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ゲームクリエイターってどんな仕事?向いている人や小学生の今からできることも紹介!

みらいの学び
公開日:2024年12月12日 更新日:2024年12月12日
ゲームクリエイターってどんな仕事?向いている人や小学生の今からできることも紹介!

「いつか、こんなゲームを作ってみたい!」と夢見ている子どもは増えているのではないでしょうか。

携帯ゲーム機やスマホなどによって、ゲームは以前よりも気軽に楽しめるツールとなりました。グラフィックも80年代、90年代とは比べ物にならないほどリアルで美しく、魅了されますね。

ゲームクリエイターになりたいという子どもがいるのも頷けます。

ここでは、ゲームクリエイターという仕事にスポットをあて、仕事内容やなり方などについてまとめました。

子どもがゲームクリエイターを目指していたら、ぜひ参考にしてください。

もくじ

    ゲームクリエイターってどんな仕事?

    ゲームクリエイターとは、ゲームソフトやゲームアプリの企画、制作、開発、デザインなど、ゲーム作りに携わっている人の総称です。
    ゲームクリエイターと一言で言ってもさまざまな職種があるので、おもにどのような仕事があるのかを見ていきましょう。

    ゲームプロデューサー

    ゲームプロデューサーは、ゲーム制作の総責任者にあたります。プロジェクト全体を監視し、予算やスケジュール、チーム編成などを調整・決定する立場です。販売促進やプロモーションなども行いつつ、プロジェクトを進めていきます。

    ゲームディレクター

    ゲームディレクターは、ゲーム制作の現場を仕切るリーダーにあたります。
    ゲーム製作の企画段階から携わり、デザイナーやプログラマーへの指示出しやスケジュールの管理などを実施。企画から完成、完成後の運用など、ゲームのクオリティについての責任を負うポジションでもあります。
     
    ゲームディレクターとゲームプロデューサーの大きな違いは仕事内容です。
    ゲームディレクターは制作の現場でスタッフをまとめる立場にあるため、現場での仕事がメインです。一方、ゲームプロデューサーは、制作工程を統括管理するポジションで、開発費の調達やプロモーションなど、外枠からゲームの開発を支えます。 

    ゲームプランナー

    ゲームプランナーとは、ゲーム企画が中心の仕事です。
    ゲームマーケットの状況を調査・分析し、ゲーム企画書を作成します。「どのような層に、どんな理由で、どのようなゲームを作るのか」を盛り込み、社内でプレゼン。企画が通れば、ゲーム全体のジャンルや仕組み、キャラクター、イベントなど、細部まで設定した仕様書を作成していきます。

    ゲームデザイナー

    ゲームデザイナーはその名のとおり、キャラクターや服装、アイテム、背景などをデザインする仕事です。近年は恋愛シミュレーションゲームなども流行しているため、ゲームにおけるキャラクターのビジュアルは非常に重要な要素だと言えます。

    ゲームプログラマー

    ゲームが仕様書のとおりに動くよう、プログラミングを行う仕事です。
    具体的には、キャラクターのアクションや音響、グラフィックなど、ゲームのシーンが思いどおりに動くよう、プログラミング言語を使って実装していきます。

    シナリオライター

    ゲームのシナリオを作っていく仕事です。
    ゲームのストーリー構成や展開はもちろん、キャラクターのセリフやシーン設定、ゲームの舞台設定など、さまざまな内容を書き起こしていきます。。そのほか、キャラクターの性格や人物像、サブストーリー、イベントなど細かな設定まで作り上げ、メインストーリーをより魅力的なものにしていきます。

    サウンドクリエイター

    ゲームになくてはならない要素は、やはり音楽。ゲームを盛り上げる音を作成していく仕事です。
    ゲームのイメージにふさわしいテーマ曲や、各シーンのBGM、キャラクターの動きに付随した効果音やアイコンのクリック音など、幅広いゲームサウンドを担当します。

    ゲームクリエイターについては、以下の記事も参考になりますよ!
    「好きな事から仕事を知ろう!」ゲームに関われる仕事って何がある?

    日本でゲームクリエイターの仕事をしている人数は?

    job tagが発表したデータによると、国内でゲームクリエイターの仕事をしている人は309,100人です。
    家庭用ゲーム機に加え、スマホアプリなどの携帯ゲームが人気を高めていることから、ゲームクリエイターの数は今後ますます増えていくことが予想されます。
    参照元:jobtag公式

    ゲームクリエイターの人気度

    日本FP協会が実施した2023年小学生「将来なりたい職業」集計結果によると、男子児童のランキング8位に「ゲーム制作関連」の職業がランクインしています。

    引用元:日本FP協会公式


    幼い頃からゲームを気軽に楽しめる環境であることや、ゲーム好きという子どもも多いことから、上位にランクインしたと考えられます。

    ゲームクリエイターになるには?

