1日でできる自由研究を学年別に紹介!実験・工作・観察の進め方も解説
夏休みも終盤に近づき、「まだ自由研究が終わっていない…」と焦っている人もいるのではないでしょうか。
自由研究には、1日で無理なく終えられるテーマもたくさんあります。
この記事では、自由研究を1日で進めるコツや時間配分、注意点を解説します。
実験・工作・観察など、学年別におすすめのテーマも紹介しているので、子どもの興味に合ったものを選んでみてください。
1日でできる自由研究の進め方

自由研究を無理なく終えられるよう、大まかな流れを知っておきましょう。
スムーズに進めるための時間配分も、ぜひ参考にしてください。
半日〜1日で終わる自由研究の流れ
自由研究の大まかな流れは、以下のとおりです。
1.テーマを決める
2.実験・観察・工作に取り組む
3.結果をまとめる
テーマは、子どもが興味のあることや、「なぜこうなるんだろう?」と疑問に思ったことから選ぶと取り組みやすくなります。
実験や観察が終わったら、大きな画用紙や模造紙などにまとめましょう。
予想・方法・結果・分かったこと・感想などを書けばOKです。
大切なのは、「どうしてこうなるんだろう?」と楽しみながら取り組むことです。
子どもが「自由研究って楽しい」と思えるように、サポートしてあげましょう。
無理なく進めるための時間配分
1日で無理なく自由研究を終わらせるためには、事前に「テーマを決める・調べる・まとめる」などの時間配分を考えておくことがポイントです。
自由研究にかける時間を6〜7時間ほどと設定し、調べる時間やまとめる時間を振り分けておきましょう。
- テーマを決める:30分〜45分
- 調べることを明確にする:30分〜45分
- 調べる(実験・観察など):1.5〜2時間
- 結果を整理する:30分
- まとめる:1.5〜2時間
- 写真を貼る・見直し:30分〜45分
上記は一例ですが、午前中にテーマ決めや調べる内容を整理し、午後に作業とまとめを行う形にすると進めやすくなります。
自由研究の進め方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。
夏休みの自由研究どうする?進め方からまとめ方まで徹底解説!
1日でできる自由研究のテーマの選び方

自由研究を1日で行うには、テーマの選び方のポイントを知っておきましょう。
どのようなポイントがあるのかを分かりやすく解説していきます。
短時間で結果が出るテーマ
どのようなジャンルでも、すぐに変化や結果が分かるテーマを選ぶことがポイントです。
短時間でできる実験や観察、工作などがおすすめです。
結果が分かりやすいテーマであれば、子どものモチベーションも下がりにくく、最後まで取り組みやすくなるでしょう。
自由研究を最後まで仕上げることで、達成感も得られます。
準備が少なく失敗しにくいテーマ
準備するものが少なく、失敗しにくいテーマを選ぶこともポイントです。
家にある身近な材料でできるテーマを選ぶと、実験や工作にかかる時間を短縮できるでしょう。
また、果物や野菜を水に浮かせる実験、標識を調べる観察といった簡単な工程で進められるテーマは失敗しにくいため、スムーズな自由研究が期待できます。
1日で自由研究を終わらせるには、準備のしやすさや取り組みやすさにも注目してみるとよいでしょう。
低学年向けの1日でできる自由研究におすすめのテーマ

ここでは、小学校低学年向けの自由研究テーマを紹介します。
子どもの好きなことや興味のあることから選んでみてください。
小学1年生向け
朝顔で色水を作ってみよう

朝顔で色水を作り、レモン果汁などを加えてさまざまな色に変化させてみる実験です。
結果が一目で分かるため、飽きやすい子どもにも取り組みやすい実験と言えるでしょう。
色水がどのように変化したのかを、写真や絵に描いてまとめていきます。。
塩を使ってアイスキャンディーをつくってみよう

引用元:家庭教師のあすなろ
冷凍庫を使わず、ジュースを凍らせてアイスキャンディーを作る自由研究です。
完成したアイスキャンディーはおいしく食べられるので、楽しく取り組めるでしょう。
完成前と完成後の写真を取り入れてまとめると、変化が分かりやすくなります。
5円玉でレンズを作ってみよう

引用元:学研キッズネット公式
5円玉の穴にスポイトで水をたらし、レンズを作ってみる実験です。
レンズを作ったら、新聞紙や雑誌などの文字を見てみましょう。
水の量によって見え方がどのように変わるのかを表にまとめ、実験結果の写真も付けると見栄えもよくなります。
小学2年生向け
割れないシャボン玉を作ってみよう
台所用洗剤を使って、触っても割れにくいシャボン玉を作る実験です。
シャンプーや洗濯用洗剤などを使った場合でも、シャボン玉が作れるのか試してみてもよいでしょう。
それぞれの違いを表にまとめると、結果が理解しやすくなります。
水に浮かぶ野菜・果物と沈む野菜・果物を調べてみよう
家にある野菜や果物を使って、それぞれ水に浮かぶか沈むかを調べてみる実験です。
身近な材料でできるうえ、短時間で取り組めます。
用意した野菜や果物の種類を記載し、実験の手順や結果をまとめていきましょう。
浮く野菜・果物と沈む野菜・果物に、どのような共通点があるのか考えてみます。。
水だけではなく、砂糖水や食塩水でも実験してみると、さらに違いが分かりやすくなるでしょう。
洗面器で声の振動模様を描いてみよう

