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【子どもと取り組むSDGs】目標13 気候変動に具体的な対策を 〜地球温暖化編〜

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【子どもと取り組むSDGs】目標13 気候変動に具体的な対策を 〜地球温暖化編〜

SDGs目標13は「気候変動に具体的な対策を」です。
キッズプログラマーたちがアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」で作品を通して訴えている目標13の達成に向け、私たちにできることは何でしょうか。子どもたちの作品を紹介します。

持続可能な開発目標SDGs。目標13は「気候変動に具体的な対策を」です。

気候変動が原因で、熱波や集中豪雨、大型台風などの自然災害が世界中で起こっています。キッズプログラマーたちがアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」で作品を通して訴えている目標13の達成に向け、私たちにできることは何でしょうか。子どもと一緒にできることを考えていきましょう。

地球温暖化とは? 

地球温暖化とは、温室効果ガスの影響で地球全体の平均気温が急激に上がり始めている現象のことです。近年、産業活動が活発になり、二酸化炭素、メタン、さらにはフロン類などの温室効果ガスが大量に排出されて大気中の濃度が高まり熱の吸収が増えた結果、気温が上昇し始めています。その影響は、農業や水産業、飲み水の確保、エネルギーなど、あらゆる分野に及び、わたしたちの暮らしに深刻な被害をもたらしています。

みらいいでは【SDGs 13】気候変動に具体的な対策をについて動画や記事で解説しています!合わせてご覧ください!


【SDGs目標13.気候変動に具体的な対策を】の現状や事例と私たち
「SDGs13.気候変動に具体的な対策を」の国内外の取り組み事例5選!

子どもの取り組み

最近では、学校でもSDGsについての授業が行われています。また、テレビや街中の広告でもSDGsという言葉を目にする機会が増えました。SDGsについて、ちょっと遠い世界のことのように感じる人がいるかもしれませんが、決して私たちの手の届かないような難しいことではありません。「ジブンゴト」として、子どもでも目の前にある当たり前のことを実行するだけで取り組めるのです。
地球温暖化のことを考えて、少しの距離なら車を使わずに頑張って自転車や徒歩にしたり、ものをムダに買うのをやめて燃やすゴミの量を減らすことで解決につながります。SDGsを学んで、そういった小さな努力を始めている子どもが増えているのも事実です。

みらいいひらめきラボ2022について

「みらいいひらめきラボ」とは、オンラインプログラミング教室「みらいいアカデミア」が主催する小学生を対象とするアイデアコンテストです。小学生がSDGsを普及啓発するアイデアをプログラミングで表現する作品を作成します。そして、完成した作品をプレゼンテーションにより社会に発信します。

「みらいいひらめきラボ2022」は、SDGsに取り組む自治体・企業の協力を得て2022年1月8日、9日に開催されました

  • 主催:みらいいアカデミア
  • 共催:千葉市
  • 協賛:三井住友海上火災保険株式会社
  • 協力:イオンリテール株式会社
  • 後援:千葉県、株式会社千葉銀行、株式会社ジェイコム千葉、千葉市教育委員会、市川市教育委員会、柏市教育委員会、浦安市教育委員会、流山市教育委員会


子どもたちがプログラミングで解決にチャレンジするSDGsテーマとして、千葉市から「食品ロスと地球温暖化」、千葉県から「交通安全」、三井住友海上火災保険株式会社から「防災・減災」が提供されました。

この記事では、「地球温暖化」に関する作品を紹介します。

みらいいひらめきラボ2022 開催報告はこちら 
【SDGsアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」プレゼンテーション大会】開催レポート

子どもたちの地球温暖化をテーマにした作品の紹介

みらいいひらめきラボ2022プレゼンテーション大会に寄せられた、子どもたちの地球温暖化をテーマにしたプログラミング作品アイデアは、一見難しく感じるこのテーマを簡単に分かりやすく多くの人に伝えたいと工夫されていました。

ここでは1月8日のアイデアコンテストプレゼンテーション大会で発表された地球温暖化に関する3作品を紹介します。地球温暖化を「ジブンゴト」として真剣に考え、多くの人に発信し、解決するにはどうしたらいいかとキッズプログラマーたちが工夫を凝らした作品ばかりです。

作品1:「楽しく知ろう気候変動」

<キッズプログラマー>
櫻井創介くん(4年生)

<このテーマを選んだ理由>
家族が見ていたYouTube動画の内容が気候変動の問題で、はじめは全くわからなかったのですがいろいろ説明してもらって少しわかるようになり、興味が湧いたからです。

<作品概要>
「気候変動とは?」、「地球に起こる問題とは?」、「解決のための対策方法は?」などを知ることができるプログラムです。ゲームを作れば自分も見ている人も楽しいかなと思って作りました。


<お楽しみポイント>
細かいところまで作ったプログラムです。

作品2:「未来の地球を救え!」

<キッズプログラマー>
薄田匠弥くん(5年生)

<このテーマを選んだ理由>
社会科の授業で習い、一番関心を持った問題だからです。

<作品概要>
環境問題をクイズにして、正解するとだんだん地球が青くなり、間違えると地球が赤くなり爆発してしまうというシミュレーションゲームです。


<お楽しみポイント>
オープニングとエンディングのアニメーションです。

作品3:「ECO COW」

<キッズプログラマー>
竹内慶次くん(6年生)

<このテーマを選んだ理由>
しっかり対策しなければ人が生きていけなくなるような大きな問題だから。身近なところにたくさんの原因があるからです。

<作品概要>
温暖化の原因である温室効果ガスを出さない牛を育てるゲームです。温暖化への貢献度が30まで上がるとゲームクリアで、貢献度は牛を最大サイズまで成長させたり、牧場レベルを上げることによって上がります。


<お楽しみポイント>
植物のイラスト、ステージの切り替え、温暖化の説明、エンディング

おわりに

SDGsの取り組みをはじめるにあたり、まずは身近な課題に興味を持つことが大切ではないでしょうか。一人ひとりが自分の考えを社会に発信することで、大きな取り組みに発展していくでしょう。みらいいアカデミアでは、これからも未来を担う子どもたちとSDGsについて考え、社会に発信してきます。

みらいいアカデミアでは、企業や自治体との連携によりSDGsの普及啓発に取り組んでいます。ご興味・ご関心のある企業や自治体の方は以下よりお問い合わせください。

問い合わせフォームはこちらから!

関連リンク
千葉市HP


その他のみらいいキッズの作品はこちらご覧いただけます!
【みらいいひらめきラボ作品紹介】子どもと取り組むSDGs目標12:つくる責任つかう責任〜食品ロス編〜

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