ギフテッドの子どもに見られる言動 実際の例をご紹介

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ギフテッドの子どもに見られる言動 実際の例をご紹介

優れた潜在能力や独特な思考回路を持つギフテッドの子どもたち。
「ギフテッドっていつ気づくの?」「ギフテッドらしい言動ってあるの?」という疑問を持つかたもいるのではないでしょうか?
今回はギフテッドの兆候が見られる時期や特徴を、実際の例を交えながらご紹介していきます。
動画も用意していますのでこちらもご覧ください!


気づきやすいギフテッドの特徴は?

ギフテッドには神からの贈り物という意味があります。生まれつき類まれな能力を持っているギフテッドの子どもたちの特徴は、以下のようなものがあります。
・言葉が早い
幼少期から語彙が豊富で大人のような言葉を使って理論的に話をする
おしゃべりで早口な子も多い
・好奇心が旺盛
様々なことに関心を持ち、知識欲が強い。大人が驚くような質問をする
・並外れた記憶力と理解力
駅名や国旗などをあっという間に覚える、数や図形に関する問題を簡単に解いてしまう
・高い集中力
興味を持ったものや疑問に思ったことに、夢中になって取り組む。集中力は芸術や運動の分野で発揮されるケースも
・体と心、知的能力の発達がアンバランス
体や心の発達は年相応でも知能は年齢以上に発達するため、同年代の子どもと話が合わない場合がある
そのほかにも、繊細、感受性が強い、敏感な感性を持っている、IQが高いなどの特徴があります。

ギフテッドの兆候はいつから気づいた?

ギフテッドの高い能力を幼いころから発揮する子どももいれば、学校に通うようになり才能が開花するなど、様々なケースがあります。
また、保護者の方はギフテッドを意識していなかったけど、保育園や小学校の先生に指摘されたということも少なくないようです。

幼児期

「言葉が出るのが早い」「一度聞いた音楽を覚えてリズムをとる」などは、幼児期に気づきやすい兆候です。
また、幼児期の子どもの集中力は数分が限度といわれていますが、その何倍もの時間を本や図鑑を夢中になって眺めたり、パズルに取り組んだりと、高い集中力を発揮する子どももいます。
ひらがなやアルファベットを覚えたり、クリアできるパズルのピース数がどんどん増えたりするなど、周りを驚かせることもあります。しかし、幼児期の時点でギフテッドを意識する保護者は少ないようです。

保育園や幼稚園に通うようになって

保育園や幼稚園でたくさんの同じ年齢の子どもといるようになると、ほかの子どもとの違いが目立つようになります。
周りの子どもに比べて理解力や記憶力が優れている、独創的な絵を描くなど、ギフテッドの兆候を園の先生が気づくケースもあります。
さらに、ギフテッドには、同年代の子どもより大人の中にいるほうが好きという特徴もあります。園の活動や友達と遊ぶことに興味を示さず、保育士から参加するよう促され苦痛に感じることもあります。

小学校で能力や才能を発揮

小学校で本格的に勉強をするようになると、ほかの児童に比べ各段に飲み込みが早いというギフテッドの特徴が現れます。
新しい課題を短時間で理解したり、テストをあっという間に終えたりと、高い学習能力を発揮します。
また、数回見聞きしただけで覚えるような優れた記憶力や、クラスのみんなを理論的に説得しまとめられるようなリーダーシップも、ギフテッドの特徴です。
学習能力の高さは成績に反映されたり、先生から指摘されたりし、保護者がギフテッドに気づくきっかけにもなります。
ギフテッドの有名人の生い立ちに興味がある方はこちらをご覧ください。
ギフテッドの有名人から学ぶ!ギフテッドの子どもの育て方3選

【ギフテッドあるある?】実際の例をご紹介

実際にギフテッドの子どもたちはどのような言動をとるのか、知りたいという方もいるのではないでしょうか?
ここでは、ギフテッドのお子さんを持つ保護者の方のお話をいくつかご紹介します。すべてのギフテッドのお子さんに当てはまるわけでないことをご理解の上、参考にしてください。