引用元:学研キッズネット公式
声の振動で、食塩が動く様子を観察する実験です。
洗面器にぴんと張ったビニールの上に食塩をまき、顔を少し近づけて「あーー!」と高い声を出してみましょう。
食塩がビニールの上を動き、おもしろい模様ができます。
どのように模様が変化したのかを表にまとめ、写真や気づいたこと、分かったことも書いてみてください。
小学校低学年向けのテーマは、以下の記事でも紹介しています。
1日で終わりそうなものを選んでみましょう。
ワクワク楽しい自由研究テーマ例!小学生低学年編
中学年向けの1日でできる自由研究におすすめのテーマ

中学年向けの自由研究は、低学年向けより少し難しい内容になっています。
調理するものや電気を使うものもあるため、安全に十分気をつけながら進めてください。
小学3年生向け
磁石でいろいろ実験してみよう
磁石を使って、さまざまな実験を行います。
家の中や公園の砂場などで磁石を使い、どんなものがくっつくのか試してみましょう。
磁石につくもの・つかないものをまとめ、写真や絵で記録しておきます。
また、どのような共通点があるのか、磁石の性質を活かした商品にはどんなものがあるのか考えてみると、内容に厚みのある自由研究になりますよ。
氷の溶け方を調べてみよう
氷をさまざまなものの上に置き、溶け方の違いを調べる実験です。
プリンなどの容器で氷を作り、アルミ板・発泡スチロール・木材の上にそれぞれ置き、どの氷が一番早く溶けるのかを観察し、結果を表にまとめます。
さらに、実験結果から分かったことや、自分なりに気づいたことも書いてみましょう。
マヨネーズを手作りしてみよう

引用元:食オタ公式
材料を用意し、マヨネーズ作りを楽しみながら、できていく様子を観察してみましょう。
マヨネーズの作り方に加え、混ぜている時の様子や、とろみがついていく変化、完成したマヨネーズの味など、感じたことを書いていきます。
また、サラダ油や酢の量を変えるとどうなるのか、卵の黄身を入れずに作るとどうなるのかなど、さまざまなパターンを試して違いをまとめてみるのもおもしろいですね。
できあがったマヨネーズは、野菜などにつけて味わうのも食育につながります。
小学4年生向け
電気が通るものを調べてみよう

引用元:四国電力公式
身の回りにあるものの中から、電気を通すもの・通さないものを比べる実験です。
乾電池・電池ボックス・導線・豆電球を準備し、金属製のものやえんぴつ、消しゴム、お金、柑橘類などで試してみましょう。
導線と導線の間に調べるものを入れ、豆電球がつくかどうかを確認します。
調べたものを素材別に整理し、電気が通ったかどうかをリストにまとめ、その結果から、どのようなものが電気を通しやすいのか考えてみましょう。
工場見学のレポートを書いてみよう
インターネットなどで見学できる工場を調べ、実際に足を運んでみましょう。
パンフレットやガイドブックを受け取り、工場の様子を見学します。
その際、写真を撮ったり、気になったことをメモしたりして、レポートに使う素材を集めておきましょう。
まとめでは、見学した日や工場の場所、どのような工場だったのかを紹介します。
工場内の地図や写真を貼ると、より伝わりやすいレポートになります。
最後に、見学して分かったことや感じたことを書いてみてください。
デンプンがあるかを調べてみよう

引用元:ベネッセ公式
野菜や果物にデンプンが含まれているかを観察する実験です。
じゃがいもとバナナ、うがい液を準備し、切ったじゃがいもとバナナに薄めたうがい液をかけてみましょう。
どのように色が変化するのかを観察します。
さまざまな野菜や果物で試すと、結果を比較できて内容の濃い自由研究に仕上げられます。
最後に、実験して分かったことや気づいたこと、感想などをまとめてみましょう。
小学校中学年向けのテーマは、以下の記事でも紹介しています!
ワクワク楽しい自由研究テーマ例!小学生中学年編
高学年向けの1日でできる自由研究におすすめのテーマ

