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【SDGsアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」プレゼンテーション大会】開催レポート

イベントレポート
公開日:2022年2月8日 更新日:2022年2月8日
【SDGsアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」プレゼンテーション大会】開催レポート

【SDGsアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」プレゼンテーション大会】がみらいいと千葉市の共催で2022年1月8日、9日に開催されました!当日は「ゲームプログラマー体験ワークショップ」も。
今回はそのイベントの様子をご紹介します。

自治体や企業が取り組むSDGsテーマに対して、キッズプログラマーがアイデアを発想しプログラミングで表現する【SDGsアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」プレゼンテーション大会】が、新たな学びの実践型オンラインプラットフォーム 「みらいいアカデミア」と千葉市の共催で2022年1月8日、9日に開催されました!

当日は、SDGsをテーマにしたゲームのプログラミングに関するクイズに答えながらゲームを作る「ゲームプログラマー体験ワークショップ」や小学生のキッズプログラマーたちによるSDGsをテーマにした「プレゼンテーション大会」で300世帯を超える参加者の皆さんが楽しく、充実した時間を過ごしていました。

今回はそのイベントの概要と様子をご紹介します。

開催の背景

​​​​昨今、自治体や企業においてもSDGs活動が活発化しています。また、自治体や企業以外にも、一部の小学校では授業に取り入れられるなど、地域での取り組みもはじまっています。​​小学校に関しては、2020年度からのプログラミング教育必修化や子ども向けプログラミング教室などの影響もあり、プログラミングスキルを持つ小学生(以下、キッズプログラマー)が増えています。

そこで自治体や企業でのSDGs活動を地域により浸透していくために、自治体や企業が取り組むSDGsテーマに対して、キッズプログラマーがアイデアを発想しプログラミングで表現しプレゼンテーションにより発信する、SDGsアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」を開催しました。

開催概要

■日時

  1. 2022年1月8日(土)13:00〜15:50
  2. 2022年1月9日(日)13:00〜15:50


■参加人数
311世帯

■対象
小学1年生〜小学6年生・保護者

■開催場所
オンライン(Zoom)

■費用
無料

■体制
主催:みらいいアカデミア
共催:千葉市
協力:(株)イオンリテール
協賛:三井住友海上火災保険(株)
後援:千葉県・(株)千葉銀行・(株)ジェイコム千葉・千葉市教育委員会・市川市教育委員会・柏市教育委員会・浦安市教育委員会・流山市教育委員会

イベント内容

【第一部】ゲームプログラマー体験ワークショップ

■進行
久永寛人(オンラインプログラミング教室みらいいアカデミア代表講師)

■内容
ゲームプログラマーを体験できる新感覚のオンラインワークショップ(SDGsをテーマにしたゲームのプログラミングに関するクイズに答えて、ゲームを作ってクリアしよう)

  1. プログラミングクイズ:バグを直してゲームを完成させよう!
  2. プログラミングチャレンジ:ゲームを改造してクリアしよう!


【第二部】プレゼンテーション大会

■進行
齊藤陸(オンラインプログラミング教室みらいいアカデミア校長)

■内容
SDGsが楽しくわかる!厳しい予選を勝ち抜いた小学生のキッズプログラマーたちによるプレゼンテーション大会。地球温暖化、食品ロス、交通安全、防災・減災の四つのテーマでそれぞれの優秀賞が選ばれました。

  • 1月8日(土)地球温暖化3作品+食品ロス3作品
  • 1月9日(日)交通安全3作品+防災・減災3作品


■表彰・講評

当日の様子

第一部

子どもたちはゲームプログラマーになりきり、楽しくプログラミングクイズに答えていました。プログラミングクイズとSDGsクイズが合わせて5問出題されました。

SDGsについて考えて、自分なりの答えを出すことができていました。

1日目 第二部

SDGsアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」には141名のエントリーがありました。その中から厳しい審査を勝ち抜いた6人のキッズプログラマーが、SDGsをテーマにした自身のプログラミング作品のプレゼンテーションを行いました。1日目の第二部は”地球温暖化”と”食品ロス”をテーマにした6作品のプレゼンテーション大会でした。

