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【子どもと取り組むSDGs】 目標11 住み続けられるまちづくりを〜防災・減災編〜

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【子どもと取り組むSDGs】 目標11 住み続けられるまちづくりを〜防災・減災編〜

持続可能な開発目標SDGs。目標11は「住み続けられるまちづくりを」です。都市が抱える課題を知り、将来にわたり、何十年も安心して暮らしていけるまちにするためにはどうしたらよいかを考えていこうというものです。子どもたちの作品を通して一緒に考えてみましょう。

持続可能な開発目標SDGs。目標11は「住み続けられるまちづくりを」です。都市が抱える課題を知り、この先何十年も安心して暮らしていけるまちにするためにはどうしたらよいかを考えていこうというものです。

防災・減災とは? 

減災という言葉は聞き慣れない人も多いかもしれません。減災とは災害によって被る被害を最小限にするために前もっ対策をたてる取り組みを言います。自然災害をゼロにすることは難しいので、災害が起きることを前提にしているのが減災なのです。一方、災害をゼロにすることを目的とするのが防災です。災害を防ぎ、被害もゼロにすることを目的としています。

SDGsの防災・減災とは、人々が避難や移住をしなければならなくなるような自然災害の発生が大きく増える現代に、災害に強いまちを作ることを目指しています。災害が起きないようにどのような備えが必要か、災害がやむをえず起きてしまった時には少しでも被害を減らすためにどうしたらよいかを考えることは大切です。

日本でも、異常気象による災害のニュースが増えており、災害対策や防災・減災への意識は高まっています。私たちが自分や家族の命を守るためにどんなことができるのかを学び、災害に強いまちづくりに貢献していきましょう。

▼みらいいではSDGs11について動画や記事でご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。


「SDGs11.住み続けられるまちづくりを」国内外の取り組み事例は?
【SDGs11.住み続けられるまちづくりを】私たちの未来のために

子どもの取り組み

最近は、子どもたちがよく見るようなテレビ番組でもテーマとしてSDGsが扱われています。また、子どもたちは学校の授業でSDGsについてのグループ活動などを通し、理解を深めています。さらに、地域や家庭でもSDGsを意識しようという動きが多く見られます。

2030年までにSDGsを達成するには、国や企業による取り組みだけでは難しいと知って、子どもたちは「ジブンゴト」としてSDGsを考え始めています。

みらいいひらめきラボ2022について

「みらいいひらめきラボ」とは、オンラインプログラミング教室「みらいいアカデミア」が主催する小学生を対象とするアイデアコンテストです。小学生がSDGsを普及啓発するアイデアをプログラミングで表現する作品を作成します。完成した作品をプレゼンテーションにより社会に発信します。

「みらいいひらめきラボ2022」は、SDGsに取り組む自治体・企業の協力を得て2022年1月8日、9日に開催されました。

  • 主催:みらいいアカデミア
  • 共催:千葉市
  • 協賛:三井住友海上火災保険株式会社
  • 協力:イオンリテール株式会社
  • 後援:千葉県、株式会社千葉銀行、株式会社ジェイコム千葉、千葉市教育委員会、市川市教育委員会、柏市教育委員会、浦安市教育委員会、流山市教育委員会


子どもたちがプログラミングで解決にチャレンジするSDGsテーマとして、千葉市から「食品ロスと地球温暖化」、千葉県から「交通安全」、三井住友海上火災保険株式会社から「防災・減災」が提供されました。

この記事では、「防災・減災」に関する作品を紹介します。

みらいいひらめきラボ2022 開催報告はこちら 
【SDGsアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」プレゼンテーション大会】開催レポート

子どもたちの防災・減災をテーマにした作品の紹介

「みらいいひらめきラボ2022」プレゼンテーション大会に寄せられた、防災・減災をテーマにしたプログラミング作品アイデアは、大人でも勉強になるよくできた内容となっています。災害が起きたときに避難するならどちらの道を選ぶべきか、防災グッズとしてどんなものが必要か、などをゲームをやりながら学んでいくものです。

ここでは1月9日のアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」プレゼンテーション大会で発表された防災・減災に関する3作品を紹介します。防災・減災の知識を多くの人に知ってほしいというキッズプログラマーたちの熱い思いをご覧ください。

作品1:「防災グッズ迷路」

<キッズプログラマー>
日浦咲帆ちゃん(4年生)

<このテーマを選んだ理由>
防災グッズに興味があり、家にちゃんとあるかどうか心配になったからです。

<作品概要>
防災グッズを集めてゴールまでたどり着くゲームです。どんな人でもわかりやすい名前にしたかったからこのタイトルにしました。


<お楽しみポイント>

  1. 音の強弱を変えて、とぎれないように工夫したところです。
  2. たくさんの防災グッズを調べて迷路やクリアの画面に使ったところです。

作品2:「安全への道」

<キッズプログラマー>
橋田悠介くん(6年生)

<このテーマを選んだ理由>
災害が起こったときに避難しますが、そこにも危険が隣り合わせだと思ったからです。

<作品概要>
ある日とても大きな地震が起き、なんとか安全そうな場所に来たが、避難所まではまだ遠いため、安全な道を選び避難所までたどり着くゲームです。


<作品リンク>
https://scratch.mit.edu/projects/621790450

<お楽しみポイント>
ゲームオーバーやゲームクリアのアニメーション。その道を選んだらどんな危険があるかを表しました。

作品3:「未来を変えようプロジェクト〜君に託されたまち〜」

<キッズプログラマー>
伊藤勇冴くん(5年生)

<このテーマを選んだ理由>
台風の起源とされるのは平安時代の小説に登場する言葉に始まります。長年の気候変動で来る方向や時期などが変化してきました。

人々はその度に適切と言われる対応をしてきましたが、毎回対応するだけのその場しのぎは果たして本当に適切な対応と言えるのでしょうか。

様々な社会問題や環境問題に目が向けられるようになった今、もう一度台風対策について考えるべきではないか、と思ったからです。

<作品概要>
3日後に迫る過去最大の台風から仲間たちと暮らすまちを守ろうと立ち向かう勇敢な少年のRPGゲームです。


<お楽しみポイント>
台風の基礎知識だけでなく、ところどころ予備知識も入っていたりするところを探してほしいです。

おわりに

SDGsの取り組みをはじめるにあたり、まずは身近な課題に興味を持つことが大切ではないでしょうか。一人ひとりが自分の考えを社会に発信することで、大きな取り組みに発展していくでしょう。みらいいアカデミアでは、これからも未来を担う子どもたちとSDGsについて考え、社会に発信してきます。

みらいいアカデミアでは、企業や自治体との連携によりSDGsの普及啓発に取り組んでいます。ご興味・ご関心のある企業や自治体の方は以下よりお問い合わせください。

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