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小学校入学に向けて計画的に準備を始めよう!

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小学校入学に向けて計画的に準備を始めよう!

子どもの入学には様々な準備が必要です。学校で使う持ち物や、家庭内でできること、生活面や心の準備まで、詳しく見ていきましょう。

子どもの入学には様々な準備が必要です。学校で使う持ち物や、家庭内でできること、生活面や心の準備まで、詳しく見ていきましょう。
 

まずは入学までのスケジュールを確認しておきましょう!

小学校入学までの一年間でやることを見ていきましょう。お住まいの地域によって、時期が異なりますので、詳細な時期をお知りになりたい方は、必ず直接学校までお問い合わせください。
 
〇ランドセルや学習机の購入【4月~】
人気のメーカーのランドセルの購入を検討している場合は、販売時期などをネットでチェックしておきましょう。必ず子どもの意見を聞いて、気に入ったものにしてあげてくださいね。また、ランドセルを早めに準備する場合、形や色など学校の指定がないかどうかを確認しておくと安心です。
 
〇就学児検診【9~2月頃】
子どもと一緒に小学校に行って、集団で健康診断を受けます。平日の午後に行われる場合が多いようです。入学後に心配なことがある場合、検診後に小学校の先生と個別での相談ができる場合もあるので、検診の案内が来たら、事前に学校側に相談しておくといいでしょう。
 
〇入学前説明会【9~2月頃】
保護者が小学校に行き、入学までに身につけておく生活習慣や、入学後の学校生活、持ち物などについての説明を受けます。また、先生に直接質問できるチャンス。不明点があればその場で確認しておきましょう。
 
〇持ち物の購入【2~3月頃】
入学前説明会のときに提示される持ち物リストに沿って準備しましょう。
 
〇入学式の服装の準備【入学式までに】
本人の服装と、出席する家族の分の服装も準備します。コロナ禍で入学式に出席できる人数が限られている場合があるので、必要なら確認しておきましょう。
 
〇撮影【4月初め】
入学式当日は慌ただしかったり、緊張で疲れてしまって余裕がなかったりと、思うように写真が撮れない場合も。当日集合時間前に校門前に行って「入学式」の看板前で撮影しておくのもおすすめです。お天気の良い日に近所の景色のいい場所で、子どものランドセル姿を前撮りするのもいい記念になりますね!
 
また、以下のような希望がある場合は、夏頃までに前もって必要な手続きを調べておきましょう。

  • 学童クラブを利用したい場合
  • 学区外の学校を希望(指定校変更)する場合
  • 支援学校や特別支援学級などを検討している場合

など

 小学校準備:持ち物編

入学前に揃えるもの準備リスト

入学前には揃えるものがたくさん! 事前に予算も含めて揃えるものをイメージしておきましょう。
ランドセルは約3万~10万円、学習机は約3万~7万円と価格帯が幅広いのが特徴です。学用品は形や色などに細かい指定がある場合も。持ち物の案内が来てから揃えた方がよいでしょう。校章が入る指定の帽子や体操着などは、購入するお店が学校から指定されている場合もあります。予算は、学校にもよりますが、約3万~5万円を見積もっておきましょう。

  • ランドセル
  • 学習机や学習椅子など(必要なら)
  • うわばき
  • 校帽
  • 体操着上下・紅白帽など一式
  • 防災頭巾とカバー
  • うわばき袋
  • ランチョンマット・巾着袋
  • 体操着入れ
  • 手さげ袋
  • 筆箱
  • 鉛筆
  • 消しゴム
  • 下敷き
  • ・鉛筆

そのほか、セロハンテープ、のり、鉛筆削りなどが必要な場合もあります。
水着や絵の具セットや、習字道具、リコーダーなどに関しては、入学前に指定がない場合、授業で使用する前に案内が来ることが多いです。

小学校で使う持ち物の準備のコツとは?

早めに準備を進めたい気持ちもわかりますが、学校で使うものに関しては、学校から持ち物の案内がきてから購入することをお勧めします。例えば、鉛筆は無地のもの、ランチョンマットのサイズなど、学校によっては、かなり指定が細かい場合があるのです。また、コロナ禍で以前とは持ち物の規定が変わっている可能性も。

事前に買っておいた物が買い直しになってしまってはもったいないですね。可能なら、学校で使うものを子どもと一緒に買いに行って、選べるものがあれば本人に選ばせてあげるといいでしょう。筆箱、鉛筆、消しゴムなどは、しばらく実際に使って、慣れておくのがおすすめです。

 小学校準備:家庭編

勉強する環境を整えよう!

