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子どものお小遣いの使い道は何?小学生から始めるお金の管理方法と渡し方

親の学び
公開日:2021年9月2日 更新日:2026年8月14日
子どものお小遣いの使い道は何?小学生から始めるお金の管理方法と渡し方

「お小遣いを何に使っているのか」「どのようにお金の使い方を教えればよいのか」と考える保護者も多いでしょう。

限られた金額の中で「何に使うか」「今買うべきか」を考える経験は、子どもがお金と上手に付き合う力を育てるきっかけになります。

この記事では、小学生のお小遣いの使い道や学年による変化、お小遣いの渡し方、親子で身につけたいお金の管理方法について解説します。

もくじ

    小学生のお小遣いの使い道|みんな何に使っている?

    お小遣いで大切なのは、親が使い道をすべて決めるのではなく、子ども自身が考えてお金を使う経験をすることです。
    お小遣いを使いすぎてしまったり、買ったものをすぐに使わなくなったりといった失敗をしても次はどう使えばよいかを考えると、お金の管理を学ぶ機会になります。

    ここでは、株式会社バンダイが2019年に行ったアンケートを参考に、小学生によくあるお小遣いの使い道を紹介します。

    お菓子やジュースなど毎日の楽しみに使う

    小学生のお小遣いの使い道として多いのが、お菓子やジュースなどの購入です。
    自分のお金で好きなお菓子を買うことは、子どもにとって楽しみのひとつです。
    お菓子なら保護者が買ってあげればいいのではと考えるかもしれませんが、自分のお小遣いで買う経験そのものに意味があります。

    たとえば、100円のお菓子を買った時も、残りのお金で何ができるか、今買う必要があるかを考えるきっかけになります。
    欲しいものをすぐ手に入れるのではなく、自分の持っているお金とのバランスを考える力は、将来のお金の管理にもつながります

    ゲームやおもちゃなど欲しいものを買う

    ゲームやおもちゃなど、自分が欲しいものを買うためにお小遣いを使う子どもも多くいます。
    小学生になると、友達が持っているものや好きなキャラクターの商品が欲しくなる場面も増えます。

    しかし、高価なものは、すぐには買えない時もあります。
    その際は「あと何か月貯めれば買えるか」「本当に今必要なのか」を考えることで、計画的にお金を使う力が身につきます。

    また、欲しいものを自分のお金で購入すると、物を大切に扱う意識も育てられます。
    親がすぐに買い与えるのではなく、子ども自身が目標を決めてお金を貯める経験も、お小遣いの大切な役割です

    本や文房具など学びや趣味に使う

    興味のある分野の本や好きなデザインの文房具を自分のお金で選ぶ経験は、子どもの好奇心を広げるきっかけになります。
    学校で使う文房具については家庭で用意する場合も多いですが「もっと使いやすいものが欲しい」「好きなデザインのものを選びたい」という時に、自分のお金で購入する経験も大切です。

    お金には「楽しむために使う」だけでなく「自分の成長につながるものに使う」という側面もあります。
    子どもが何に価値を感じているのかを知るために、お小遣いの使い道について親子で話す時間を作ってみるのも良いですね。

    欲しいもののために貯金する

    お小遣いの使い道として、貯金も大切な選択肢のひとつです。
    「今すぐ使う」のではなく「将来欲しいもののために残しておく」という経験は、計画性を育てます

    少し高いゲームが欲しい、誕生日以外にも自分で買いたいものがある、といった目標を立てた場合、毎月のお小遣いを少しずつ貯めると、目標を達成できます。
    貯金を経験すると、子どもは計画すれば大きなものも買えるということを学べます。

    また、貯める期間や目標金額を自分で考える習慣が身につくと、将来必要になるお金の管理能力向上にもつながります。

    小学生のお小遣いの使い道は学年によってどう変わる?

    小学生のお小遣いの使い道は、学年が上がるにつれて変化していきます。
    低学年では目の前の楽しみのために使う場面が多く、高学年になると友達との関わりや将来欲しいものを考えながら使う場面が増えてきます。
    子どもの性格や家庭環境による違いはありますが、年齢に合わせてお金の使い方を学ぶことが大切です。

    低学年はお菓子や小さなおもちゃが中心

    小学校低学年では、お金の長期的な管理が難しく「欲しいものを見つけたらすぐ買う」という行動も珍しくありません。
    そんな中でも「全部使ったから、次のお小遣いまで待つ必要がある」「本当に欲しいものを買うためには我慢も必要」という経験を通して、お金には限りがあることを少しずつ理解していきます。

    保護者は失敗をすぐに注意するのではなく「買った後どう感じた?」「次はどうしたい?」と声をかけると、子ども自身が考える機会を作ってあげましょう。
    うまく答えられなくても大丈夫です。
    子どもが自分で考えるきっかけ作りを目的として声掛けを習慣にしてみてください

    中学年は友達との遊びや趣味に使うことが増える

    小学校中学年になると、友達と行動する機会が増え、遊びや趣味に関するものを購入するなど、お小遣いの使い道にも変化が見られるでしょう。

    この時期は「自分が欲しいもの」と「今買えるもの」の違いを少しずつ考えられるようになります。
    「今月は使わずに残しておこう」など先を見据えた考え方もできるように。

    一方で、友達の影響を受けて「みんなが持っているから欲しい」と考えるかもしれません。
    そのような時は「必要ないから買わない」と否定するのではなく「なぜ欲しいと思ったのか」「買った後も大切に使えそうか」を一緒に考えることが大切です。
    お金の使い方の正解はひとつではありません。
    子ども自身で理由を考えて選択する経験が、お金を使う際の判断力を育てます

