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いま話題!【SDGs2.飢餓をゼロに】とは?私たちができることも紹介

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いま話題!【SDGs2.飢餓をゼロに】とは?私たちができることも紹介

SDGsの2番目の目標である「飢餓をゼロに」。食料の豊富な国に住んでいる私たちには飢餓は想像しづらく、飢餓という言葉を聞いたことがない子どももいるかもしれません。しかし、日本でも食品ロスや食事を十分に摂れない人の増加など、食に関する問題が認知されてきています。

こちらの記事では、飢餓の現状や原因を知り、飢餓をゼロにするために私たちにできることを考えていきます。

動画でもSDGs2について紹介しています!合わせてご覧ください。
【SDGs 2】「飢餓をゼロに」を3分で解説!

SDGs目標2「飢餓をゼロに」とは?

SDGs目標2「飢餓をゼロに」は、「飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」ことを目指しています。飢餓とは「食物が不足して飢えること」を意味します。食物を十分に食べることができず栄養不足となると、健康が保てず命の危険を招きます。

飢餓のために命を落とす人は多く、赤ちゃんや子どもにとっては心身の成長を脅かす深刻な問題です。飢餓問題を解決し持続するには、「食料の安定的な供給」「栄養状態の改善」「持続可能な農業を促進」に対する世界各国の積極的な取り組みが必要になります。

SDGs2の8つのターゲット

SDGs2は8つのターゲットで構成されています。達成目標(2.1〜2.5)と実現するための方法(2.a〜2.c)を示しています。

達成目標は以下の4つとなります。

2.1:2030年までに飢餓をなくし、貧困層や幼児を含むすべての人々が一年中安全で栄養のある食料を十分に手に入れられるようにする。

2.2:2025年までに、5歳未満の子どもの発育阻害などについて国際的に合意された目標を達成する。2030年までにあらゆる形の栄養不良を解消する。

2.3:2030年までに、土地や資源、知識や金融サービス、農業以外の職業に就く機会を平等に得られるようにし、女性や先住民、小規模食糧生産者の収入を倍増させる。

2.4:2030年までに、生産性の向上、生産量の増大、生態系の維持。気候変動や自然災害に強く、持続可能な食料生産システムを作り、なにかが起きたときにも回復力のある農業を実践する。

2.5:2020年までに、種子、栽培植物、家畜の遺伝的な多様性を維持する。作物や家畜の利用に関しての知識や、そこから得られる利益を公正に使い、分配できるようにする。


次は目標に対する実現方法です。

2.a:開発途上国の農業の生産量を増やすために、国際協力などを通じて、農業に必要な施設や研究、知識の普及、技術開発や遺伝子の保存に資金を出す。

2.b:世界の農産物の貿易で、制限をなくしたり、かたよった取り引きをなくしたりする。

2.c:食料の価格が極端に変動しないよう、市場を適正に機能させ、食料についての市場情報にアクセスできるようにする。

SDGs 2「飢餓をゼロに」の現状と原因


飢餓問題は深刻で、様々な方面からのアプローチが必要になります。国、企業単位の大きな取り組みが必要不可欠ですが、世界中の多くの人が飢餓の現状や原因を知り行動することも、大きな支援に繋がるでしょう。

世界の飢餓の現状

2021年に国連機関は、2020年に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で飢餓が悪化したと発表しました。2020年は世界の人口の10人に1人にあたる最大8億1100万人が飢餓に苦しんだと推定されています。さらに、43か国の4,500万人が飢きんに陥る危険にさらされています。

中でも38か国の4400万人は、飢きんの瀬戸際、餓死の危機にさらされています。飢餓の子どもへの影響は深刻で、世界の子どもの4人に1人は発育阻害状態となっています。
参照:国連FWP

飢餓の原因を知ろう

世界中の人々に十分な食料が生産されているにも関わらず、飢餓に苦しむ人々がいる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

・食料供給のバランスの偏り
生産された食品の3分の1、約13万トンあまりが捨てられています。先進国では余った食品が捨てられ、途上国では飢えに苦しむ人がいる現状です。所得が増えている国では畜産物の需要が増えており、畜産物の生産には多くの穀物が必要となります。

また、バイオ燃料を生産するための原料となるトウモロコシの需要の増加、途上国を中心とする人口が増加すると予測されています。世界的な食料需要はさらに増加し、需要と供給のバランスが懸念されています。

例えば、穀物の世界の生産量の半分近くを世界の人口の2割にも満たない先進国が消費しているという実態があります。
参考:WFP「考えよう、飢餓と食品ロスのこと」

・自然災害
洪水や干ばつなどの自然災害は、農作物に大きな被害を与えます。飢餓で苦しむ人の多くは、自然災害が発生しやすい地域に暮らしているといわれています。気候変動による自然災害は世界中で起こっていますが、中でも、発展途上国は地球温暖化による異常気象の影響を強く受けています。

とくに、アフリカやアジア地域は干ばつや台風の被害が大きく、飢餓が広まっています。

・紛争
紛争が起きると住まいや農地などを捨てて避難しなくてはなりません。避難先の難民キャンプでは農作物を作れませんし、難民になると金銭的に苦しくなり満足な食料や水を得ることも難しくなります。

例え紛争が解決しても、難民の人々が元の生活に戻り、飢餓状態から抜け出すのはとても困難です。これらの原因の他に、慢性的な貧困、食品ロス、途上国の農業技術の遅れなども、飢餓の原因となっています。
参考:FWP飢餓の撲滅