ギフテッドあるある?:幼児期編

・読み聞かせをしていたらいつのまにか文字を覚え、2歳で自分で読むようになった
・言葉が遅く癇癪を起すので検査をしたところ、2歳の平均をはるかに超える数の言葉を理解しているとの結果。脳の発達に体の発達がついていっていないため、うまく言葉が出せなくなっていると言われた。3歳を過ぎたら言葉が溢れるように出て、難しい言葉を使って長い文章で話すようになった
・3歳で絵本の内容を覚えて空で読めるようになった。何ページにどの場面が出てくるか覚えている
・3歳で映画を観ながら登場人物の名前を、完ぺきではないが紙に書き出していた
・公園でほかの友だちはあちこち動き回っているのに、一人だけずっと砂場遊びに夢中になり動かなかった
・幼稚園の劇で自分の役以外の台詞も覚え、友だちが間違ったり忘れたりすると教える

ギフテッドあるある?:学校編

・先生の質問にあてられていないのに答える
・実験やコンピューターを使った授業に夢中になり、トイレに行きたくても行かない
・話すのに夢中になり給食を食べずにお昼の時間が終わってしまう
・授業中に先生やほかの児童の間違いを指摘する。注意されても本人は悪気はなく、間違いを正したい、教えてあげたいという気持ちから繰り返す
・授業が簡単すぎてつまらないと言う/授業に集中できない
・先生に次々と質問をして授業を中断させる
・友だちへの執着がなく、ひとりでも気にならない

ギフテッドあるある?:学習編

・本をものすごい早さで読み、ストーリーをすべて覚えている
・同じ桁同士や似通った答えが出る計算を繰り返すような、反復学習が好きではない
・同じ問題を複数の方法で解く
・単純な計算は飽きてケアレスミスをするが、難易度の高い問題は楽しそうに解く
・視覚優位型で、地図や星座など目にするものをどんどん記憶する

ギフテッドあるある?:番外編

・おしゃべりで早口
・何年も前に親が言ったことを持ち出し、言ってることが違うと指摘する
・手が汚れるのを嫌がり、転ぶときに地面に手をにつかず膝や顔を打ってしまう
・小さいころから大人にきちんと挨拶し、大人のような受け答えをする
・一度しか行ったことのない道順を覚えている
・関心を持ったことは、納得がいくまでとことん調べる
・電話番号や車のナンバープレートを覚えるのが得意

ギフテッドを理解しよう

残念ながら日本ではギフテッドへのサポート体制が十分に整っておらず、学校などで浮いてしまう子どもたちがいます。
ギフテッドの突出した能力を開花させるためには、多くの人がギフテッドを理解することも大切です。

ギフテッドと優秀な子どもの違い

ギフテッドと優秀な子どもは、同じようによい成績をとっても、そこにたどり着くまでの過程が異なります。
優秀な子どもは一生懸命努力し良い成績をおさめますが、ギフテッドの子どもは少し習っただけで学習を理解し、次々と難しい課題をクリアしていきます。中には、小学生で高校レベルの問題を解いてしまう子も。
ギフテッド先進国では、子どもをギフテッドクラスにいれるために早期教育を熱心に行なう保護者もいますが、このような才能や能力は努力して身につくものではありません。

ギフテッドは個人差が大きい

ギフテッドは主に、特定の学問や知性、創造性、リーダーシップ、芸術性、運動能力のいずれかで、突出した才能を持つとされています。
どの分野で才能を発揮するか、どのような学問で高い学習能力を持っているかは、それぞれ違います。
算数は桁違いの理解力があっても文章を読むのは苦手、漢字を覚えるのは得意だが作文が書けないなど、得意な分野が偏る場合があります。
また、興味のないことには放棄してしまう子、なんでも完璧にこなしたがる子など、大きな個人差があります。
そのため、ギフテッドの子どもが才能を発揮するためには、個性を尊重し、それぞれに合った学習環境が必要になります。
ギフテッド教育を詳しく説明している記事はこちら。
ギフテッド教育とは?アメリカの実例を元にわかりやすく解説

まとめ

いかがでしたか?ギフテッドの兆候は幼いうちから現れることもあれば、思春期あたりでいきなり開花されることもあり、とても興味深いですよね。
「ギフテッドあるある?」では、驚いたりなるほどと思ったりする例もあったのではないでしょうか?
ギフテッドに興味を持つきっかけになると嬉しく思います。

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