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【企業のSDGsの取り組みが面白い!】ジャルパックの「希少なりんごを使った小学校特別授業」

企業のSDGs活動
【企業のSDGsの取り組みが面白い!】ジャルパックの「希少なりんごを使った小学校特別授業」

最近はSDGsへの取り組みが広まってきています。
お子さんがいるお父さんやお母さんは
「社会に貢献している企業を応援したい!」「子どもには、社会に貢献している企業の商品やサービスを使ってほしい!」
と考えたことはありませんか。

そこで今回は「希少なりんごを使った小学校特別授業」を実施した、株式会社ジャルパックの堀切さんと原口さんにお話を伺いました!

株式会社ジャルパックについて

(提供元:ジャルパック)

ジャルパックは、日本初の海外旅行パッケージ商品ブランドとして発売され、JALグループの旅行会社として発展してきました。グローバル化が進む社会の中、安心と品質の「いい旅、あたらしい旅。」の提供を通して、人・モノ・情報・文化の交流を支える企業としての役割を果たしています。

SDGs達成に向けて

  • 旅行参加障壁の解消に向けて~「旅行に行けない・行きづらい」をなくす~(目標3・目標10)
  • 地域社会への貢献(目標4・目標11・目標17)
  • 新しい働き方の推進(目標3・目標8)
  • 健康の促進(目標3)
  • ダイバーシティ&インクルージョンの推進(目標5・目標10)
  • 地球・環境問題への貢献(目標7・目標12・目標13・目標15・目標17)

に取り組まれています。

取り組みの対象となるSDGs目標の詳細はこちらです。

目標3:すべての人に健康と福祉を

目標4:質の高い教育をみんなに

目標5:ジェンダー平等を実現しよう

目標7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

目標8:働きがいも経済成長も

目標10:人や国の不平等をなくそう

目標11:住み続けられるまちづくりを

目標12:つくる責任・つかく責任

目標13:気候変動に具体的な対策を

目標15:陸の豊かさも守ろう

目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

今回の取り組み概要

(提供元:ジャルパック)

Hiroー今回は「希少なりんごを使った小学校特別授業」を実施されましたが、どのような内容だったのでしょうか?

堀切さんー今回ご縁があって「ぐんま名月」のりんごを使った取り組みをすることになりました。とてもおいしく、希少なりんご「ぐんま名月」の木の1シーズンのオーナー権を10本分、頂くことができましたので、そのうちの7本をお客様に、3本を弊社でも所持しました。

地域貢献サポータープラン(収穫されたリンゴの一部である20個をジャルパックの地域貢献活動に寄付していただくプラン)としてお客様から寄付されたりんご20個×7本分=140個とジャルパックがオーナー権を持つりんごの木3本分から取れた100個×3本分=300個、合わせて440個を地域貢献活動である2つの用途に使用しました。

一つは、今回実施した、東京の小学校にて「地域名産物の出張授業(りんごのお土産付き)」です。ジャルパックの本社がある東京への貢献と、県外紹介による群馬の名産支援となっております。もう一つは子ども食堂へ寄付し、食材提供による子育て生活支援をいたしました。

ジャルパック本社のある品川区の小学生に群馬県の名産物や、流通について学ぶ授業を3時間しました。

1時間目は「群馬の名産品とその流通」と題し、「皆の食卓や学校給食にどうやって届いているか」2つのルートを説明いたしました。

一つ目のルートは生産地⇒市場⇒小売店。実際に豊洲市場からの説明動画を視聴してもらいました。二つ目のルートは「体験観光による直接のルート」とし、群馬からの中継を繋いで、観光農園のりんごやこんにゃく手作り体験の紹介をしました。

休み時間には、ジャルパックの「折り紙ヒコーキ体験」も行いました。

2時間目は「JALカーゴによる空輸=輸出、JALのお仕事紹介」として、空輸のお話と、整備士による航空教室動画を視聴して「ミニ航空教室」を行いました。

最後に、世界のジャルパック各拠点からの動画を連携し、ミニミニ世界一周旅行体験。お土産にりんごを進呈しました。

(提供元:ジャルパック)

Hiroー盛りだくさんですね。紙ヒコーキを飛ばすのも楽しそうです。コロナ禍ですが、小学校での取りくみはいつ、どのようにされたのでしょうか?