入学までに自宅学習の環境を整えていくことが必要になってきます。学習机を購入するか、リビング学習をさせた方がよいのか、予算やスペースのこともあり、頭を悩ませてしまうのではないでしょうか。

スペースに余裕があるなら、お子さん用の学習机があるといいでしょう。子ども専用の机と椅子は、身長に合わせてサイズを変えることができるものもあり、よい姿勢を保てます。また、学校の持ち物を机の周りに置いて収納できます。机の上に気が散るものを置かなければ、勉強するモードに入りやすいですね。

ただ、専用の学習机がなかったとしても、要はお子さんが一定時間集中して学習できればよいので、環境を整えてあげれば大丈夫! リビング学習という言葉も定着し、実際にダイニングテーブルで宿題をしている子どもも多いでしょう。

リビングは、話し声やテレビなどの音、お料理のにおい、家族の持ち物が置いてあるのが目に入ったりと、さまざまな刺激があります。学習をするのに慣れないうちは、目の前に卓上の折り畳み式のパーテーションを設置したり、家族も作業をやめて静かな時間をつくってあげるといいでしょう。

家族の協力が難しければ、移動できる小さな机を用意してあげて、子どもに静かで集中できそうな場所を探してもらい、そこで学習してもらうのでもいいかもしれませんね。

入学までに、簡単なドリルでも、工作でも、塗り絵などでもよいので、一定時間机に向かう時間を意識的に設けていくと、入学後も家庭学習の取り組みがスムーズです。

持ち物激増! 子どものスペースを確保しておこう!

幼稚園や保育園に比べると、小学生の持ち物の多さに驚いてしまうかもしれません。持ち物を置くスペースを確保しておきましょう。たまにしか使わない専科の道具なども、急に必要になったときにすぐに持っていけるよう、保管は出しやすい場所に。

ちなみに、学期末は持ち帰るものがとても多いので、長期休み中の荷物置きスペースも必要です。通う学校や、学年によっても異なりますが、以下に持ち物をまとめていますので参考にしてみてくださいね。
 
◆毎日持っていく物
通学用のランドセルやかばん、校帽、教科書、ノート(クラスにおいておける場合もある)、タブレット、ランチョンマット、ハンカチ、ティッシュ、マスクなど
◆たまに使用する物
リコーダー、鍵盤ハーモニカ、絵の具セット、習字道具など
◆学期末
学期末には普段は学校においてあるものも持ち帰ります。
引き出し(中身ごと)、防災頭巾、体操着、うわばき、長期休み中の宿題、プリント類、図工作品、植木鉢など

小学校入学準備:生活面

入学までに身につけさせたいこと

園生活に別れを告げ、小学生になると、今までとは大きく生活が変わります。生活の変化の負担が減るように、事前に生活面や学習面で入学に向けて準備できることがありますので、以下の記事も参考にしてみてください。ポイントは、小学校へのプレッシャーを感じさせないこと。小学校に上がるのが楽しみになるように、準備していきましょう。

入学前にできるようになっておきたいことはこちらで詳しくご紹介しています。
小学校入学前にできるようになっていた方が良い6つのこと〜前編〜
小学校入学前にできるようになっていた方が良い6つのこと〜後編〜

 

親自身も準備が必要!

入学直後は、子どもも初めてのことだらけで体も心も疲れてしまいます。家でゆっくり休めるよう、学校に慣れるまで、学校以外の習い事や、お出掛けのスケジュールを少し減らすなど、調整できるようにしておくのがおすすめです。また、入学後は下校時刻が日によって変わることも。給食や5時間授業は徐々に始まりますので確認しておきましょう。

子どもの入学を控え、見守る親としても心配事が多いのではないでしょうか。しかし、親の不安な気持ちは子どもに伝わってしまいます。入学は喜ばしいことだよ、不安なことがあっても、いつでも受け止めるから大丈夫だよ! というメッセージを伝えて、子どもの前ではどっしり構えていてあげましょう。

入学後に心配なことがあれば、担任の先生を始め、養護の先生、スクールカウンセラー(学校に週に数回程度来ているカウンセラー。親も子どもも相談できる)、自治体の相談機関など、相談できる先はたくさんあります。

話をよく聞いてくれて、一緒に解決策を考えてくれる相談員とつながっておくと、後々学校生活で相談したいことが出てきたときにも頼りになりますよ!

 入学準備、計画的に進めていいスタートを切ろう!

親子にとって大きな節目となる小学校への入学。もう幼児期が終わってしまう寂しさや、期待、不安などが入りまじり、親としては少々複雑な気持ちです。入学準備が計画的に進めば多少安心ですが、完ぺきにできていなくても、学校が始まってから揃えればよいものもあるので大丈夫。

入学後も、親子で焦らずゆっくり学校のペースに慣れていきましょう。子どもが不安を抱えていないかなど、気をつけて様子を見てあげてくださいね。

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