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子どもにおすすめのプログラミング教材6選!特徴や選び方もチェック

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子どもにおすすめのプログラミング教材6選!特徴や選び方もチェック

「子ども向けのプログラミング教材が知りたい」
家庭でプログラミング教育を取り入れたいと考えるお父さん・お母さんは、上記のように考えていることでしょう。
今や子ども向けのプログラミング教材の種類が豊富にあるので、選ぶのも大変ですよね。
そこで今回は、プログラミング教材の特徴や選び方のポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください!

そもそもプログラミング教育とは?子どもでも教材で学べる?

まずは、「プログラミング教育って何?」「子どもでも学べるの?」という疑問について迫ります!

2020年度から必修化された学習がプログラミング教育

プログラミング教育とは、小学校で2020年から必修化された学習のことです。
小学校では、算数や社会、理科などの既存の教科とプログラミングを組み合わせて学習を進めて行きます。
大きなねらいは「プログラミング的思考」を身につけること。
他にも子どもの将来のために必要な能力を育むために必修化されたのが、プログラミング教育です。

幼児~大人まで楽しく学べる教材は多い

プログラミング教育に使われる教材は、子どもが楽しく学べるように工夫が施されていて、子どもはもちろん大人も楽しめる教材は多いです。
プログラミング教育必修化の影響により、子ども向けのプログラミング教材は増えています。
無料の遊び感覚で使えるものから、有料の本格的なものまで種類も豊富!
「子どもでもプログラミング学べるのかな…」と悩む心配がないことは、試してみると実感できるはずです。

子どもが幼児期から教材でプログラミング教育するといい理由

幼児期からプログラミング教育するといい理由は、「学習に抵抗なく入り込める」ことが大きいです。
幼児期からプログラミングに慣れ親しんでいることで、小学校での学習もスムーズに取り組めて、意欲的に取り組む姿勢にも影響すると考えられます。
プログラミング教育は何歳からでも始めることが可能ですが、幼児期から慣れ親しんでおくことで、子どもの学習姿勢能力の向上に大きな影響を与えられるはずです。

子ども向けプログラミング教育教材の特徴


プログラミング教育に対する理解を深めたら、教育の要となる教材についての知識もチェックしていきましょう。プログラミング教育に使われる教材は、主に以下の3タイプに分けられます。

  • アンプラグドプログラミング
  • ソフトを使う
  • ハードを使う

これから、この3パターンのプログラミング教材の特徴について、詳しく紹介します。

アンプラグドプログラミングの特徴

アンプラグドとは、コンピューターやタブレットなどの電子機器を使わないプログラミング教材です。
小学校のプログラミング教育では、低学年やはじめてプログラミングに触れる授業などに使われることが予想されます。
プログラミングに関するカードボードゲームなどがアンプラグドプログラミング教材に該当します。
アンプラグドプログラミング教材についてより詳しく知りたい人はこちら!
パソコンなしでOK!プログラミング教育に役立つアンプラグドな教材

ソフトを使うプログラミング教材の特徴

ソフトを使うプログラミング教材では、コンピューターやタブレットなどで、専用のアプリケーションをインストールしてプログラミングを学びます。
以下の2タイプが定番で、学校や家庭、プログラミングスクールなど、幅広いシーンで使われています。

  • ビジュアルプログラミング:「ブロックをつなぎ合わせる」というように視覚的にプログラミングができる
  • コードプログラミングテキストを入力して本格的なプログラミングができる

無料から有料まで、価格が幅広いことも特徴です。

ハードを使うプログラミング教材の特徴

ハードを使うプログラミング教材では、ロボット・センサなどのハードをコンピューターやタブレット上でコントロールし、動かすことでプログラミングを学びます。
他のプログラミング教材と異なる点は、物体の操作や動作を行うということ。
プログラミングするだけではなく、パーツやロボットなどに触れるという工程もあるのが、ハードを使うプログラミング教材です。

【子どもの年齢別】プログラミング教育に使う教材の選び方

プログラミング教材の基本の特徴を押さえたところで、子どもにぴったりな教材を選ぶ方法をチェックしていきましょう。
ここでは、「幼児向け」「小学生向け」という年齢別に、プログラミング教材の選び方を紹介していきます。

幼児向けはとにかく「子どもが楽しめるか」が重要!

幼児が使うプログラミング教材を選ぶ上で最も重要なポイントが、「子どもが楽しめるか」ということ。
子どもは基本的に興味のないことには見向きもしませんが、幼児期はそれが顕著に表れます。
いくら内容が充実していて、プログラミング的思考を身につけられると評判な教材でも、子どもの興味を惹きつけられなければ、プログラミング教育には向きません。
幼児期のプログラミング教材は、子どもの好みや性格に合わせて、楽しめるものを選んであげましょう。

小学生はさまざまな選び方がある!

