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【実施レポート】実は、すごろくでプログラミング的思考が養える!

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【実施レポート】実は、すごろくでプログラミング的思考が養える!

2020年12月14日に千葉市立稲毛第二小学校 放課後子ども教室において、プログラミング的思考が養える絵本の「アベベのぼうけん」を題材にした、すごろくワークショップを開催しました。
今回のワークショップでは楽しみながらプログラミング的思考に触れてもらうことを目的に開催し、子どもたちは「アベベのぼうけん」の体験とすごろくの制作を通して、子ども同士で大いに盛り上がりながらプログラミング的思考に触れていました。
今回のレポートでは、当日の詳しい内容や様子、さらに子どもたちの作ったすごろくもご紹介します。子どもたちが自然とプログラミング的思考に触れて、楽しみながらすごろくを作っている姿をどうぞご覧ください。その他アベベのぼうけんを使って様々な企画をしています!こちらもよかったらご覧ください!

2020年12月14日に千葉市立稲毛第二小学校 放課後子ども教室において、プログラミング的思考が養える絵本の「アベベのぼうけん」を題材にした、すごろくワークショップを開催しました。
今回のワークショップでは楽しみながらプログラミング的思考に触れてもらうことを目的に開催し、子どもたちは「アベベのぼうけん」の体験とすごろくの制作を通して、子ども同士で大いに盛り上がりながらプログラミング的思考に触れていました。
今回のレポートでは、当日の詳しい内容や様子、さらに子どもたちの作ったすごろくもご紹介します。
子どもたちが自然とプログラミング的思考に触れて、楽しみながらすごろくを作っている姿をどうぞご覧ください。
 
その他アベベのぼうけんを使って様々な企画をしています!
こちらもよかったらご覧ください!
【本からゲームを作ろう!前編】〜アベベの冒険〜
【本からゲームを作ろう!後編】〜アベベの冒険〜

ワークショップの内容

今回のワークショップは1時間で行われました。
時系列に沿って、当日の様子をご紹介します。

どきどきのワークショップ開始!最初は「?」

ここではワークショップの趣旨の説明と、「アベベのぼうけん」の紹介をしました。
すごろくを進めていくと自然とプログラミング的思考に触れられることを説明しました。
身近な「すごろく」とまだあまり馴染みのない「プログラミング」とのかけ合わせに、「?」というような反応でしたが、次の体験でその様子は一変します。

プログラムすごろくってそういうことか!

次に実際に「アベベのぼうけん」を体験しました。

提供元:小学館
 
趣旨説明で「?」だった反応も、体験を通して「プログラムすごろくってそういうことか!」という反応に変わります。1〜9の文章を声に出してゆっくりと進める子ども、あっという間に終える子ども様々でしたが、つまずくことは無くスムーズに体験をしていました。
なんと!ワークショップ終了後には、帰るのを忘れて夢中で「アベベのぼうけん」を読んでいる子どももいるほど....それだけ子どもが夢中になる!おすすめです!



夢中!すごろく制作スタート!

 説明を受けた子どもたちは、まずグループのメンバー同士でテーマや役割分担を話し合って決めました。
 あるグループは”宇宙に行って宇宙人を探しにいくすごろく”、またあるグループでは”ハンターから様々なトラップをくぐりぬけて逃げていくすごろく”、などテーマ決めもスムーズに行っていました。
 テーマ決めを終えた子どもたちは早速制作に取り掛かりました。
 
作成時の子どもたちの様子としては、色ペンを駆使してテーマに沿ってすごろくを彩り、完成に貢献していた子や、ゴールまでの道のりをグループの友だちと協力して20文近く書き進めていく子、そしてすごろくの大まかな形を白紙に書いてガイドラインとして作成した子など、子どもたちひとりひとりが持つ強みを存分に発揮してすごろくの作成に取り組んでいました。

見て!自信作!

 最後のまとめの際に、完成したすごろくをみんなに紹介する時間がありました。
 子どもたちは我一番と積極的に手を挙げて「どのような作品が完成したのか」「頑張ったポイントはどこか」等、グループみんなの個性がいっぱい詰まったすごろくの魅力を工夫を凝らして、分かりやすくみんなに伝えていました。

ワークショップ終了!誰が持って帰るかじゃんけん!

 ワークショップ終了後にも子どもたちには大きな大きなイベントが待っていました… それは「すごろくを誰が持って帰るかじゃんけん」です!!
 子どもたちにとってすごろくはまだ完成ではなく、家に持って帰りそれを自分の色に更に染める。
じゃんけんで盛り上がる子どもたちの天真爛漫な姿を、ワークショップ終了後にも見ることができてとても良かったです。
 活気溢れる楽しい時間を子どもたち自身で作る事ができたこと。そしてワクワクを形にできた子どもたちの笑顔は、改めて素晴らしいものだと実感しました。

作品紹介

実際に子どもたちが作ってくれた作品を紹介します。
 
【うちゅうでうちゅう人を探せ!】
この作品は主人公の「りほ」が迷子になった宇宙人を助けるために、様々なミッションを宇宙でクリアしていくすごろくです。
宇宙を表現した色づかいや怪獣の絵が特徴的です。

【鬼からにげて、島をだ出しろ!】
 この作品は鬼のいる島から脱出するために、様々なアイテムを駆使して鬼から戦いながら逃げていくすごろくです。
 緻密に文章が構成されているため、マスの計算や文章構成、そしてストーリー性に非常に長けている作品です。マスを進めていくごとに出てくるキャラクターもゼロから考えています!

【海になぞの生き物がきたから『にげろ』!!】
 この作品は海の生き物達の指示を聞きながら、最適なルートを選んでなぞの生き物から逃げていくすごろくです。
 実際の文章に併せてすごろく内で描かれている魚たちの絵もセリフとして付け足していることから、見やすさや文章と絵の連動性があることに細かい工夫が施されていると感じます。
 分岐構造も数多く用いられており、1つ道を間違えるとクリアが不可能になるといった非常にシビアなシステムでありながらも、ゴールができるかできないかのドキドキ感を表現できています!

みらいいでは子どもの”考える力”を大切にします

みらいいでは従来の教育の”ただ教える”ではなく、子どものみらいを切りひらくのために”教えたことを生かして、子どもたちが考えて形にする”ことに重点を置き、プログラミングのイベントやコンテンツを企画・制作しています。
その他イベントなどの実施状況はこちらからご確認いただけます。

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