すぐに実行できるSDGsもあるのだと知り、関心を高めた参加者も多かったようです。

2日目 第二部

2日目の第二部には”交通安全”と”防災・減災”をテーマにした6人のキッズプログラマーたちによるプレゼンテーションが行われました。地球を取り巻く社会問題を「ジブンゴト」として真剣に考え、まず自分や家庭でできることを見つけながら多くの人に発信しようとするキッズプログラマーたちの姿が感動を呼びました。

実行できるSDGsもあるのだと知り、関心を高めた参加者も多かったようです。

親子で探そう「ジブンゴト」身近なSDGs特集はこちら

SDGsアイデアコンテストで優秀賞を獲得した子どもたち

左から 鳥海大洋くん、木本葵ちゃん、薄田匠弥くん、櫻井創介くん、竹内慶次くん

テーマ”食品ロス”で「消費ちかアプリ」を作ったあおいちゃん(小学2年生)

「消費ちかアプリ」とは?
食品の名前や、写真、消費期限を登録して、消費期限が近づいてきたら早く食べるように自動で教えてくれるアプリ

あおいちゃんは自分の家族が消費期限を忘れて、食べ物を捨ててしまっている現状を知って、もう食品を捨てるようなことはしないで欲しいと思い、このアイデアを思いついたそうです。

テーマ”地球温暖化”で「ECO COW」を作ったけいじくん(小学6年生)

「ECO COW」とは?
温暖化の原因である温室効果ガスを出さない牛(牛のゲップや排泄物には温室効果ガスが含まれている)を育てるゲーム

けいじくんは自分の身近なところにも温暖化の原因があり、それを簡単なことでもなくしていけば地球の未来は守れると思い、このゲームを作ることで広めていきたいと思ったそうです。

左から 橋田悠介くん、池宮芳胡ちゃん、松原遼人くん、金光尊丸くん、伊藤勇冴くん

テーマ”交通安全”で「サイクルクエスト」を作ったはるとくん(小学3年生)

「サイクルクエスト」とは?
交通ルールを学びながら自転車で公園から家まで帰るゲーム

はるとくんは交通ルールを守らない人が、守っている人を事故に巻き込んだり、小学生の事故では自転車事故が一番多いと知ったので、このゲームで交通ルールを守る人を増やしたいと思い、作ったそうです。

テーマ”防災・減災”で「安全への道」を作ったゆうすけくん(小学6年生)

「安全への道」とは?
とても大きな地震が起きたある日、安全な道を選び、避難所までたどり着くゲーム

ゆうすけくんは一時的に安全でもその後の行動次第で危ない目にあったり怪我をするかもしれず、安全な避難の仕方を学んで欲しいと思い、この作品を作ったそうです。

参加者の声

【第一部】

  • いろいろなゲームやアプリの案を見て、自分も考えてみたくなった。
  • プログラミングをしながらいっしょにSDGsのことも学べることがよいポイントだと思いました。
  • 参加型で子どもたちも楽しかったようです。幼稚園児の子どもも夢中で見ていました。
  • コロナ禍でイベントが中止され、子どもは暇を持て余していることが多いので、自宅にいながらできるこのイベントは安心して参加でき、楽しめました。


【第二部】

  • 子どもが好きなゲームを通じて、難しいイメージだったものが、少しわかりやすく理解できたように思います。実際にお子さんたちが作成したゲームを行うことで、より理解を深めてほしいと思います。
  • 子どもたちの発想が素晴らしい。それを形にしてプレゼンができるところまで指導するのは大変だっただろうと思います。
  • 同学年の子のプレゼン、プログラミングを見て、子どもが意欲をかき立てられた。
  • 子どもはまだSDGsという単語を知らないが、これをきっかけに家庭での話題にしていこうと思う。


みらいいチャンネル〜親子でプログラミング・SDGsを楽しく学べる場所〜

今後の取り組み

小学1年生〜小学4年生までのお子さまと保護者の方を対象としたオンラインのゲームプログラミングワークショップを開催しています。これまで1000名以上の方に参加いただき、98%以上の満足度となっています。
ぜひみなさまのご参加をお待ちしています!

詳細や応募はこちらから

イベント開催をお考えのみなさまへ

みらいいではさまざまなイベントをさまざまな地域で開催しています。この記事をご覧になったイベント関係者や自治体、学校関係者や企業の方々は、ぜひ以下のメールアドレスまで、イベント開催についてご相談ください。お待ちしております。

宛先:みらいいイベント開催事務局
メール:event@miraii.jp

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