小学生がSDGs目標6達成のためにプログラミングでシャベルを作った!?
小学校でのプログラミング教育の必修化により、『どうしたら問題が解決できるのかを論理的に考える力』であるプログラミング的思考への注目が高まっています。
しかし、プログラミング的思考に触れた子どもは、その思考をどのように生かしているのかご存知の方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、みらいいのプログラミングスクールに通うがいせんくんが作った、SDGs6「安全な水とトイレを世界中に」達成のために作った、プログラミングロボットのmbot(エムボット)が搭載された「デジタルシャベル」を紹介します!
小学校でのプログラミング教育の必修化により、『どうしたら問題が解決できるのかを論理的に考える力』であるプログラミング的思考への注目が高まっています。 しかし、プログラミング的思考に触れた子どもは、その思考をどのように生かしているのかご存知の方は少ないのではないでしょうか。
そこでみらいいでは
「これはすごいな」
「あれっ、こんなこともできるんだ」
「私もやってみたいな」
そんな気持ちを持つ子どもたちが増えていくきっかけづくりのために、子どもたちがプログラミング思考により開発したものや自分の興味に沿って発想したものを紹介していきます。
今回はみらいいのプログラミングスクールに通うがいせんくんが作った、SDGs6「安全な水とトイレを世界中に」達成のために作った、プログラミングロボットのmbot(エムボット)が搭載された「デジタルシャベル」を紹介します!
みらいい編集部のHiroが、がいせんくんに作品の制作過程など詳しく聞きました!
開発者の紹介
名前:がいせんくん
学年:小学6年生
好きなもの:プログラミング、ゲーム(マイクラ)、Unity(ユニティ)※1
最近の出来事:Unityをやるために、メモリ16GBパソコンを買った
1※Unityとは、ユニティ・テクノロジーズが開発しているをゲームを開発するためによく使用する機能を1つのツールにまとめたもの
がいせんくんへのインタビュー
Hiroーどうして"デジタルシャベル"を作ったの?
がいせんくんーテレビでSDGsを観て興味を持ち、得意なプログラミングで何かできないかなと思ったのがきっかけです!
Hiroー"何かできないかな"と思えるのが、とても良いよね!そこからどうしたの?
がいせんくんー17の目標を全て確認して、目標6の"安全な水とトイレを世界中に"なら何かできそうだと思いました!そこから井戸を作るのは大変だということを聞いたことがあったので、ゲームを作ることに決めました!
Hiroーそこからどうやって作っていったの?
がいせんくんー最初にどのようなゲームにするかを決めて、プログラムを少し組みました!そこからどんなシャベルを作るか決めて、シャベルを作り始めました!
Hiroーこのmbotというロボットが搭載されている、シャベルはスムーズにできたの?
がいせんくんーシャベルを作るのがとても大変でした...!
Hiroー大変そうだよね。笑 どんなところが大変だったの?
がいせんくんー初めは2枚の段ボールを重ねてたけど、前に工作で長いものを作った時に、折れてしまった経験があって、これじゃだめだと思いました。お父さんとお母さんにも、「折れそう」と言われました。(笑)
Hiroーそんな経験があったんだ!失敗が成功につながっているね!そこからどうしたの?
みらいい編集部 Hiro
がいせんくんーそこからティッシュを見て、「これだ!」と思いました!
Hiroーというと?
がいせんくんーティッシュの箱です!ティッシュの箱のような形に段ボールを組み合わせれば、折れない強いシャベルが作れると思いました!
Hiroーほー!身近なものをヒントにしたんだね!
がいせんくんーだけど、形を作って完成だ!となったら、先端が折れてしまって....!
Hiroーえ!どうしたの?
がいせんくんーちょうど使い切ったラップの芯を先端に入れたら、強度がかなり上がって折れなくなりました!
Hiroーとてもエコなゲームだね!他に特に工夫したところはある?
がいせんくんープログラミングで、シャベルを"下げて上げる"という動作をしたら反応するようにしました!
Hiroーこのmbotがこのシャベルになっちゃうんだよね。笑 発想が凄すぎるよ....!
終始驚いてばかりのHiro
Hiroーこの作品を見た人にはどんなことを感じて欲しい?
がいせんくんーまずは井戸作りの大変さを知って、そこから井戸作りの職人さんを支援したり、SDGsに興味を持ってくれる人が増えてほしいです!
Hiroーそうだね!増えてほしいね!何よりも、がいせんくんがSDGsに興味を持って、ゲームを作った姿が、いろんな人に良い影響を与えてるよ!
Hiroー今後やりたいことはある?
がいせんくんーパソコンが届いたので、Unityでゲーム開発をします!
HiroーUnityで作ったゲームができたら、また見せてね!
Hiroー最後にプログラミングの好きなところを教えて!
がいせんくんー思いついたことを、自由に作れることです!
Hiroーありがとう!また次も楽しみにしてるよ!
保護者へのインタビュー
Hiroーがいせんくんが作った"デジタルシャベル"を見ていかがですか?
お母さんー凄い発想!なんでシャベルなの?と思いました。(笑)
Hiroー本当にすごい発想ですよね...!(笑)
お母さんーあとは、本当に作れたんだなと驚きました。
Hiroーこの発想や最後まで作り上げる力が本当に凄いなと思うのですが、保護者として心がけていることはありますか?
お母さんーなるべく好きなことを尊重するためのサポートをしています。例えばプログラミングに関する学習本や専用のPCなどはなるべく買うようにしています。
Hiroーなるほど!がいせんくん本人も新しいPCを買ったよと言っていました!
Hiroー普段のがいせんくんはどのような子なんですか?
お母さんー興味あることにとても熱心に取り組みます。その中でも、プログラミングは最も好きなことのようです。
Hiroーそんな好きなプログラミングをやって、何か変化などありましたか?
お母さんープログラミングを学んで、好きな分野を見つけたなと感じました!
Hiroーこの姿が物語っていますね!ありがとうございました!
作品の紹介
作品はがいせんくんが出演してくれた、下記の動画で詳しく見れます!
ぜひご覧ください!
みらいいでは今後も子どもが作った作品を紹介していきます! その他の作品は下の「関連記事」から確認できるので、ぜひご覧ください!