【中学受験特集】中学受験の偏差値やトレンド、経験者のインタビュー記事も！

子どもが高学年になると周りのお友だちが塾に行きだして、気になってくるのが「中学受験」。
そもそも中学受験とは何なのか、どんな子どもが向いているのか、高校受験との違いは、など、疑問も多く湧いてくるのではないでしょうか。
そこで、中学受験に関する記事をまとめてご紹介します。
中学受験の基礎知識を身につけ、中学受験をするとはどういうことなのかを理解し、子どもの将来についての考え方などを知ることで、中学受験をするかしないかの判断に役立ててください。

中学受験とは？

中学受験とは、私立中学校、国立中学校、公立中高一貫教育校に入学するために受験することを指します。
小学校4年生から中学受験へ向けての勉強を始めるのが一般的ですが、小学校3年生から準備を始める子どももいます。
私立中学校では独自の難解な問題が出されることもあり、学校ごとに対策しなければなりません。
なお、中学受験をするかどうかは、メリット、デメリットをよく考え、各ご家庭の状況も合わせて判断する必要があります。

近年の中学受験においては、思考力を見る問題も出題されるようになりました。
中学受験をする場合は、志望する中学校についてよく調べ、どんな問題が出される傾向にあるのかを知って、対策することが不可欠です。
学校によっては、思考力を問われるプログラミングの問題に関して、入試の前年の夏休みに体験会が実施されるところもあるため、情報に注意し、興味のある中学校があれば申し込みを忘れないようにしましょう。

中学受験の基礎知識や、近年の中学受験のトレンドについての記事はこちらをご覧ください。実際にどんな問題が出題されているのかも紹介しています。
近年の中学受験のトレンドはプログラミング的思考？思考力が重視される傾向に！

中学受験の偏差値とは？

中学受験の偏差値と高校受験の偏差値とでは意味合いが異なると聞いたことがあるでしょうか？
中学受験での偏差値50は、高校受験での偏差値60以上に相当するといわれています。
高校受験は、全国ほとんどの中学校3年生が母体となることに対し、中学受験は「中学受験をしよう」と勉強に多くの時間を割いている小学校6年生が母体となっていることが原因です。
子どもの偏差値の推移を見るには、同じ模試を受け続けることが有効です。模試ならばどれでも良いという訳ではなく、子どもが志望する中学校を受ける受験生が多く受ける模試を受けるようにしましょう。

また、偏差値は中学校の特性を知るのに利用する事ができます。
中学校の偏差値として発表されている値は「その学力の子どもが100人受験したら80人合格する」と考えられている値です。
「今の偏差値では合格できない」と感じたとしても、あきらめるのは早計かもしれません。
その中学校に入学した子どもの最低ラインの偏差値をチェックしたり、高校を卒業する際の進学先を見ることで偏差値を通してその中学校の特性が見えてくることもあります。

中学受験の偏差値について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
偏差値だけにとらわれない中学校選びについても紹介しています。
中学受験の偏差値の特徴とは？子どもの未来を広げるための活用方法も！

中学受験を経験したご家庭のインタビュー

中学受験をしようか迷っている場合、参考になるのは経験者の話ではないでしょうか？
こちらの記事は、中学受験をしたご家庭、しなかったご家庭がどのように考え、子どもとどのように接していったのか。中学受験に向いている子どもと、高校受験に向いている子どもの違いは、などについてのインタビューです。
中学受験をするかどうかを決める際には、周りがどうしているのかを気にするのではなく、うちの子にとってどちらがよいのかを第一に考えることが大切です。
中学受験をするのは親ではなく子どもなので、本人がどうしたいかしっかり意見を聞きましょう。また、子どもが自分なりの判断基準や意見を持てるように、情報を集めて子どもに伝えるなど、親のサポートも欠かせません。もちろん、中学受験をすると決めたら、子どもの健康管理や塾への送り迎え、精神面のサポートなど、親の助けは必要不可欠です。
その上で、子どもが「中学受験をしたい」と判断するなら、親子で目標に向けて歩んでいきましょう。

中学受験を経験したご家庭へのインタビューの記事はこちらをご覧ください。
うちの子に中学受験は必要？中学受験を経験したご家庭へインタビュー！

中学受験はゴールではなく通過点

中学受験をするにしろ、しないにしろ、ポイントは「子どもが自分で決めること」です。
もちろん、子どもが判断できるように、情報を集め、分かりやすく子どもに伝えるという役目は親が担います。
中学受験をすることになったとしても、長い人生の中で「中学受験はゴールではなく通過点」です。
志望する中学校に入る事が目的なのではなく、どんな人生を送りたいのか、将来何がしたいのか、そのために、今なぜ中学受験をするのかを考える必要があるのです。
また、中学受験した子ども全員が合格するわけではありません。
もし、志望する中学校に合格できなかったとしても、前向きに歩んでいけるように大きな視点で子どもの人生を見、アドバイスできる親であることも求められるでしょう。