検索

スポーツ選手ってどんな仕事?仕事内容や人気度についても紹介!

みらいの学び
公開日:2024年10月28日 更新日:2024年10月28日
スポーツ選手ってどんな仕事?仕事内容や人気度についても紹介!

小学生の「将来なりたい職業」でも、トップクラスに位置するスポーツ選手。

テレビで観るスポーツ選手はとても華やかで輝いており、子どもが憧れるのも思わず納得してしまいますよね。

ここでは、スポーツ選手の仕事内容や人気度、向いている性格など、スポーツ選手の概要についてまとめました。子どもがスポーツ選手を目指していたら、ぜひ参考にしてください。

もくじ

    スポーツ選手ってどんな仕事?

    ここでは、スポーツ選手の仕事内容について紹介しています。
    スポーツ選手は、練習や試合をすることだけが仕事ではありません。見えないところでも隠れた努力をしているのです。

    仕事としてスポーツをする

    スポーツ選手は、もちろんスポーツすることを仕事として収入を得ています。
    野球やサッカー、バスケットボール、テニス、相撲など、多種多様なスポーツにプロのスポーツ選手が存在し、試合によってファンを魅了しています。
    試合ではプロならではのレベルの高いプレーを見ることができるので、そのスポーツをしている子どもにとっては勉強にもなりますね。

    日々の練習や体調管理を行う

    スポーツ選手にとっては、日々のトレーニングや体調管理も大切な仕事。
    もちろんメインの仕事は試合に出場してスポーツをすることですが、そこで自分の力を発揮できるよう、厳しい練習をし、自身の身体や精神を鍛えておく必要があります。ランニングや筋トレに加え、それぞれのスキルを磨くためのトレーニングも行います。
    また、身体のケアをしっかり行うことも欠かせません。
    スポーツ選手は、身体が資本。
    もしケガや体調不良になった場合、試合に出られなくなってしまいます。ケガの度合いによってはそのまま引退という事態にもなりかねないため、練習後や試合後にはストレッチを行う、オフの日はしっかり身体を休めるなど、自身の体調管理に気を配ることも大切なのです。

    メディア取材対応やイベントへの参加

    マスコミやメディア取材の対応、ファンイベントや子ども向けのイベントなどに参加することも、スポーツ選手の仕事と言ってよいでしょう。
    人気の選手であればあるほど、取材対応やイベント参加の数は多くなります。実力はもちろんですが、人気も収入に直結するため、これらの仕事もきちんとこなさなければいけません。
    トップクラスの選手になると、テレビ出演やCM出演のオファーも来るようになります。

    日本でスポーツ選手の仕事をしている人数は?

    日本でのプロスポーツ選手の正確な人数を把握することは難しいですが、主要なプロスポーツリーグと選手数は以下のようになっています。

    • プロ野球(NPB): 約800〜900人。
    • Jリーグ(サッカー): 約1,200〜1,500人。J1、J2、J3の合計56チームに所属。
    • バスケットボール(Bリーグ): 約1,000〜1,200人。B1、B2に所属する選手。
    • ラグビー(ジャパンラグビートップリーグ): 約600〜700人。
    • その他の競技: ゴルフ、テニス、卓球、格闘技、フィギュアスケートなどの個別競技も含めると、数千人規模のプロ選手が活動していると見られています。

    全体的に見て、数千人から1万人程度のプロスポーツ選手が日本にいると考えられます。
    参照元:日本のプロスポーツチーム一覧 

    スポーツ選手の人気度

    引用元:日本 FP協会公式

    日本FP協会が発表した2023 年「小学生将来なりたい職業」ランキングのデータによると、男子児童の1位は「サッカー選手・監督など」、2位に「野球選手・監督など」、4位に「バスケットボール選手、コーチ」がランクインしています。

    とくに、「バスケットボール選手・コーチ」は、前回の10位から大幅アップ。
    2024年のパリオリンピック出場を決めた男子日本代表チームの活躍や、国内リーグの盛り上がりにより、バスケットボール選手に憧れる子どもが増えていると考えられます。

    この結果からも、スポーツ選手になりたいと思っている子どもが多いことがわかりますね。

    スポーツ選手になるには?

    スポーツ選手になる方法は、競技によって異なります。
    学生時代に高い成績を上げてプロチームからスカウトされる、選手兼社員として会社に入社する、プロチームの入団テストを受ける方法などがあります。
    ボクシングのように、プロテストに合格し、ライセンスを取得することでプロになれるスポーツもあります。
    どの種目も、学歴より実力が重要視されるのが基本です。
    野球やサッカー、バスケットボール、バレーボールなどは、学生時代に高い成績を上げることでスカウトされる選手も多くいます。したがって、高校や大学時代に大きな大会で活躍できるよう、進学先は全国大会の常連校を選ぶのがおすすめ。
    全国大会の常連校には指導力が高い指導者が在籍しているので、全国に通用する高い技術を身につけられるでしょう。全国大会やインターハイで活躍できれば、プロからのスカウトも夢ではありません。
    また、オートレースや競馬、競輪、競艇といった公営競技の場合、資格取得のために指定の養成所に通う必要があります。入学には年齢、視力、体重といった細かい条件が指定されているケースが多いので、事前によく調べておきましょう。

    こんなあなたはスポーツ選手に向いているかも!

