清水建設プロジェクト最終報告 〜ゲームプログラミング・秘密基地 編 2024 秋〜
2024年11月10日(日)にみらいい主催、清水建設株式会社(以下、清水建設)とみらいい共催で「プログラミング」×「秘密基地」をテーマに、オンラインイベント「ワークショップコレクション 2024〜ゲームプログラミング・秘密基地編〜」を開催しました。
このイベントは、みらいい主催、清水建設と共催で実施した、「ワクワクひみつ基地プロジェクト 2024 秋」のプレゼンテーションイベントです。
この「ワクワクひみつ基地プロジェクト 2024 秋」は、子どもたちが自然と直接触れ合い、生きる力を育む機会の提供を目的とし、千葉県富里市にある八ツ堀のしみず谷津の休耕田の近くの土地を利用して、「八ツ堀のしみず谷津らしいひみつ基地」「自然に優しい」「ワクワク」をテーマに子どもたちが自由に発想をして、自分たちだけの秘密基地を1か月間かけて作るというプロジェクトです。
この記事では、11月10日のイベントの様子と、実際の秘密基地を紹介します。
プロジェクトのダイジェストはこちらから!
イベントの概要
日時
2024年11月10日(日) 13:00~15:00
イベント内容
【第一部】ゲームプログラマー体験ワークショップ
<内容>
ゲームプログラマーになりきる新感覚のオンラインワークショップ!みらいいパークのシミュレーションゲーム「極めろ!DIYマスター」を題材に、秘密基地を作る道具などのゲームのバグやもっと楽しくするための仕掛けに関する3つのクエストのクリアを目指そう!
【第二部】ワクワク秘密基地クイズワークショップ
<内容>
キッズクリエーターが「ワクワク」と「自然」をテーマにつくった秘密基地のプレゼンとクイズワークショップ!
<対象>
小学1年生~小学6年生・保護者
詳しいイベントの概要は以下からご覧ください。
ワークショップコレクション2024 〜ゲームプログラミング・秘密基地 編〜 開催!
第一部 ゲームプログラミングワークショップ
第一部はゲームプログラマーになりきってクイズに挑戦!
シミュレーションゲーム「極めろ!DIYマスター」のバグを発見し、プログラムを直していきます。
バグはクエスト1~3の3つ。
どんなバグがあるのかを調べた後に、プログラムを直していきます。
子どもたちも、画面の前で一緒に答えを考えて参加してくれました!
参加してくれたみんなには、アンケートに答えるとオフラインイベントご招待の参加特典が!
第二部 ワクワク秘密基地クイズワークショップ
第二部では、谷津で行った秘密基地について紹介!それぞれの秘密基地について、考案者の子どもたちがクイズを出してくれます。
その前に、どんな流れで、秘密基地プロジェクトが成り立っているのかを説明していきます。
秘密基地制作の流れ
秘密基地制作2024は、数か月前にエントリーの募集から始まりました。
様々なアイデアが集まり、その数20以上!
手順書制作
子どもたちが安全に効率よく作業ができるよう、清水建設の社員の方々が考えてくださった作業手順書。
こちらの画像はほんの一部です。
子どもたちのアイデアを実現するため、プロの視点から、話し合いを重ね、作業書と手順書を作ってくださり、準備してくださいました。
材料の確保
必要な材料を前もって確保するために、清水建設の社員の方々が前もって竹をご準備くださいました。
子どもたちのワクワクする秘密基地を作るために、ご協力くださった、頼もしい大人の方々です。
そして、実際に縛ったり、組み立てる時には、富里市の有志の方々にもご協力いただきました!
この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました!
秘密基地を3名が紹介!
ここから、秘密基地クイズワークショップ本編が始まります!
秘密基地の紹介をしてくれたのは、次の3名です。
おとかさん「ぐるぐる秘密基地」
一人目はおとかさん。「ぐるぐる秘密基地」を作ってくれました!
木琴やカスタネット、滑り台、ブランコが設置され、ぐるぐる回って遊べる秘密基地です。
小学4年生 えいとくん「虫と仲良くなれる秘密基地」
二人目はえいとくん。「虫と仲良くなれる秘密基地」です。
社会福祉法人まんまるとのコラボということもあり、はるとくんとゆいさんのアイデアを取り入れて、秘密基地の構想を練ってくれました。
竹のらんたんやブランコ、ローラー滑り台など、工夫がいっぱいです。
小学4年生 そらくん「たくさん虫を見れる秘密基地」
三人目はそらくん。「たくさん虫を見れる秘密基地」です。
虫たちと触れ合える工夫がされています。
秘密基地の紹介スタート!
ぐるぐる秘密基地
竹製の楽器や滑り台、ブランコなど、おとかさんの好き!が詰まった秘密基地。
竹でできた木琴
筒の長さを変えて音程を作っています。
こちらは滑り台
秘密基地を作るにに使われる竹には節があり、中は空洞になっています。
制作過程でおとかさんがびっくりしたこと。
それはカエル!
竹筒の中に潜んでいたり、どこからかとんできたりと秘密基地の小さなお客様だったようです。
虫と仲良くなれる秘密基地
えいとくんが工夫したところは、虫が止まれるように竹をギザギザの棒を作ったところ。
秘密基地のイベントに応募した理由は、自由に基地を作ってみたかったからだそうです。
ローラー滑り台が見てほしいポイント。竹がくるくる回りながら滑れるようになっています。
竹で作られたランタン
シーソー
穴を作って埋めたりハンマーではめ込んだりと、土台を作るのが大変だったとか。
えいとくん「頑張って作ったので、ぜひ見に来てください!」
たくさん虫を見れる秘密基地
上から覗いて虫を見れる!
秘密基地の下に、虫を見れる通路があるので、そこからも虫を見てほしいというのがポイント。
難しかったのは、秘密基地に立てる旗の内容を考えたところだそうです。
「たくさん虫を見れる秘密基地」は、家で飼っているカナヘビの他にももっと他の虫とも触れ合いたかったからという思いからできました。
そらくん「たくさん虫と触れ合えるので、ぜひ来てください!」
イベント参加者の声
イベント参加者の方からも、多くの感想をいただきました!
「三日であんなに作れるのはすごい!」
「子どもが『ゲームプログラマーになれた気がする。楽しかった』とのことです」
「こどもが楽しそうに笑いながら参加していました。ありがとうございました」
「竹の秘密基地がすばらしかった」
「人の力でこんなに色んなものが作れるのだなぁと感じた」
「秘密基地を作ってみたいと思った」
「竹がいろいろなものに使えることがわかった」
「自然は面白いと思った」
イベントを終え、そしてこれから
今回秘密基地を作成してくれた子どもたち3名は、現地の様子を聞いたり現地を実際に見て、それぞれが自然環境や人と自然の関わり方について考え、「富里市の八ツ堀のしみず谷津らしいひみつ基地」を実現させてくれました。
秘密基地を作る途中で、いろいろな生き物に出会ったり、どうやれば安定した作りになるのかを学んだりと、たくさんの発見をしながら、いきいきと、一生懸命に秘密基地づくりをしてくれました!
子どもたちはとても輝いており、最後までやり遂げてくれたことに大きな拍手!
イベントを通して、参加いただいた方にも自然環境について考えていただける機会を提供できたのではないでしょうか。