてきます。

今までプログラミングに全然興味がなかった子にも、いいきっかけになりそうです。

 

ほかにもおすすめの子供向けプログラミングアプリ3つ

 

では、「Scratch(スクラッチ)」の他に、コードを書かずに視覚的に操作ができるプログラミングアプリをご紹介します。

すべて日本語に対応しているので、子供向けプログラミングに適したものばかりです。

 

MOONBlock(ムーンブロック)

 

https://moonblock.jp/

MOONBlockは、国産のプログラミング言語です。日本で開発されたものなので、当然日本語にも対応しています。

Scratchと同じように、ブロックを配置して動かします。

 

プログラミン

 

http://www.mext.go.jp/programin/

プログラミンは、文部科学省が開発したプログラミング言語です。

ScratchやMOONBlockが、ブロックを配置して動かすのに対し、プログラミンは予め用意されている絵を配置して動かします。

自分で描いた絵を使うこともできるようで、絵を描くのが好きな子は喜びそうですね。

 

VISCUIT(ビスケット)

 

http://www.viscuit.com/

VISCUIT(ビスケット)は、NTTの原田ハカセこと、原田康徳氏が開発したプログラミング言語です。

最近はScratchと同じように、子供向けプログラミングスクールでも採用されることが多くなっているようです。

 

VISCUIT(ビスケット)は、ブロックではなく、自分で描いた絵を動かしてプログラミングを学びます。

 

おすすめの子供向けプログラミング教室3選

 

私が最初に「小学校からプログラミングが必修科目になる」と聞いたときは、「とりあえず授業を乗り切れれば…」くらいに考えていました。

しかし、大学入試を目指す場合は、「授業を乗り切れば」というわけにもいかないようです。

 

2021年から「大学入学共通テスト」が「大学入試センター試験」にかわって新たに始まります。

これには、文系・理系問わずプログラミング、すなわち「情報」が基礎科目として追加される方針だということです。

 

大学入試にまでプログラミングが関わってくるということで、近年子供向けプログラミング教室が急激に増えています。

今回その中からおすすめの教室3つをご紹介します。

 

STAR Programming SCHOOL

https://www.star-programming-school.com/

小学校低学年から中学生が対象のプログラミング教室です。

小学校1年生からタブレットを用いたコースがあり、小さい頃からプログラミング思考を養うことができます。

教室は全国展開され、授業の見学や体験もでき、お休みしたときは振り替えることもできる、とても通いやすい印象です。

 

Tech Kids school

https://techkidsschool.jp/

小学校2年生から6年生までが対象のプログラミング教室です。

IT企業の大手であるサイバーエージェントが運営するスクールで、1回120分の授業で1つのゲームを完成させることを目的としています。

比較的本格的なプログラミングを、個別学習で学ぶことができます。

 

CoderDojo

https://coderdojo.jp/

小学生から高校3年生までを対象としたプログラミング道場です。

全国のボランティアがプログラミングを教える活動をしているため、無料で受講できます。

カリキュラムは存在せず、自由に学ぶことができます。ただし、教室によって開催時期や学べるプログラミング言語は異なります。

 

子供向けプログラミングを学ばせるには興味を持ってもらうこと

 

問題を解くためだけの教育は終わり、これからは問題を解く「過程」が大事になります。

それが、「プログラミング的思考」です。

 

今までなじみの薄い家庭が多いかもしれません。

まずは、子供向けに開発されたプログラミング言語を、子どもと一緒にやってみても良いと思います。

大抵は無料でできるので、プログラミングの入り口には最適です。

「プログラミングって面白い!」と興味を持てるようになれば、教室に通って本格的に学ぶのも良いでしょう。

 

まずは言語を覚えることより「プログラミング的思考を身につける」ことです。

子供の将来を広げるためにも、ぜひプログラミングに興味を持ってもらいましょう。

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