ドローンが教育現場で大注目!家でもできるプログラミング教育

「ドローン」が今、教育現場で注目されています!
この事実を聞いて、「ドローンを授業で使うってどういうこと?」と疑問に思うママさんがほとんどではないでしょうか。
しかし、ドローンには先生たちが注目せざるを得ない理由があったのです!
今回の記事では、ドローンが教育現場で注目される理由を解説します。
ドローンの魅力から、家でドローン教育にチャレンジする方法まで説明しているので、ドローン教育に興味があるお父さん、お母さんは要チェックです!
ドローンが教育の現場で注目されているわけ
なぜ今、ドローンが教育の現場で注目されているのでしょうか。
「ドローンは現代を生き抜くための技術を学ぶのに最適なツールである」
からになります。
現代は、ドローンだけでなく、人工知能やVR技術などの進化が急速に進んでいます。
街中でも、ロボットやVRを活用した施設を見かける機会が増えましたよね。
その人工知能やVR技術は、プログラムによって成り立っています。
プログラムを作り出すことをプログラミングといいます。
人工知能やVR技術が急速に進化している今だからこそ、世界でプログラミングが重要視され、日本でもプログラミングの授業やスクールが増加しています。
また、プログラミング教育とともに重要視されているのが、STEM(ステム)教育です。
「Science(科学) Technology(技術) Engineering(工学) Math(数学)」の頭文字をとったSTEM教育は、その名の通り、科学、技術、工学、数学を総合的に学ぶ教育です。
科学技術の発展に欠かせない分野を総合的に学ぶことも、現代社会を生き抜くために重要とされるため、STEM教育も日本で広まっています。
この「プログラミング」と「STEM教育」の架け橋のひとつがドローンです。
ドローンは、プログラムによって制御されています。
「離陸する」「前進する」「着陸する」といったドローンの動きのすべては、プログラムによるものです。
また、ドローンはSTEM教育要素も含まれています。
ドローン本体の分解、組み立てし、整備することで技術面や工学面も学べます。
日本だけでなく、世界各国で重要視されている「プログラミング」「STEM教育」が学べるドローンだからこそ、今教育現場で注目されているのです。
ドローン教育の魅力
ドローンが教育現場で注目されている理由は、プログラミングとSTEM教育が1体で学べるだけではありません!
ここで、ドローン教育の魅力を詳しく説明します。
先端技術に触れられる
ドローン教育の魅力のひとつは、先端技術に触れられることです。
ドローンは、小さい機体ながらも先端技術がぎゅっと詰まっています。
先端技術に小さいころから触れていれば、近い将来にドローン社会が訪れても戸惑うことはないでしょう。
先端技術に触れる機会を増やすことは、教育上有効とされています。
発展的な活用ができる
発展的な活用ができることも、ドローン教育の魅力です。
- ドローンを飛ばすプログラムを作る
- ドローンを分解してSTEM要素を学ぶ
- ドローンの空撮画像を社会や体育などの授業で活用する
ドローンが教育現場に浸透すれば、子どもの想像力や潜在能力を高めるためのさまざまな活用法が期待できます。
とにかく楽しい!
ドローン教育の最大の魅力といえば、「子どもも大人も楽しめる!」ということでしょう。
まず、目の前にドローンが現れただけでテンションが上がります。
さらにそれが自分で操作できるものなら、誰もがこぞって「やりたい!」と言い出すはずです。
自分が動かした機体が空を飛ぶ…なんて夢がありますよね。
子どもだけでなく、大人も楽しいことは間違いなし!
教師も生徒も楽しめる、理想的な授業を可能にするのがドローンです。
子どもと一緒にやってみる?家でドローン教育する方法
実は、ドローンは家庭でも楽しめるんです!
先端教育を家庭でも取り組みたいママさんは、家でドローン教育に挑戦してみてはいかがでしょうか。
これから、家庭でドローン教育する方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
①教育用ドローンを買う
まずは、教育用のドローンを購入しましょう。
「TELLO EDU」というドローンが一般的に広く使われているのでおすすめです。
②プログラミングソフトを準備
次にドローンを動かすためのプログラムを作るプログラミングソフトを準備してください。
「TELLO EDU」専用のプログラミングアプリか、「Scratch」というツールを使うのが一般的です。
「Scratch」は、ビジュアルプログラミングのひとつです。
難しく敬遠されがちなプログラミングを、子ども向けに楽しく学べるように開発されました。
そのため、使いやすさは抜群でしかも無料!
家庭でも子どもと簡単にプログラミングを学べますよ。
「Scratch」は教育現場で一番使われてるツールなので、プログラミング授業に慣れさせたいという目的があるママさんは「Scratch」がおすすめ。
「とりあえずドローン教育を試したい」というママさんなら、専用プログラミングアプリを使うといいでしょう。
③プログラムを作る
ドローンとプログラミングソフトを用意したら、ドローンを動かすためのプログラムを作ります。
ドローンに与えられる命令は、さまざまなものがあります。
- takeoff:離陸する
- forward:前進する
- backward:後退する
- hover:ホバリングする(その場で静止する)
- land:着陸する
- left:左に約90度旋回する
- right:右に約90度旋回する
- up:上昇する
- down:下降する
- flip:前方宙返りする
- backflip:後方宙返りする
ドローンに命令すると、上記のような動作が可能です。
意外といろんな動きができますね!
これらの動きを「離陸してその場でホバリング、右に90度旋回して着陸」「離陸して後退してホバリング、後方宙返りして下降して着陸」というように、自分で動きを考えて組み合わせたらプログラミング完成です。
④ドローンを飛ばす
ドローンの動きをプログラミングできたら、いよいよドローンを飛ばしましょう!
飛ばす前に、
- ドローンの周り約3メートル以内に人がいないか確認
- 「飛ばすよ!」と声掛けする
の2点は最低限の注意として覚えておいてください。
また、外で飛ばす場合はドローン飛行NGな場所があるため、事前に確認しておきましょう。
道路や公園、国の重要施設、他人が管轄する土地がNGな場合が多いです。
ドローンを飛ばしても予想通りに動かないことがあります。
なぜなら、ドローンの個体差や空気の流れなどが作用するからです。
動かなかったら、「どうしたら飛べるかな?」「どこを変えたらいいかな?」と子どもに呼びかけて、再度プログラミングをしてみましょう。
試行錯誤するうちに、子どもの考える力や予測能力が育っていくことを、ママさんは実感できるはずです。
それも遊びながら、楽しみながらできますよ。
子どもの能力を伸ばすだけでなく、笑顔を増やせるドローン教育。
「家でやってみたい!」と思ったママさんは、ぜひドローンをお子さんとご家庭で飛ばしてみてください!
みらいいではドローンを使ったこんな遊びもやりました!
おわりに
ドローンが教育現場で注目されているのは、「ドローンは先端教育に最適な教材」だからです。
プログラミングとSTEM教育の架け橋になり、さらに発展的な活用も可能なら、先生方の注目を集めるのも納得ですね。
なにより、子どもが楽しめるのが一番!
子どもも大人も楽しめることが、ドローンの最大の魅力です。
そんなドローン教育の魅力に惹かれたママさんは、自宅でチャレンジしてみましょう!
一緒に笑いながら、子どもの成長を感じることができますよ。
さまざまな魅力を兼ねそろえたドローンが、授業で普通に飛ぶ日はすぐそこかもしれません。
そんな未来が待ち遠しいですね!
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