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研究開発職に就くには?小学生から伸ばしたい力と進路の選び方

みらいの学び
公開日:2026年4月1日 更新日:2026年4月1日
研究開発職に就くには?小学生から伸ばしたい力と進路の選び方

研究開発職は、理系の学生の間で人気のある職業です。

理科や算数が好きな子どもにとっては、興味や得意を活かせる仕事と言えるでしょう。

この記事では、研究開発の仕事内容に加え、研究開発職に就く方法や向いている人の特徴についても詳しく解説します。

ぜひ参考にして、どのような仕事なのかを知ってみてください。

もくじ

    研究開発とはどんな仕事?仕事内容・働き方・年収を解説

    では、研究開発の仕事について見ていきましょう。
    働き方や年収についても分かりやすく紹介しています。

    研究開発職の主な仕事内容

    研究開発職とは、研究を行い、新しい技術や製品、サービスを開発したり、既存のものを改良したりする仕事です。

    主な仕事内容としては、実験・解析・データ収集・分析・検証などが挙げられます。

    大企業では「研究」と「開発」で役割が分かれている場合も多く、研究に専念する部署と、製品を開発する部署に分かれることもあります。
    一方、企業の規模によっては、研究から製品の開発までを一貫して担当するケースもあります。

    研究開発が活躍する主な分野

    研究開発職は、多くのメーカーやサービスを提供する分野で活躍しています。
    たとえば、食品・医薬品・化粧品・建設などが挙げられるでしょう。

    食品分野では、新しい食品素材や加工技術の研究を行い、健康機能性を持つ食品などの開発に取り組んでいます。

    医薬品分野においては、薬に使用する物質や新薬の研究を進め、患者さんや医療現場で役立つ医薬品の開発を目指しています。

    化粧品業界では、安全性や使いやすさを追求した製品の研究開発に注力。

    建設業界では、社内の研究所などで安全性を高める技術やエネルギーに関する技術の研究開発を進めています。
    さまざまな分野で活躍できる仕事と言えるでしょう。

    研究開発職の年収の目安

    データを参考にすると、研究開発職の平均年収は約542万円とされています。
    月収に換算すると、およそ45万円です。
    2024年の日本の平均年収は約477.5万円であることから、研究開発職の収入は比較的高い水準にあると言えるでしょう。

    なお、給与の幅は361万〜1,060万円と広く、勤務先の企業や経験、求められるスキルなどによって収入は大きく変わると考えられます。

    参照元:求人ボックス国税庁公式

    研究開発者になるには?基本は理系進路から

    ここでは、研究開発者を目指すための主な進路について解説します。
    高校や大学でどのような選択をすればよいのか、あわせて主な就職先についても見ていきましょう。

    高校で理系を選び理系学部へ進学

    高校で理系クラスを選び、大学の理系学部に進学するパターンが多く見られます。

    たとえば、理学部・工学部・薬学部・農学部などが挙げられるでしょう。
    こうした学部へ進学するには、高校で数学や物理、化学などの科目をしっかり履修しておくことが大切です。

    大学院進学が一般的

    開発研究者になるためには、大学を卒業後、大学院を修了して博士号や修士号を取得するのが一般的です。
    一般企業ではなく、大学や国の機関で研究開発に携わりたい場合は、博士号の取得が求められることが多くあります。

    将来の選択肢を広げたい人は、博士号の取得までを考えておくとよいでしょう。

    研究開発の主な就職先

    研究開発者の主な就職先は、「民間企業」「大学」「公的研究機関」の3つに大きく分けられます。
    民間企業の研究部門では、新薬や自動車、家電、食品など、新しい製品やサービスの開発につながる応用研究に注力。
    研究成果を実際の商品として世の中に届ける役割を担っています。

    大学の研究室では、新しい理論や技術の基礎を探究する研究が中心です。
    たとえば、新素材の性質の解明や医療技術の基盤となる研究などが挙げられるでしょう。
    近年は企業と連携し、研究成果を実用化する取り組みも増えています。

    公的研究機関では、環境問題の解決、防災技術の向上、感染症対策など、社会全体に関わる課題に取り組み、研究成果を政策や公共技術として社会に還元します。

    このように、所属先によって研究から開発・実用化までの関わり方は大きく異なると言えるでしょう。

    研究開発者に向いている人の3つの特徴

    では、研究開発者にはどのような人が向いているのでしょうか。
    研究開発の仕事には、専門知識だけでなく、性格や考え方も大きく関わってきます。
    ここでは、向いている人の3つの特徴について紹介します。