堀切さんー小学校での取り組みは、12月9日に台場小学校の5年生54名、12月10日に第三日野小学校の5年生113名、12月13日に三木小学校の4年生63名の合計230名を対象に行いました。

コロナ禍ということもあり、3校のうち1校は、現地に行っての開催ではなく、Zoomで子どもたち・群馬のりんご農園・ジャルパックを繋ぐパターンと、3校のうち2校は、感染対策をしっかり行い、ジャルパックが体育館におじゃまし、子どもたちと一緒にZoomで群馬のりんご農園をつなぐパターンの、2パターンで実施しました。

Hiroー3拠点を繋がれたんですね。どのような目的で実施されましたか?

堀切さんー子どもたちへの学びと交流の機会を提供する目的です。ジャルパックの地元・東京への貢献と、県外紹介による群馬の名産支援にもなります。

当日の様子

(提供元:ジャルパック)

Hiroー当日の子どもたちはどんな様子でしたか?

堀切さんーZoomを使用しての授業の方は、反応が見れず難しいかと心配でしたが、子どもたちは本当に素直で、活発に参加してくれました。Zoomの画面に自分たちが映るのも楽しんでくれていましたね。学校でもパソコンなどに触れているのか、オンラインでの授業に慣れているように感じました。

Hiroーそれはあるかもしれませんね。

堀切さんー後日にアフターフォローとして集合写真を加工して学校に送付しました。

子どもたちの感想

Hiroー子どもたちからどんな感想がありましたか?

堀切さんー面白かった、楽しかった、という感想を頂きました。後日、一人ひとりから丁寧な手紙を頂いたのですが、「次はJALに乗りたいです」「ジャルパックの話を家族でしながらりんごを食べました」という感想が書いてあり、とても嬉しかったです。

(提供元:ジャルパック)

ジャルパックとしての感想

(提供元:ジャルパック)

Hiroージャルパックさんの感想はいかがでしょうか?

堀切さんー今回の特別授業に当たり、社内からスタッフを募りましたが、そのメンバーも子どもたちから良い刺激を受け、モチベーション向上に繋がりました。

原口さんー今まで小学生を対象にした授業を行ったことはなく、初めてこのような大きな規模でイベントを行いました。関わったスタッフがエネルギーをもらえただけでなく、後日社内で動画を共有したところ、当日参加していないスタッフも大きな刺激を受けたと言っていました。

社内活性化という意味でも大きな意義があったと思います。

Hiroー子どもたちのどんなところからエネルギーをもらいましたか?

原口さんー子どもたちの笑顔ですね!

Hiroーそうですね!私たちも子どもたちと関わるたびに、笑顔から元気をもらっています。子どもたちにイベントを行うことで、どんなところに価値を感じましたか?

堀切さんー地域活性化などを担う子どもたちが元気に成長していき、学びが多い人生を生き、何十年後かにその地域に戻ってくる、ということは、地域のチカラに繋がると感じました。経済的にはロングスパンにはなりますが、幼少期にいろんな大人や社会と触れ合うことで、子どもたちの人生自体が豊かになると思いますし、そこに寄り添えるのは嬉しく思います。

子どもたちの元気なパワーを目の当たりにしてこちらが元気をもらえました。そんな元気な子どもたちに関わりあえて嬉しいです。

Hiroー子どもたちのパワーってホントにすごいですよね!

原口さんー自分たちでも旅行業から一歩踏み出して何か社会貢献的なことを、と思ってはいてもなかなか具体的な行動にいけませんでしたが、こんなことができる、と次に繋がる一歩になりました。

今後について

Hiroー今後について、どんな課題があるでしょうか?

