【SDGs 16.平和と公正をすべての人に】の現状と子どもができること

SDGs・ESD
【SDGs 16.平和と公正をすべての人に】の現状と子どもができること

SDGsの掲げる目標の16番目に、「平和と公正をすべての人に」があります。今回は現状や子どもができることを解説します。
 
動画でも3分で解説しておりますので、ぜひご覧ください!


SDGsの目標16.「平和と公正をすべての人に」とは?

SDGsの掲げる目標16.「平和と公正をすべての人に」とは具体的には何を指しているのでしょうか。
目標16.「平和と公正をすべての人に」はターゲットとして11項目が定められています。
・あらゆる場所において、すべての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。
・子どもに対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。16.3国家及び国際的なレベルでの法の支配を促進し、すべての人々に司法への平等なアクセスを提供する。
全てのターゲットについて詳しくは農林水産省公式ページをご覧ください!
 
このターゲットをわかりやすく言うと「持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、 すべての人々に司法へのアクセスを提供し、
あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する」がテーマです。

「平和と公正をすべての人に」の現状

世界では、今このページを見ている瞬間も紛争や戦争などが起きている地域があります。
そんな武力紛争の影響下にある国や地域に暮らす子どもはユニセフによれば2億4,600万人といわれます。
世界中の人が、安心して生活して能力を発揮するには「平和」で「公正」な社会が必要です。
目標16.「平和と公正をすべての人に」の推進は、誰もが公正に法制度を利用できるできるようにすることから
生活の安定を図り、争いのない平和を実現していくことを目指しています。

SDGsの目標16.「平和と公正をすべての人に」の実践例

「SDGs 16.平和と公正をすべての人に」の詳しい解説はこちら!
「SDGs 16.平和と公正をすべての人に」の取り組み事例5選!

日本における企業の取り組み

日本における取り組みは、外務省のJAPAN SDGs Action Platformにも多くのリンクが掲載され
目標16.「平和と公正をすべての人に」についての事例は、こちらに企業名や組織、団体名のあいうえお順に掲載されています。
株式会社KaienでのSDGs達成への取り組みは、発達障害に特化した就労移行支援事業を通したものです。
目標16にも関わる取り組みとしては、「発達障害者が他人から配慮を受けつつも、不要に支援者に依存したり管理されたりすることなく、人生の局面で自己決断を下し自尊心を持って生きられること、そして障害者自らが自分の権利を守るために適切な主張ができるようになることについて、当事者と支援者双方の意識啓発に取り組んでいます。」と紹介されています。
また、士業・師業を中心とするコンサルティング・マーケティング支援をするSTYLEEDGEグループでの取り組みには、
「イノベーティブなシステム開発を通じて、司法を一部の専門家だけのものではなく
広く一般の方々にアクセスしやすいものにすることで、社会課題の解決を図ります。」というものがあります。

世界での取り組み

SDGsの目標13に対して、世界ではどのような取り組みがあるでしょうか。
コロンビアの広告クリエイターは、広告のもつパワーを生かしてゲリラ兵の武装解除を実現しました。
ある年はクリスマスのイルミネーションと「ジャングルにクリスマスがくるなら、君たちだって家に帰れる」という看板、
ある年はゲリラ兵が子供の頃の写真とともに「ゲリラになる前、あなたは私の子どもだった。だから帰ってきて、あなたを待ってます」と母からのメッセージの貼り出し、様々なコミュニケーション戦略を用いて武装解除を考えるきっかけを作り、最終的には1万8000人もの投降が実現できました。
TEDでの講演とその全文(対訳あり)がありますので、詳細はこちらを御覧ください。
武装解除に必要だった武器は、ミサイルや兵器ではなくコミュニケーションだったのです。
武力行使するよりも、心に響く和平交渉こそ推進したいことです。

「平和と公正をすべての人に」子どもができること

学校での取り組み

学校では、普段の学習の中でSDGsと関連のあることを知識として学んでいます。
目標16.「平和と公正をすべての人に」に関わりが深いのは、理科や社会、総合的な学習による、社会の仕組みや法律を学んだり
子供の権利について学んだり考えたりすることではないでしょうか。
学校によっては、ユネスコスクールに登録していて世界中の加盟校と交流をしながら
持続可能な開発のための教育(ESD(Education for Sustainable Development))を通してSDGsの先の社会の担い手となっていく子どもたちの育成をしているところもあります。

学校外の生活の中では、どうする?

SDGsの目標16.「平和と公正をすべての人に」にのために、子どもたちは個人ではどんなアプローチができるでしょうか?

世界の平和のためには、今どんなことが日本や世界で起きているのかを知るところからではないでしょうか。
テレビや新聞のニュースをきっかけに、調べてみたり、時事問題を取り上げているネット動画や記事によって知識を深めるのも良いでしょうし
そういったことを自然と話題にできるような環境を作っておきたいですね。
日本では選挙権が18歳からあります。選挙を通した政治への参加も、公正な社会をつくるための大切な関わりです。

おわりに

以上、SDGsの目標16.「平和と公正をすべての人に」について紹介しました。
様々な政情不安や政治への不信感の高まりなど、日本においてもなかなか平和と公正の保たれた中での生活は難しい状況ではあります。
世界で見てみると、そもそも命の危険にさらされながらの生活をしている人々がたくさんいます。
一人ひとりができることは小さいように思えるかもしれませんが、問題についての知識を深めて周囲の人に共有するのも取り組む人を増やすきっかけ作りです。
少額の募金から支援活動に参加することもできます。
是非お子さんと一緒にSDGs目標16.「平和と公正をすべての人に」を取り組んでみてください。
その他SDGsに関連する記事はこちら!
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