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【子どもと取り組むSDGs】目標3 すべての人に健康と福祉を〜交通安全編〜

社会・SDGs
公開日:2022年3月22日 更新日:2022年3月22日
【子どもと取り組むSDGs】目標3 すべての人に健康と福祉を〜交通安全編〜

SDGs目標3は「すべての人に健康と福祉を」です。これは人々の健康の確保と福祉の促進をし全ての人が元気に暮らせる世の中を目指すものです。
キッズプログラマーたちがアイデアコンテストの作品で訴える目標達成に向け、私たちにできることを考えましょう。

持続可能な開発目標SDGs。目標3は「すべての人に健康と福祉を」です。これは、人々の健康の確保と福祉の促進をし、あらゆる年齢の全ての人が元気に暮らせる世の中を目指すものです。

医療や介護など福祉が充実している国や地域は世の中にまだそれほど多くなく、医療機関にかかれないことで命を落とす人々も多くいます。また、交通事情が悪い地域では、交通事故が日々多発しており、多くの人が亡くなっています。交通事故は重要な社会課題です。

キッズプログラマーたちがアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」で作品を通して訴えている目標3の交通安全の目標達成に向け、私たちにできることを考えていきましょう。

交通安全とは? 

目標3「すべての人に健康と福祉を」の中には13のターゲットがあり、その中に「世界の道路交通事故による死傷者を半減させる」という交通安全に関するターゲットが含まれています。

世界では年間135万人もの人が交通事故で亡くなっています。その原因は、道路事情が悪かったり、整備不良の自動車が多かったりすることにあるようです。また、人々が交通ルールを無視することも原因の一つとなっています。

日本はシートベルトを着用することが義務となっていたり、飲酒運転などの危険な運転が減ったりしたことで、現在では交通死亡事故が減少傾向にあります。

交通事故が多い国の交通事情を調べ、日本とはどんな違いがあるかを知り、どうしたらよいかを考える必要があります。交通事故を防ぐには、いうまでもなく、交通ルールを守ることが重要ですので、交通ルールを守ることの大切さを世の中に改めて広めることが必要です。そして私たちの力で交通事故を減らして、目標3を達成しましょう。

みらいいでは【SDGs 3】すべての人に健康と福祉をについて動画や記事で解説しています!合わせてご覧ください!


【SDGs3.すべての人に健康と福祉を】とは?現状と私たちにできること

子どもの取り組み

SDGsというと、何か大きくて個人で何かできるようなものではないと思うかもしれません。しかし、今は学校の授業でSDGsが取り上げられ、子どもたちは「ジブンゴト」としてSDGsに取り組んでいます。また、地域のイベントやテレビ番組でSDGsが取り上げられることも多くなってきました。
実際にSDGsのことを学んでみると、すぐに実行できるSDGsアクションも多いので、子どもたちもSDGsを意識した行動を考え始めています。特に交通事故による死亡やけがを半分にまで減らすという目標については、子どもから大人まで一人ひとりの心がけで目標達成が可能なものと言えます。

みらいいひらめきラボ2022について

「みらいいひらめきラボ」とは、オンラインプログラミング教室「みらいいアカデミア」が主催する小学生を対象とするアイデアコンテストです。小学生がSDGsを普及啓発するアイデアをプログラミングで表現する作品を作成します。完成した作品をプレゼンテーションにより社会に発信します。

「みらいいひらめきラボ2022」は、SDGsに取り組む自治体・企業の協力を得て2022年1月8日、9日に開催されました。
主催:みらいいアカデミア

  • 共催:千葉市
  • 協賛:三井住友海上火災保険株式会社
  • 協力:イオンリテール株式会社
  • 後援:千葉県、株式会社千葉銀行、株式会社ジェイコム千葉、千葉市教育委員会、市川市教育委員会、柏市教育委員会、浦安市教育委員会、流山市教育委員会


子どもたちがプログラミングで解決にチャレンジするSDGsテーマとして、千葉市から「食品ロスと地球温暖化」、千葉県から「交通安全」、三井住友海上火災保険株式会社から「防災・減災」が提供されました。

この記事では、「交通安全」に関する作品を紹介します。

みらいいひらめきラボ2022 開催報告はこちら 
【SDGsアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」プレゼンテーション大会】開催レポート

子どもたちの交通安全をテーマにした作品の紹介

交通安全をテーマにした子どもたちのプログラミング作品は、みんなに交通安全について知ってもらいたいという切実な願いの伝わるものが多くありました。近くで自転車事故があって怖い思いをした、同じ小学校の子が事故にあった、などの実体験がもとになっていることが多いようです。楽しみながら交通ルールを知ることのできるゲームで、クリアしたら免許がもらえたり、ご褒美で飴がもらえたり、子どもらしいアイデア満載でした。

ここでは1月8日のアイデアコンテストプレゼンテーション大会で発表された交通安全に関する3作品を紹介します。社会問題である交通安全を「ジブンゴト」として真剣に考え、多くの人に発信しようとするキッズプログラマーたちの思いを感じてください。

作品1:「交通安全クエスト」

<キッズプログラマー>
金光尊丸くん(2年生)

<このテーマを選んだ理由>
近所で自転車事故があり、怖いと思ったからです。

<作品概要>
自転車を走らせながら、敵が出す交通安全クイズに答えてクリアを目指すゲームです。クリアすると免許がもらえます。


<お楽しみポイント>
最初の名前入力が免許にも反映されるところです。
録音も使った音楽。
ゲームを楽しみながら自転車のルールを覚えられることです。

作品2:「サイクルクエスト」

<キッズプログラマー>
松原遼人くん(3年生)

<このテーマを選んだ理由>
学校の前の信号で、同じ小学校の子が事故に遭ったのを見たので事故は怖いなと思ったからです。

<作品概要>
自転車で公園から家に帰るゲームです。矢印ボタンで操作します。迷路みたいな道なので、迷子にならないように、地図をよく見て覚えてからスタートしてください。また、交通ルールを覚えると、ご褒美で飴をもらえます。途中で落ちてきたり、隠し飴もあります。飴もたくさん集めてください。


<お楽しみポイント>
本当のゲームみたいに画面が変わるとき、ゆっくり暗くして、ゆっくりボタンや人など、全てを同時に表示させるように工夫したところです。

作品3:マナーを守って約束達成!

<キッズプログラマー>
池宮芳胡ちゃん(3年生)

<このテーマを選んだ理由>
3年生からお友だちと自転車で遊べるようになって、みんなにも交通マナーを守ってほしいからです。

<作品概要>
スタートしたらルールが出てきて、次に交通ルールの問題を2題解いてゲームをします。


<作品リンク>
https://scratch.mit.edu/projects/624031411

<お楽しみポイント>
ゲーム画面で出てくる横断歩道の動きで、女の子が動いていなくても動いているように見えるところです。

おわりに

SDGsの取り組みをはじめるにあたり、まずは身近な課題に興味を持つことが大切ではないでしょうか。一人ひとりが自分の考えを社会に発信することで、大きな取り組みに発展していくでしょう。みらいいアカデミアでは、これからも未来を担う子どもたちとSDGsについて考え、社会に発信してきます。
みらいいアカデミアでは、企業や自治体との連携によりSDGsの普及啓発に取り組んでいます。ご興味・ご関心のある企業や自治体の方は以下よりお問い合わせください。

問い合わせフォームはこちらから!

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千葉市HP


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