堀切さんー事業としていくにはブラッシュアップが必要です。りんごの木のオーナー権を購入いただいたお客様向けた群馬オンラインツアーに手間がかかりすぎたということもありました。また、今回はジャルパックの本社がある品川区の教育委員会に相談しましたが、小学校にはコネクションがないのが実情です。

10代、20代に対して認知度などが低いので、将来のお客様として、またご家族で旅行の際の子どもたちへアプローチもしていきたいと思っています。

Hiroー今後はどのように展開されるのでしょうか?

堀切さんー地域の特産品を使ってこんな取り組みができる、というモデルを作って広げていきたいですね。活動内容としては、子どもたちに自ら考えてもらうような体験アウトプット型も考えています。

Hiroー群馬の子供たちと品川の子どもたちの交流もおもしろいのではないでしょうか?

堀切さんー確かにそれもおもしろいですね。

Hiroー子どもたちをビジネスの視点から見ると、将来世代、ステイクホルダーとして子供たちとの関係を深めていきたいということですね?

堀切さんーそうですね。コロナ禍で子どもたちが旅行に行けないなか、学校ではない社会と繋がったり、群馬の人々やジャルパックのスタッフなど学校以外のいろんな大人と関わっていろんな仕事を見ることができたりしたというのが、子どもたちに有意義だったのではないかと思っています。

Hiroー個人的に実践されているSDGs活動はありますか?

堀切さんー海の近くに住んでいる社員は、地域に根差した活動としてビーチクリーン活動をしています。社内では使い捨てコンタクトケースを回収してリサイクルしたり、ペットボトルの飲み物を買うのではなく、タンブラーや水筒を使うようにしたりもしています。

その他のジャルパックの取り組み

Hiroー家族みんなで車いすで雪遊びツアーという2019年のツアーは温かい世界だなと思いました。

堀切さんーこのツアーを持続的にするには手間がかかり、収益に繋がらない所は課題です。ただ、当日スタッフから聞いた話があるんです。ツアーまで、その親御さんも車いすのお子さんも旅行を諦めていたそうです。でもツアーに参加して、わが子がスキー場でリフトに乗る姿を見て親御さんは泣いていらしたそうです。

諦めていたことを実現できると示せるのはすごく意味があることです。企業として利益を生み出しながら実施できる体力を付けなければなりません。

Hiroー沖縄でのアレルギー対応のツアーもありましたよね。

原口さんーアレルギー対応のお子様だと事前に食材を全て知らせてもらうなど、すごく準備が大変なのですが、命に関わることなので、しっかり事前に対策をしています。ですが、アレルギーの方でもご安心いただける食事内容です、ということをまだ利用されていないお客様に情報が届いていない状態です。

こちらが日程を定めて団体ツアーとしてなら集客できますが、目指すところはお客様がお好きな日にちに旅行できるという個人ツアーです。でも、いつでもできる、とすると情報が薄くなってしまってお客様に届かないことに繋がってしまいます。情報をお客様に届けるのが課題ですね。

Hiroーたくさん取り組みをされていることに驚きました。いろんなことができることにもびっくりです。これからも持続していただきたいと思いました!

堀切さんーありがとうございます。一度きりで終わらせずにブラッシュアップをしながら磨き上げていきたいと思います。

ジャルパックに注目!

Hiroーこれからも様々な地域で取り組んでいきたいとお考えでしょうか?

堀切さんー地域と一緒にやっていくには深く入り込んで地域と連携することが必要になります。広げるよりも、今あるパイプをしっかり固めつつ、ブラッシュアップしたいと考えています。また、JALが地域事業本部を立ち上げ、コロナ禍で飛行機での仕事が減ってしまった客室乗務員を各地域に派遣しているので、そちらとも連携していきたいですね。

他の地域の方からもお声がけいただければありがたいお話ですし、検討していきたいと思います。

一緒に何かやってみたい企業や自治体の方は、ぜひジャルパックに問い合わせをしてみましょう。
群馬にも実際に行ってみてはいかがでしょうか?

問い合わせ先 ジャルパック公式ホームページ


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