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プログラミング知育絵本「アベベのぼうけん」とは?

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プログラミング知育絵本「アベベのぼうけん」とは?

みらいいでもたびたび登場するおすすめのプログラム絵本「アベベのぼうけん」。楽しく読みながら自然にプログラミング的思考力を身につけることができるという話題の絵本です。
・子どもに考える力をつけさせる知育絵本を探している・小学生になった子どもと一緒に楽しめる絵本を探している・子どもにプログラミングに触れさせたいが、何から始めたらよいのか分からない・パソコンやタブレットを使わないで、気軽にプログラミングに触れられないかといった考えをお持ちの方に特におすすめです。
一体どんな絵本なのか?! ていねいに解説していきます!

みらいいでもたびたび登場するおすすめのプログラム絵本「アベベのぼうけん」。
楽しく読みながら自然にプログラミング的思考力を身につけることができるという話題の絵本です。
・子どもに考える力をつけさせる知育絵本を探している
・小学生になった子どもと一緒に楽しめる絵本を探している
・子どもにプログラミングに触れさせたいが、何から始めたらよいのか分からない
・パソコンやタブレットを使わないで、気軽にプログラミングに触れられないか
といった考えをお持ちの方に特におすすめです。
一体どんな絵本なのか?! ていねいに解説していきます!

プログラムすごろく「アベベのぼうけん」とは?

▲出典:小学館

「アベベのぼうけん」は、簡単なすごろくのようなプログラムを解いていくだけで、プログラミング的思考が身についていくという、全く新しい形式の知育絵本です。
実際に読みながらプログラムをやってみると、何度も繰り返し解き進めるうちに、指示がスムーズに理解できるようになってきます。
繰り返すことで、自然とプログラミング的思考力のトレーニングができる仕組みになっているのです。
この絵本で身につくプログラミング的思考力は以下です。
・プログラムを解読する力
・手順を組み立てる力
・頭の中でシュミレーションする力
(引用:小学館)
また、章ごとに「学びの時間」という大人向けの小さいコラムがあり、その章で学べるプログラミングの内容や用語などが解説されています。
これがとても専門的で、こんなことまで学んでいたのか! と驚いてしまいます。
さらに作者の一人は、なんとピラゴラスイッチを生み出した、佐藤雅彦氏です!

ストーリも面白い

ストーリーは、主人公アベベが、ドドジ王国の次期国王となるために修行の旅にでて、さまざまな体験を通して成長していく話です。

主人公のアベベ

▲出典:小学館

主人公アベベも読み進めると、だんだんかわいく見えてきます。

▲出典:小学館

上の図のようなプログラム(指示)通りに、指を使いすごろくのようにコマを進めていくことで話が進んでいきます。
上下巻とも、大体全体の4割程度がこのプログラムを解くページになります。
さらに上下巻でお話が続いています。もちろん上巻だけでも、プログラムがいくつも載っているので十分楽しめるのですが、お話としてはまだまだ途中。
最後までプログラムをやりきった達成感と、感動のラストを味わうのなら、下巻まで読むことをお勧めします!
また、本筋とは別に、2、3コマのマンガがあったり、セリフや文章も子どもがテンポよく楽しめるよう、よく考えられています。
アベベのぼうけんに関連した記事はこちら!
【実施レポート】実は、すごろくでプログラミング的思考が養える!
【本からゲームを作ろう!前編】〜アベベの冒険〜
【本からゲームを作ろう!後編】〜アベベの冒険〜

実際子どもと読んでみてどうだった?

8歳と4歳に親が読み聞かせてみたところ、本を見せるとすぐに飛びついてきた二人。
単純なプログラムがずっと続くので、「絶対飽きる…」と一瞬頭をよぎったが、8歳はルールを理解して最後までプログラムをやり遂げた。
すぐに下巻もやりたがったので一緒に読んだが、プログラムのレベルが上がっていて、本人だけでは解けないページも。
ヒントをあげながら頑張って最後までやりきると素晴らしい達成感! 
そしてすぐに、本に仕組まれた仕掛けを確認するため、再び上巻を読み込む8歳であった。
まだ数字や文字が得意ではないうちの4歳は眺めているだけだったが、セリフでケラケラ笑ったり、さまざまなキャラクターに反応していました!
実際に子どもからは
「冒険しているのが楽しい」
「自分の力で進められるので主人公になった気分!」
とのことでした!

対象年齢は小学校低学年だけど、未就学児でも十分楽しめる!

上巻は、プログラムの指示通りに進むだけなので数が数えられればできるため、未就学児でも数字が好きな子どもなら楽しめます。
さらに下巻では足し算・引き算使ったり、プログラムの指示が難しくなったりと、内容がレベルアップしています。つまずく子もいるかもしれませんが、大人が一緒に読んでいるなら、ヒントをあげたり、答えを教えてあげたりしてもよいとですね。
物語としてとても楽しい絵本なので、初めは子どもにプログラムをクリアさせることにこだわらなくてもよいでしょう。
対象年齢が幅広いので、子どもが小さいうちはストーリーを親子で楽しみ、年齢があがってからはプログラムをゲーム感覚で解いていく(ついでに論理的思考力を鍛える!)。というように、
長い期間使える絵本であることは間違いありません。

現役プログラミング講師もおススメ!

みらいい編集部でもあり、現役プログラミング講師齊藤陸に魅力を語ってもらいました!
・物語が面白く、さらに物語が次どんな展開になるかな? というワクワクがありながら、自然とプログラミングの考え方を身につけられる
 ・すごろくという子どもがとっつきやすいものを通して、とっつきにくいプログラミングの基礎的な考え方を身につけることができる
 ・ただ読むだけではなく「体験的に読む」という楽しみながら、学習定着率も上がる素晴らしい仕組み
・プログラミングを始めたいけど年齢的にもまだ早いかな? と感じる小学校低学年の子どもには特におすすめ!

親子で楽しめて、ついでにプログラミングの勉強にもなるお得な絵本!

 小学生になると、好きな本を自分で選んで読むようになりますが、時には、良質な絵本を子どもに選んであげることも大切なことです。
また、子どもと一緒に「アベベのぼうけん」を読みながら、一緒に同じ目的に向かい試行錯誤し、共に達成感を味わうことは、親子の貴重なひと時になります。
プログラミング講師もおすすめの、楽しく遊べる「アベベのぼうけん」。お子さんが少しでも興味を持ちそうなら、ぜひ手に取り、唯一無二の絵本の世界を体感してくださいね!

★購入はこちら

プログラムすごろく アベベのぼうけん おどろきの上巻

プログラムすごろく アベベのぼうけん かんどうの下巻

「アベベのぼうけん」を題材にした、みらいい発の企画をご紹介!!

みらいいでは「アベベのぼうけん」の絵本を題材にしたワークショップなども行っています。
学びの題材にもなるこの絵本「アベベのぼうけん」は、教育的にも価値のある優れた絵本であることがわかります。
是非リンク先もチェックしてみてくださいね。
【本からゲームを作ろう!前編】〜アベベの冒険〜
【本からゲームを作ろう!後編】〜アベベの冒険〜

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