    探究心や好奇心が強い

    強い探究心や好奇心を持っている人は、研究開発者に向いています。

    研究開発の現場では、常に「なぜこうなるのか」「どうすれば解決できるのか」と問い続け、課題の解決に粘り強く取り組む姿勢が求められます。

    好奇心や探究心があるからこそ、疑問に思ったことを深く掘り下げ、新しい知識や技術の発見につなげることができるでしょう。
    その姿勢は、高い成果にもつながります。

    論理的に考える力がある

    「~であるから、~となる」というように、論理的に考える力が高い人も研究開発者に向いています。

    研究開発では、得られたデータや事実をもとに、筋道の通った結論を導くことが求められます。
    論理的思考力が不足していると、思い込みや主観に左右された判断をしてしまう可能性もあります。
    そのため、「なぜこの結果になるのか」と冷静に考えられる人ほど、矛盾のない説得力のある研究成果を生み出すことができるでしょう。

    粘り強く取り組める

    あきらめず、粘り強く取り組める人も研究開発者としての素質があります。

    研究開発は、すぐに成果が出る仕事ではありません。
    地道な作業を積み重ねる必要があり、研究の過程では失敗を繰り返すことも多く、内容によっては年単位の時間がかかる場合もあります。
    それゆえに、途中で投げ出さず、コツコツと取り組み続ける根気強さが不可欠です。

    こうした姿勢が、新しい価値の創出や大きな成果へとつながります。

    研究開発者になるには?小学生のうちから伸ばしたい力

    ここでは、研究開発者を目指す子どもが、小学生のうちから伸ばしておきたい力について解説します。
    あわせて、それぞれの力を育てる方法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

    興味を広げる体験で好奇心を育てる

    興味を広げる体験は、子どもの好奇心を大きく育ててくれます。

    たとえば、アウトドア体験を挙げてみましょう。
    自然に直接触れると、「この花は何ていう名前だろう?」「この虫はどうしてこんな色をしているのだろう?」といった疑問が生まれます。
    そして、自分で積極的に調べることで、理解を深めようとする姿勢が育まれます。

    学ぶことの楽しさを知り、「もっといろいろなことを知りたい」という意欲も高まるでしょう。

    直接体験のメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
    ぜひチェックしてください。
    直接体験で生きる力を身につけよう!体験が大切な理由とおすすめの体験を詳しく解説!

    好奇心を育むには、工場見学もおすすめです!
    小学生にとって工場見学はいいことづくめ!参加しておきたい魅力満載の工場11選

    質問を通して考える力を伸ばす

    具体的な質問をして、子どもの考える力を伸ばすことができます。

    たとえば、「この本のどこが好きなの?」など、子どもが答えやすい問いかけをしてみましょう。
    ストーリーが好きなのか、キャラクターが好きなのか、世界観が好きなのか。
    それを考え、「なぜ好きなのか」を自分の言葉で説明する力が育まれていきます。

    質問に対する答えを自分なりに深掘りしていくことで、考える力はより一層伸びていくでしょう。


    考える力を伸ばすには、知育ゲーム・アプリを取り入れてもよいでしょう。
    以下の記事で、さまざまなゲーム・アプリを紹介しています。
    【学年別】小学生の知育クリスマスプレゼント17選!楽しく選べるおもちゃガイド
    遊びながら学ぶゲームとは?小学生向け無料アプリ&知育カードゲームおすすめ19選

    小さな成功体験を積み重ねる

    小さな成功体験を積み重ねて、粘り強さを少しずつ身につけることが可能です。

    ポイントは、子どもが達成感を得られるよう、小さな目標を設定すること。
    たとえば、「ドリルを1ページ解いてみよう」といった目標を立て、達成できたらしっかり褒めてあげましょう。
    目標を達成する経験を繰り返すことで自信が育ち、自然と粘り強さも養われていきます。

    研究開発のやりがいと難しさ

    子どもが研究開発者を目指しているなら、研究開発のやりがいと難しさについて知っておくことも大切です。
    ここでは、研究開発という仕事の魅力と大変さについて紹介します。

    自分のアイデアが形になる

    自分のアイデアが具体的な形になる点は、研究開発職のやりがいのひとつです。

    自分が関わった製品が店頭や市場に並んだり、多くの人が利用している姿を目にしたりすると、大きな達成感を味わえます。
    日々の研究の積み重ねが十分な成果につながったことを直に感じた時、強いやりがいを得られるでしょう。