    ここでは、スポーツ選手がどのような人に向いている職業なのかをまとめました。

    厳しい練習にも耐えられる強いメンタルと意志がある人

    スポーツ選手は、ひとつの目標に向かって日々厳しいトレーニングや鍛錬に集中することが重要です。
    結果で評価される実力主義の世界なので、結果を出し続けなくてはいけません。辛いことがあっても、「自分は絶対にこの競技で食べていくんだ」という強いメンタルと意志を持っている人は、スポーツ選手に向いていると言えるでしょう。

    自己肯定感が高い人

    自己肯定感が高い人も、スポーツ選手に向いています。
    奢りではなく、「自分ならできるはずだ」と常に自分に自信を持っていられる人です。
    どれだけ優れた素質を持っていたとしても、「どうせ自分なんか」「こんな自分が勝てるわけがない」と思っているようでは、勝てる試合も勝てなくなってしまいます。
    技術も大切ですが、最終的に結果を左右するのは自分の気持ち。
    自分の練習量や努力、能力に常に自信を持っており、「絶対自分は勝てる!」「自分ならできる!」と思えるような性格であれば、必ずよい結果を残すことができるでしょう。

    精神的にタフな人

    先述したように、スポーツ選手は常に結果を求められる職業です。
    いくら努力を重ねたとしても結果がすべてであり、評価に対してはシビアなのがスポーツ業界。ファンの期待に応えなければいけない、監督の期待に応えなければいけないといったように常にプレッシャーを感じながらプレーをすることも多くあるため、プレッシャーに耐えられるだけの強い精神力を持っている人が向いていると言えるでしょう。

    スポーツ選手になるために今からできること

    小学生の子どもが将来スポーツ選手になるために、今からできることはたくさんあります!少しずつできることから取り組んでいきましょう。

    基礎体力を作っておく

    毎日運動をする習慣をつけておくことが大切です。

    スポーツ選手になるには、スタミナや筋力、スピード、柔軟性など、全般的な体力が必要となります。子どもの頃から運動習慣を身につけることで、スポーツ選手に必要な基礎体力を養うことが可能です。

    公園などでの外遊びからはじめ、スポーツなどの習い事をするのもよいでしょう。

    親子で一緒に運動や遊びを楽しむのもよいですね。以下の記事も参考にしてください。
    かけっこが速くなるコツを掴もう!親子で一緒に楽しめる運動も紹介 (miraii.jp)
    寒い冬でも外遊び!外遊びのメリットとおすすめの遊びを紹介! (miraii.jp)

    バランスのよい食事をとり健康管理もしっかり行う

    成長期には、栄養バランスの取れた食事が必要不可欠。タンパク質や炭水化物、ビタミンなどを含む食事を意識して摂取し、スポーツ選手に必要な丈夫な体を作っておくことが大切です。

    また、十分に体を休めることも大切。とくに睡眠は、成長と回復を促すための重要なポイントです。運動をした後のストレッチやマッサージなども、欠かさず行うようにしてください。

    栄養のある食事については、以下の記事も参考になります。
    小学生の風邪予防はこれ!7つの習慣と具体策を紹介! (miraii.jp)

    睡眠の詳細についての記事はこちら!
    子どもの睡眠時間が足りてない?!「良い眠りのコツ」とは? (miraii.jp)

    コミュニケーションとチームワークを学ぶ

    バレーボールやバスケットボールのような チームスポーツでは、仲間との協力やコミュニケーションが、勝利するための重要な要素。技術がどれだけすばらしくても、仲間とコミュニケーションが取れなければ、試合で勝利を収めることはできないと言っても過言ではありません。

    仲間と協力する大切さやチームワークを、友だちとの遊びやスポーツなどで養っておきましょう。課外学習やアウトドア体験などの直接体験でも、協調性やコミュニケーション力を育むことが可能です。

    直接体験については、以下の記事も参考にしてみてください。
    直接体験で生きる力を身につけよう!体験が大切な理由とおすすめの体験を詳しく解説! (miraii.jp)

    職業適性診断をしてみよう!

    あなたのお子さまはどんな職業適性があるのか気になりますね!
    お子さまの職業適性を診断できる「みらいいチェック」はこちらから!
    ぜひ、やってみてくださいね!
    「みらいいチェック」をやってみる!

    スポーツ選手の他40種類以上のお仕事体験ゲームがあるみらいいパークはこちらから!

    related関連記事

    上に戻る