    高学年は計画的な買い物や貯金を意識し始める

    小学校高学年は、自分で目標を決めてお金を管理する力が少しずつ身についてくる時期です。
    「今使うお金」と「将来のために残すお金」を分けて考えられるようにもなってきます。

    ただし、高学年になっても、お金の使い方に迷うことはあるため、お金を使う目的を一緒に考える習慣作りを意識してみましょう。
    親がすべてを管理するのではなく、なぜそれを買いたいのか、今買うのが一番よい選択なのか、などを親子で話してみるのです。
    その結果を実際の行動に活かしてみましょう。
    自分で考え行動することで、お金を管理しているという感覚が身につきやすくなります。

    小学生のお小遣いの渡し方|家庭に合った3つの方法を紹介

    小学生へのお小遣いの渡し方は、家庭によってさまざまです。
    正しい方法があるわけではなく、大切なのは、お小遣いを通して子どもがお金について考える機会を作ることです。
    ここでは、代表的なお小遣いの渡し方を紹介します。

    毎月決まった額を渡す

    毎月決まった金額を渡す方法は、子どもがお金を管理する練習をしやすい方法です。

    たとえば、毎月500円のお小遣いを渡す場合、子どもは「すぐ使うか」「貯めるか」を考える必要があり、計画的に使う力が身につきやすくなります。
    月の途中でお金がなくなっても、追加で渡さないルールにしておけば「次のお小遣いまでどう過ごすか」を考える経験になります。

    ただし、年齢に合わない金額やルールでは、子どもにとって負担になることもあります。
    家庭の状況や子どもの成長に合わせて、金額や渡す頻度を調整するとよいでしょう。

    お手伝いの対価として渡す

    家事やお手伝いをした対価として、お小遣いを渡す方法もあります。
    食器を洗う、掃除をする、洗濯物をたたむなど、家庭の中で役割を決めて、その働きに対してお金を渡します。
    この方法では「働くことでお金を得られる」という社会の仕組みを身近な場面から学べます。

    一方で、家庭の一員として当然行うお手伝いまで、お金と結びつける必要はありません。
    「家族で協力すること」と「報酬を得る経験」を分けて考えることも大切です。
    毎日の片付けは家族の役割として行い、特別な仕事だけをお小遣いの対象にするなど、家庭に合ったルールを作るとよいでしょう。

    必要な時に相談して渡す

    友達と遊びに行く時や、学校で使うものを買いたい時など、必要な時に相談して渡す方法です。
    その都度、話し合いをするため、子どもは「欲しいから買う」のではなく「本当に必要なものなのか」を考える習慣を身につけられます。

    ただし、毎回親の判断だけで決めてしまうと、子どもが自分でお金を管理する経験が少なくなる可能性があります。
    年齢が上がったら、少しずつ子どもに任せる範囲を広げることも大切です。

    小学生にお小遣いを渡すメリット|お金の使い方を学ぶきっかけに

    お小遣いは、子どもがお金の扱い方を学ぶための身近な教材です。
    自分のお金を持ち、自分で使い道を考える経験をすると、将来必要になるお金に関する力を育てるきっかけになってくれます。
    ここでは小学生にお小遣いを渡すメリットをみていきましょう。

    計画的にお金を使う力が身につく

    お小遣いを自分で管理すると、子どもは限られたお金の中で使い方を考えるようになります。
    毎月のお小遣いが500円の場合、すぐに使ってしまえば月の後半にはお金がなくなります。

    一方で、欲しいもののために一部を残しておけば、後から必要なものを買えるかもしれません。
    このように、お小遣いは「今使うお金」と「後のために残すお金」を考えるきっかけになってくれます。

    また、欲しいものが複数ある時に「どちらを優先するか」を考えることも、お金の管理には欠かせません。
    大人になると、収入の中で生活費や貯蓄、趣味に使うお金を分けて管理する必要があります。
    小学生のうちから、自分のお金で小さな選択を繰り返すことは、将来の金銭感覚を育てる土台になります。

    失敗もお金について学ぶ大切な経験になる

    子どものお小遣いに関する失敗も、お金について学ぶ大切な機会です。
    「欲しいと思って買ったけれど、あまり使わなかった」「全部使ってしまい、本当に欲しいものが買えなかった」という経験をすることもあるでしょう。

    親としては、使い方の失敗を注意したくなる場面かもしれません。
    しかし、自分で考えて使った結果から学ぶと、お金の価値をより実感できます。
    「なぜ後悔したのか」「次はどうすればよいか」を一緒に考えると、失敗を次の行動につなげられます。
    お金の使い方は、実際に経験しながら身につけていくものです。
    小さな失敗を重ねることも、将来お金と上手に付き合う力につながります。

    家庭のルールがあると安心して学べる

    お小遣いを渡す時は、家庭内でルールを決めておくことも大切です。
    たとえば、

    • 何に使ってよいか
    • 親が用意するものと自分で買うものの範囲
    • なくなった場合に追加するかどうか


    などを事前に話し合っておくと、子どもも安心してお金を管理できます。
    ただし、ルールは親が一方的に決めるのではなく、子どもと相談しながら作ることが大切です。
    「なぜこのルールが必要なのか」を理解できると、子どもは自分からお金の使い方を考えられるようになります。

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