総勢2000名以上にアンケート!保護者が習い事を決めるポイントは?プログラミングの経験は?
みらいいでは、主に小学生のお子さまを持つ保護者の方を対象にした習い事やプログラミングに関してのアンケートの結果をとりまとめました。
保護者の方の関心も高い、習い事やプログラミングについての考え方などを、アンケート結果を通してご紹介します。
◆データ
調査対象:小学生のお子さまを持つ保護者(2022年2月〜9月実施の、オンラインイベントみらいの学びフェスティバル参加者より)
習い事や興味についてのアンケート結果を発表!
まずは習い事についてのアンケート結果です。
お子さまはいくつ習い事をしていますか?
習い事の数については、2つ習い事をしているという回答が、およそ4割と1番多い結果となりました。1つ以上習い事をしているという回答が9割以上を占めていて、多くのお子さまが何かしらの習い事をしているということがわかります。
お子さまの習い事で毎月いくら使っていますか?
習い事にかかる1か月あたりの合計金額についての回答です。10,000~19,999円という回答がおよそ4割と一番多い結果となりました。20,000円以上もおよそ3割います。複数の習い事をしているお子さまも多いことから、各ご家庭により金額に幅があることがわかりました。
習い事を決める際に重視したことは何ですか?
実際にどの習い事をするかを決める際に、重視したポイントも聞いてみました。一番多かったのが「お子さまのやる気が高いかどうか」。続いて「将来どれだけ役に立つか」、「月謝が手頃かどうか」という結果となっています。
習い事を決めるポイント「お子さまのやる気が高いか」
「お子さまのやる気が高いか」が一番多い回答を得ました。習い事は、お子さま本人のやる気がなければ、なかなか続けることは難しいでしょう。意欲を持って楽しく通い続けられるかどうかが一番高いポイントとなっているようです。
習い事を決めるポイント「将来どれだけ役に立つか」
「お子さまのやる気が高いかどうか」という結果に続き多かった回答は「将来どれだけ役に立つか」。子どもの興味のある分野の技術や技能を、習い事を通して将来に向け身につけていって欲しいと思う方が3割近くにのぼりました。お子さまに対する保護者の気持ちが表れている結果ですね。
お子さまにはどんな趣味や特技がありますか?
お子さまの趣味や特技についても聞いてみました。一番多かった回答が「ゲーム」、続いて「お絵描き」となりました。上位回答98人中59人もの方が「ゲーム」、「お絵描き」、「ゲームとお絵描き」と回答しました。他にも「レゴ」や「工作」という回答も上位にあり、ゲームや創作活動に関心の高い様子が伺えます。ゲームやお絵描きを行うことで、集中力や想像力が育まれていきます。発展させていくと、例えばプログラミングなど、より複雑な要素を持つ活動につながっていく可能性が広がるのです。
プログラミングについてのアンケート結果
次にプログラミングについてのアンケート結果です。
プログラミング教育について知りたい方はこちらから!
小学校のプログラミング教育とは?3、4年生で学ぶ内容や使用教材
お子さまのプログラミングへの興味
お子さまがプログラミング(Scratch)に興味を持っているかに関しては、なんと9割のお子さまが「興味をもっている」「とても興味をもっている」という結果になりました!
ご家庭でのお子さまのプログラミングの経験
およそ6割が、ご家庭でプログラミング(Scratch)をしたことがない、という結果に。「一人でできる」、「親子でしたことがある」など、家庭でプログラミングをしたことがある方はおよそ4割でした。
プログラミング教室の経験
プログラミング教室の経験については、「プログラミング教室へ通ったことはない」という回答が7割以上。およそ3割が「無料体験会には参加したことがある」、「現在通っている」、「過去に通ったことがある」など、プログラミング教室を経験したことがあるという結果でした。
実際にプログラミング教室に通っているお子さまの保護者の声はこちらから!
自分で考えることを楽しめている!?プログラミング教室に通っている子どもの親にインタビュー!
プログラミング教室に通わせない理由にはこんな声がある
■料金が高い
専用の機器が必要? 教材や自分専用のロボットなどで追加料金が必要? どんなことをしているのかわかりにくいプログラミング教室。どの程度の料金がかかるものなのかがわかりづらく、敬遠してしまう理由の一つかもしれません。
■なぜプログラミングが必要かわからない
「プログラミングって人気みたいだけど、何をしているのかよくわからない」、「学校の授業だけでよいのでは?」。確かにプログラミングという言葉はよく聞くようになりましたが、実際にどんな内容でどれくらい専門的なものなのか、お子さまができるかどうかなど、実態がわかりづらいというのも保護者の本音なのではないでしょうか。
■他の習い事が忙しい
すでに習い事をしている場合、新たに通う時間を作るのが難しい場合もあるでしょう。お子さまには宿題をしたり、友だちと遊んだり、家でゆっくり過ごす時間も必要です。最近は自宅でオンラインでできるプログラミング教室などもあります。お子さまのスケジュールが調整しやすく、保護者の送迎の負担もなく続けられるというメリットもありますので、検討してみるのもよいかもしれませんね。
プログラミング教室に求めること
プログラミング教室に求めることも聞いてみました。一番多かった回答は「教室の料金」。どんな習い事をするにしても一番気になる点でしょう。続いて「カリキュラム」となっており、プログラミングという専門的な知識を学ばせるという点からも、内容を重視する傾向が見られます。
アンケート結果からわかったこと
習い事を1つ以上している人は回答数の9割以上と、習い事をしている小学生が多いことがわかりました。また、「習い事を決める際に重視していること」については、「お子さまのやる気が高いか」、「将来どれだけ役に立つか」が上位に。お子さまのやる気を尊重しながら、少しでも将来の役に立つようにとの保護者の期待が反映された結果となりました。
「お子さまのプログラミング(Scratch)への興味」については、「興味を持っている」、「とても興味を持っている」が回答数の9割以上となりました。一方で「ご家庭でプログラミング(Scratch)をしたことがあるか」との質問には、「したことがない」が回答数の6割に。
「お子さまのプログラミング教室の経験」についても、回答数の7割が「プログラミング教室には通ったことがない」との結果になりました。
お子さまのプログラミングへの興味は高い一方で、実際にプログラミングをしたことがあったり、プログラミング教室を経験しているお子さまの割合は低いことがわかりました。
さらに、料金が高いのではないか、プログラミングを学ぶ必要性がわからない、他の習い事が多くて忙しいなどの理由から、プログラミング教室に通わせていないという声がありました。
また、プログラミング教室に求めることとしては、「教室の料金」という回答が一番多く、続いて「カリキュラム」となっており、教室の内容を重視する傾向が見られました。
お子さまの興味は強いプログラミングですが、習い事としては、どの程度の料金がかかるのか、習わせる必要があるのかなど不明な点が多いようです。無料でプログラミングを体験できるイベントやワークショップも開催されていますので、まずはお子さまと一緒に参加してみてはいかがでしょうか。
みらいいが開催するゲームプログラミング体験ワークショップはこちらから!
【申込受付中】みらいいが子ども向けゲームプログラミングワークショップを開催