    社会に貢献していると実感できる

    研究開発は、社会に貢献していると強く実感できる仕事です。

    たとえば、医薬品分野では、新薬の開発によって多くの患者さんの病気を治すことができます。
    技術分野では、インターネット技術が生活や仕事の利便性向上を実現できるでしょう。
    このように、研究開発の成果は、直接的に社会貢献につながっています。

    人々の健康改善や生活の質の向上に役立てることが、大きなやりがいと言えるでしょう。

    成果が出るまで時間がかかる

    研究開発職は、成果が出るまで時間がかかる仕事です。

    実験や検証を何度行っても思うような結果が出なかったり、地道な作業を長時間続けたり、予想外のトラブルが起きたりするなど、辛い場面も少なくありません。

    内容によっては、成果が出るまでに数年を要するプロジェクトもあります。
    そのため、なかなか結果が出ないことに大変さを感じてしまうかもしれません。

    研究開発の将来性と広がるキャリア

    研究開発職で身につけたスキルは、ほかの業界でも活かすことができます。
    ここでは、研究開発職の将来性とキャリアについて紹介します。

    AI・医療・環境など幅広い分野の需要

    研究開発職は、AIや医療、環境などさまざまな分野で必要とされている仕事です。

    AI分野では、テクノロジーの進化によって実用化が進んでおり、研究開発を担う人材への需要が高まっています。
    医療分野では新薬や新技術の開発、環境分野では地球にやさしい素材や製品の開発などが進められており、今後も研究開発職の需要はさらに高まっていくでしょう。

    将来性がある仕事だと言えます。

    研究開発経験を活かせるキャリア

    研究開発職の経験を活かせるキャリアには、さまざまなものがあります。

    たとえば、企業の課題解決を支援するコンサルタント
    課題の解決方法を試行錯誤しながら考えるため、論理的思考力や粘り強さが役立ちます。

    また、製品の品質を管理する品質管理職としても、研究開発で培ったスキルを活かすことが可能です。
    低コストで高品質な製品を製造する方法を考えたり、検査結果や不良率など大量のデータを分析したりする場面では、論理的思考力や粘り強さが求められます。

    いずれの仕事でも、自分が研究していた分野であれば、専門的な知識も活かせるでしょう。

    研究開発者になるには?おすすめの書籍と学習サービス

    ここでは、研究開発職を目指している子ども向けに、おすすめの書籍と学習サービスを紹介します。
    ぜひ親子で読んだり、取り組んだりしてみてください。

    おすすめの書籍

    『科学の実験大図鑑』

    米村でんじろう先生も推薦している1冊。
    手触りが楽しい「スライム」や、ペットボトルと風船で作る「肺の模型」など、安全かつ簡単にできる28の実験を掲載しています。
    科学の仕組みも丁寧に解説されており、実験を楽しみながら好奇心や思考力を育てることができます。

    科学の実験大図鑑

    『マンガでたのしむ!科学の実験』

    科学おもちゃ屋さんが、個性あふれる商店街の人々の悩みを科学の実験で解決していくストーリー。
    物理や化学の不思議を、実験を通してマンガで楽しく解説しています。
    科学のおもしろさや奥深さを実感できる1冊です。

    マンガでたのしむ!科学の実験

    おすすめの学習サービス

    オンライン研究スクール「NEST LAB.」

    NEST LAB.(ネスト・ラボ)は、小学生・中学生を対象としたオンライン研究スクールです。
    「生き物が好き」「科学が好き」など、子どもの「好き」を起点に、自分だけのテーマを設定して本格的な研究活動に取り組みます。
    研究活動を通して、子どもの才能を伸ばすサポートを行っています。

    小中学生のオンライン研究スクール NEST LAB.

    研究開発者になるには好奇心を大切に育てよう

    研究開発職は大変な面もありますが、社会貢献度が高く、やりがいのある仕事です。

    地道な研究を重ねて新しい製品や技術を開発することで、多くの人々の役に立つことができます。
    研究開発者になるには、高校で理系クラスを選び、理系大学・大学院へ進学して修士号や博士号を取得する進路が一般的。
    小学生のうちから、算数や理科の学習に力を入れるとよいかもしれません。

    深い好奇心や探究心、論理的思考力などが求められます。
    さまざまな体験をさせたり、具体的に質問したりすることで、子どもが持っている力を大切に育んでいきましょう。

    小学生の算数学習については、以下の記事でも詳しく解説しています。
    ぜひ確認してみてください。
    小学生の算数の学習の狙いとは?つまづくポイントと対策を学年別にご紹介!

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