SDGs 2「飢餓をゼロ」の取り組み事例

日本「食品リサイクル」の取り組み

株式会社日本フードエコロジーセンターでは、「食品ロスに新たな価値を」という企業理念のもと 食品廃棄物を原料として加工処理したリサイクル飼料「リキッド・エコフィード」を開発しました。
ここで製造された飼料を一定量使って育てられた豚をブランド化し、養豚業者や製造業、小売、消費者を巻き込んだ継続性のある循環型社会を構築することも実現しました。
 
株式会社日本フードエコロジーセンターは、2018年12月21日に第2回「ジャパンSDGsアワード 」最優秀賞を受賞しています。
日本フードエコロジーセンターの 取り組みと 「SDGs」 

インド「飢餓と環境問題」の取り組み

インドは飢餓と環境汚染の問題が深刻です。大手食料品メーカーカーギルは、インドの99%の家庭の必需品となっている食用油製品に、必須ビタミンを取り入れ栄養価を高めています。

また、2019年、インドのモディ首相は2022年までに使い捨てプラスチックの利用を全国で禁止すると宣言し、同年にインド中部のチャッティスガル州には、プラスチックごみと食事を交換する「Garbage Cafe」がオープンしました。
参考記事:plastics-hunger-india-food-waste

アプリを使った「食品ロス」への取り組み

・17カ国以上に広まった「Too Good To Go」
デンマークで誕生し、現在ヨーロッパの国々や米国など17カ国で利用されています。飲食店や小売店などで売れ残った食料品を安く購入できるアプリです。
Too Good To Go

・日本「TABETE」
まだおいしく安全に食べられるのに、店頭では売り切るのが難しい食事をお得に「レスキュー(購入)」できるフードシェアリングサービスです。
TABETE

・日本「KURADASHI」
賞味期限が迫っている商品などを食品削減への賛同メーカーより協賛価格で提供を受けた商品を販売しています。
KURADASHI

今回紹介したアプリの他に、日本でも多くの食品ロスに関するアプリがあります。売り上げの一部を様々な支援団体に寄付しているアプリもありますので、自分の意思に合ったアプリを探してもよいですね。

SDGsの取り組み事例については、こちらの記事もご覧ください!
【最新】SDGs取り組み世界ランキングや親子でできる取り組み事例

SDGs 2「飢餓をゼロ」のために子どもと一緒に、私たちができること

小さなことでも一人ひとりが飢餓を無くすためにできることを続けていけば、状況を大きく変えることができるかもしれません。子どもと一緒にできることを紹介しますので、参考にしてください。

子どもでも無理なくできる支援活動

子どもが無理なくできる支援活動をいくつかご紹介します。

・森永製菓株式会「1チョコfor1スマイル」の対象商品を選ぶ
2008年から毎年「1チョコfor1スマイル」キャンペーンが実施されています。特別キャンペーン月間が設定され、森永チョコレートの対象商品1個につき1円が寄付されます。

森永製菓株式会社は年間を通じて売り上げの一部を使い、カカオが生産される国の子どもたちを支援しています。
森永製菓株式会社 支援の仕組み

・Table for Twoの「おにぎりアクション」に参加
おにぎりにまつわる写真を撮影し特設サイトに投稿、またはハッシュタグ「#OnigiriAction」をつけてSNSに投稿すると、アフリカ・アジアの子どもたちに学校給食が届きます。Table for Twoでは、支援する側とされる側の双方へメリットがある取り組みもしていますので、興味のある方はHPをご覧ください。
Table for Two おにぎりアクション

・フードバンクへ寄付する
日本でも食糧支援を必要とする人がいます。困窮家庭や施設などで活用するために、家で余っている食材を寄付することができます。地域によって回収場所や回収方法、寄付できる物が異なりますので、インターネットで調べたり、自治体に問い合わせたりしてください。

子どもと一緒に食事作り

子どもと一緒に献立を考え、必要な食材の買い物に一緒に行き、食卓に並ぶものへの興味を高めましょう。 買い物をするときは、消費期限の短い物を選ぶ、原産国をチェック、季節の野菜や果物を探す、ということを心がけると、食に対する意識が芽生えるかもしれません。

冷蔵庫や家にある物だけで献立を考えれば、ゲーム感覚で楽しいですし、食材を余らせることも少なくなります。食事作りへの参加は、食品ロスの軽減だけではなく、健康的な食生活に繋がることも期待できます。

こちらの記事にも、食品ロス解消のアイディアが載っていますのでぜひご覧ください!
「子どもたちが考えた食品ロス解消アイディア」

食べ残しをしない生活を心がけよう

子ども自身が食べられると思った量のご飯やおかずを、自分でよそってもらいます。最初は多すぎたり少なすぎたりするかもしれませんが、欲しい量ではなく食べられる量を考えるきっかけになります。

また、植木鉢などで育てやすい野菜を育てるのも、おすすめです。生産者への感謝の気持ちも芽生えますし、自分が育てた物を食べることは素晴らしい経験となるでしょう。

「飢餓」について知ることが目標達成への第一歩

いかがでしたでしょうか?飢餓について調べていくと、食べ物の大切さ、必要な人たちに食料が届く重要さを分かっていただけたのではないでしょうか?

日本は食料ロスを多く出していますが、先進国の中でも自給自足率が低く、輸入に頼っています。もし、食品を輸入することが困難になったら?自然災害で農作物が大きくダメージを受けたら?と想像すると、目標2を達成する重要さが少し身近に感じるかもしれません。

お腹を空かせている人がゼロになる世界を目指して、一人ひとりができることを考えていけるとよいですね。そして、食べ物を無駄にしない、飢餓に対する支援に協力するなど、できることから始めてはいかがでしょうか。

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