    ゲームクリエイターになるために必須の資格はありません。しかし、専門的なスキルや知識を必要とするため、専門学校などで学ぶ人が多いようです。
    詳しく解説していきましょう。

    スクールや専門学校へ入学し技術や知識を学ぶ

    ゲームクリエイターになるには、学歴はあまり重視されません。
    しかし、就職先で即戦力として働けるようになるには、プログラマーやデザイナーなど、それぞれの職種での基礎知識を身につけていることが条件です。
    ゲームクリエイターに必要な知識を学ぶため、ゲーム制作を学べる大学や専門学校に通う人は多くいるようです。
    スクールや専門学校を利用することは、さまざまなメリットがあります。
    スキルを効率良く身につけられるだけでなく、独学では解決するのが難しい課題をクリアできたり、同じ道を目指す人が周りにいる環境であるため、モチベーションを維持しやすかったりという利点を享受できます。
    大学や専門学校で学び、そのままゲーム制作会社に就職する方法が一般的だと言えるでしょう。

    独学で知識や技術を学びコンテストに応募する

    大学や専門学校に通うことなく、独学でゲーム制作について学び、ゲームクリエイターになる方法もあります。
    自分で作成した企画やアプリ、ゲームなどを、ゲーム会社に直接持ち込みます。
    高い評価を得ることができれば、そのまま社員として入社し、ゲームクリエイターとして活躍できるかもしれません。
    また、ゲーム会社が後援となっているコンテストなどに応募し、高い評価を得てゲームクリエイターになる方法もありますが、これは非常にまれなケース。
    やはり独学では、専門性の高いスキルを身につけることは難しいと思ってよいでしょう。

    こんなあなたはゲームクリエイターに向いているかも!


    ここでは、ゲームクリエイターに向いている人の特徴をまとめました。
    もし子どもに当てはまっていたら、ゲームクリエイターになれる可能性を秘めているかもしれませんよ。

    ゲームが好きな人

    ゲームクリエイターとして働くのであれば、ゲームが好きであることは大前提です。
    ゲームクリエイターの仕事は、サラリーマンのように勤務時間が決まっているわけではなく、比較的自由です。そのため、フレックス制で仕事をしたり、ゲームの発売日が近くなると休日に出勤して仕事をしたりしなければいけません。
    生活が不規則になってしまう可能性もありますが、多少の困難も乗り切っていけるようなゲームに対する強い思いや愛が必須だと言えます。
    ゲームが好きという気持ちがあれば、ゲーム作りも楽しんで行えるのではないでしょうか。

    コミュニケーション力が高く、人と会話するのが好きな人

    コミュニケーション力も、ゲームクリエイターには必要なスキルです。
    前述したとおり、ゲーム制作は、プランナーやデザイナー、プログラマーなどさまざまな職種で連携しながら進めていく仕事であるため、人と話すのが好きな人はゲームクリエイターに向いています。
    コミュニケーション力があれば、自分の考えやアイデアを相手に明確に伝えられます。また、職種によってはゲームのプレゼンを行う必要があるので、人前で話す機会も多いでしょう。
    人と触れ合う機会が多々ある仕事であることから、コミュニケーション力が高い人は、それだけゲームクリエイターとしても働きやすいと言えます。

    好奇心旺盛でアイデアを多く生み出せる人

    何にでも興味を持ち、その対象からヒントを得てアイデアをたくさん生み出せる人も、ゲームクリエイターに向いています。
    ゲームは、プレイヤーを飽きさせないことが大切。そのためには、斬新なアイデアを出さなければいけません。
    日常のさまざまなことに興味を持てる人は、発想力や創造力が豊かです。他人と違う角度で考えられたり、思いもよらないことがひらめいたりする人は、まだ世に出ていない新しいゲームを思いつく可能性が高いと言えるでしょう。

    ゲームクリエイターになるために今からできること

    ここでは、ゲームクリエイターを目指している子どもが、今からできることをまとめました。
    子どもが「ゲームクリエイターになりたい!」と言っているのであれば、ぜひ参考にしてください。

    プログラミングを学んでゲームをたくさん作ってみる

    まずは、プログラミングを学んで、ゲームをたくさん作ってみましょう。途中で投げ出すのではなく、必ず完成させることが大切です。
    簡単で単純そうなゲームに見えても、バグが起きないように作ることはかなり大変。ゲーム作りを実際に体験することで、具体的なイメージが掴めるのではないでしょうか。
    難しいゲームを作ろう!と意気込む必要はなく、今は楽しみながらプログラミングを学んでください。

    プログラミングが学べる工作キットもあります。
    【プログラミングが学べる!】子どもにおすすめの電子工作キット7選!
    みらいいでは、オンラインプログラミングスクールを運営しています。次の記事をぜひチェックしてみてください。
    プログラミングだけじゃない!体験から子どもたちの自立を促すオンラインプログラミングスクール「みらいいアカデミア」

    学校の勉強にしっかり取り組む

    国語や算数など、学校の勉強にきちんと取り組むことも、ゲームクリエイターになるために必要です。
    たとえば、算数。ゲーム制作の現場では、算数や数学の知識が役に立ちます。キャラクターをスムーズに動かすために、さまざまな計算が必要になるからです。
    また、プログラミングにはプログラミング言語を読めなければいけませんが、こちらにも英語が必要になりますね。
    ゲームクリエイターになるには、幅広い知識と教養が必要です。今から学校の勉強にしっかり取り組んで、基礎的な学力を身につけておきましょう。

    算数を学ぶことの大切さについては、以下の記事も参考にしてください。
    小学生の算数の学習の狙いとは?つまづくポイントと対策を学年別にご紹介!
     

    論理的思考力を養っておく

    論理的思考力を養っておくことも、ゲームクリエイターを目指すには大切な要素です。
    ゲーム製作に、バグはつきもの。
    バグが発生した際には、どのようにゲームを動かすのかを突きつめて考えなくてはいけません。「この箇所が間違っているから、こうすれば動く!」というように、解決までの過程をひとつずつ考えられる力が必要です。
    「気持ちを言葉で表現する習慣をつける」など、論理的思考力を今から養っておくのがおすすめです。

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