小学生にもなると幼児期よりもできることが増えるので、楽しむことを前提としてさまざまな選び方ができます!
ここでは、小学生のプログラミング教材の選ぶ基準をいくつか紹介します。

子どもの年齢・学年によって選ぶ

多くの市販されているプログラミング教材には、対象年齢や「低学年向け」「高学年向け」といった表記があります。
その表記を目安に、子どもの年齢・学年に合わせてプログラミング教材を選ぶのも、ポイントの1つです。

家庭の学習環境も考慮する

家庭の学習環境に合わせてプログラミング教材を選ぶ」という方法もあります。
プログラミング教材は、ネット環境が整っていないとできないものが多いです。
また、電子機器や工具など、別途機材などが必要な場合もあります。
家庭環境に応じて、プログラミング教材の学習方法をチェックしてみましょう。
可能な場合は、プログラミング教材を購入するタイミングで家庭のネット環境を整えたり、必要機材を新調したりしてみるのもおすすめです。

レベルに合わせる

プログラミング初心者に上級者の教材は不適切ですし、購入してもハードルが高くて使えない可能性大です。
反対に、プログラミングの知識がある程度身についている子どもに、簡単にできるプログラミング教材を使わせたら、やる気を削いでしまうかもしれません。
子どものレベルに合わせてプログラミング教材を選ぶと、楽しみながら学習できる可能性がアップします。

予算と相談

家庭によって、プログラミング教育に割ける予算はそれぞれですよね。
プログラミング教材は、種類や内容、レベルなどによって価格が大きく異なります
たとえば、本やボードゲームなどのアンプラグドプログラミング教材なら数千円台で購入可能ですが、ハードを使うプログラミング教材は、数千円台のものもあれば万単位のものもあります。
プログラミング教材を選ぶ際は、家庭の予算と合わせることも大切です。
無料でもしっかり学習できるものも多いですし、予算を貯めてから費用がかかる教材に手を出すことも選択肢としてあります。

【子どもの年齢別】プログラミング教育におすすめの教材


最後に、「幼児」「小学校低学年」「小学校高学年」という年齢別に、おすすめのプログラミング教材を紹介します。
先ほど紹介した選び方を踏まえて、子どもに合った教材がないかチェックしてみてくださいね。

幼児におすすめのプログラミング教材

ここでは、幼児におすすめのプログラミング教材を紹介します。

キュベット

キュベットは3歳から小学生まで長く使える木製のおもちゃです。
専用のボードにブロックをはめ込むことで、「右に90度」「1マス直進」などのプログラミングができます。
1人で遊ぶのはもちろん、発想次第で2人や3人以上で遊ぶことも可能です。
言語やスクリーンなど、複雑な手段が必要ないので、初めてのプログラミング教材としてもおすすめです。

コードを行こう!アクティビティセット

コードを行こう!アクティビティセット」は、命令通りに体を動かすことでプログラミング的思考を育むことができます。
セットの内容は以下の通り。

  • フォーム迷路マット
  • 両面コーディングカード
  • ダイカットピース(ロボットやギアなど)

セットのマットを床に置いて、コーディングカードやダイカットピースを並べたら、命令に従って動きゴールを目指します。
体を動かすことが好きな子どもなら、楽しんでプログラミングに慣れ親しむことができますよ。

小学校低学年におすすめのプログラミング教材

続いて、小学校低学年におすすめのプログラミング教材を紹介します。

Scratch(スクラッチ)

Scratchは、ブロックを組み合わせることでプログラムを作れるビジュアルプログラミングソフトです。
世界中に数多くのユーザーがいることから、常に操作や対応環境について見直しがされていて、最新の環境のもとプログラミングを学べるのがメリットです。
「無料」「ウェブサイトにアクセスするだけでできる」という手軽さも魅力!
Scratchについてより詳しく知りたい人はこちら!

embot(エムボット)

embotは、ダンボールロボットを組み立て、それをプログラミングで動かす体験ができる教材です。
シンプルなダンボールが素材なので、色を着けたり、飾りつけたりと工作も楽しめます。
プログラミングは専用アプリで可愛いアイコンやパーツを繋げてできるので、初心者でも楽しみながらチャレンジできます!

小学校高学年におすすめのプログラミング教材

ここでは、小学校高学年におすすめのプログラミング教材を紹介します。

micro:bit(マイクロビット)

micro:bitは、教育用の小型ボード。
手のひらに収まるほどのボードに、LEDや端子、センサーなど数多くの機能が搭載されています。
このボードに子どものアイデアを加えることによって、ロボットやゲームなどに変身させることができます。
ネットに繋げずにプログラミングができるので、ネット環境を気にせずに学べるのも魅力です。
micro:bitについてより詳しく知りたい人はこちら!

Progate(プロゲート)

初心者向けのプログラミング学習サイトが、Progeteです。
Progeteでは直感的で学びやすいスライド学習を採用しているので、プログラミング教育を楽しみながら進めることができますよ。
無料と有料のプランが設けられており、予算に合わせて試すことも可能です。
子どもの学習状況に応じても切り替えられるので、子どもに寄り添ったプログラミング教育を叶えたい家庭にもおすすめです。
さらにおすすめのプログラミング教材について知りたい人はこちら!

おわりに

プログラミング教材は、本やカードゲームなど、コンピューターを使わないものから、ロボットを用いる本格派まで幅広いです。
子ども向けの教材は遊びながら学べる工夫が施されているので、勉強が苦手なお子さんでも楽しみながらプログラミングに親しめるはずです!
ぜひ、子どもが楽しめそうなプログラミング教材を見つけて、学びを深めてみてくださいね。

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