高学年になると、少し難しい調べ学習にも取り組めるようになります。
ひとりで集中して調べることが好きな子どもにおすすめです。
小学5年生向け
通学路にある道路標識を調べてみよう
家の周りにある道路標識を調べる自由研究です。
標識の写真を撮り、どのような場所にあるのかを記録しておきます。
標識の意味を調べたうえで、周辺の地図を用意し、標識の写真や絵を貼りながら標識マップを作りましょう。
また、「なぜこの場所にこの標識があるのか」も、周囲の環境を見ながら考えてみましょう。
標識が誰に向けて設置されているのか、自分の考えをまとめていきます。
光合成を研究してみよう
水草を使い、葉が光合成をしていることを確かめる実験です。
光合成に必要な条件について調べてみましょう。

引用元:めだか水産広報部公式HP
上記の写真のオオカナダモを準備してください。
観賞魚売り場などで購入できます。
そのほか、透明なコップ3つ、ストロー、電気スタンド、温度計を用意します。
コップに水を入れ、電気を当てるなど、それぞれ条件を少しずつ変えながらオオカナダモの葉を沈めます。
光合成に必要な要素、植物が光合成の際に出すものを確認し、それぞれの条件下で起こった変化を比較しましょう。
結果は、写真やイラスト、表などを使ってまとめると整理しやすくなります。
ペットボトルを使って雲を作ってみよう

引用元:Honda公式
スプーン一杯の水を入れたペットボトルに消臭スプレーを吹き込み、ギュッと押したり手を離したりして、中に雲が現れる様子を観察する実験です。
水を入れない場合や水を多く入れた場合で、変化がどう違うかを比べてみましょう。
また、ペットボトルを押す強さを変えた時に、中の様子がどう変化するかも観察します。
さまざまな条件を試し、その違いをノートや紙にまとめていきましょう。
小学6年生向け
逆さにしてもこぼれない水を研究してみよう

引用元:サントリー公式
ふるいの網の上にコップを逆さまに置いても、水がこぼれない現象を確かめる実験です。
8分目くらいまで水を入れた洗面器の中に、ふるいとコップを入れます。
コップの中に水をいっぱいに入れ、コップの口を下にして、ふるいの上にコップを立てます。
ふるいを持って、まっすぐ上に持ち上げてみましょう。
なぜ水がこぼれないのかを考え、手順や結果、分かったことをレポートにまとめていきます。
静電気について調べてみよう
ストロー・空き缶(アルミ)・ティッシュペーパーを準備します。
ストローをティッシュペーパーでこすり、静電気を発生させます。
その後、細く出した水道水や空き缶にストローを近づけ、どのように動くか観察します。
上下左右など、さまざまな方向から近づけて変化を比べてみましょう。
実験の方法、結果の予想、実際の結果、分かったことや気づいたことを、対象ごとに整理してレポートにまとめます。
ふろしきについて調べてみよう
ふろしきに関するさまざまなことを調べてまとめてみましょう。
包み方の種類や使い方のほか、役割や素材、大きさなどについて調べていきます。
さらに内容を深めたい場合は、ふろしきの歴史についても調べてみましょう。
昔の絵などにふろしきが描かれていたら資料として集め、レポートにまとめる際に活用してください。
多彩な視点から調べることで、内容の深い自由研究になります。
【ジャンル別】1日でできる自由研究アイデア

自由研究には、短時間で結果が分かるものも多くあります。
ここでは、ジャンル別に1日できる自由研究のアイデアを見ていきましょう。
すぐに結果が分かる実験系
実験系の自由研究はすぐに結果が分かるため、まとめやすい点が特徴です。
野菜や卵、洗剤など、自宅にある身近な材料で取り組めるものも多くあります。
そのため、1日で完結できるテーマも多く、最後までまとめやすいのがメリットでしょう。
実験中の写真やメモを残しておけば、その日のうちに「きっかけ」「やり方」「結果」「分かったこと」まで整理できます。
計画倒れになりにくく、取り組みやすい自由研究と言えるでしょう。
短時間で完成しやすい工作系
工作は、作るものによっては家にある材料を使って、数時間で完成できる作品もあります。
たとえば、紙コップやペットボトル、トイレットペーパーの芯、お菓子の空き箱などが挙げられるでしょう。
作る過程を写真に残し、工程や工夫した点も完成した作品と一緒にまとめることで、立派な自由研究になります。
ものづくりが好きな子どもには、楽しく取り組めるジャンルです。
まとめやすい観察・調査系
時間のかからない観察や、調べてまとめる調査系の自由研究もおすすめです。
調べ学習は、興味のあるテーマをインターネットや本で調べてまとめるため、好きなテーマであれば取り組みやすいでしょう。
また、「野菜の種のつき方」や「葉っぱの観察」など1日で完結できる観察もあります。
この記事で紹介した観察テーマも、ぜひ参考にしてみてください。
1日でできる自由研究を終わらせるポイント

1日でできる自由研究を選んでも、途中でトラブルが起きると時間内に終わらないこともあります。
そのため、あらかじめポイントを押さえておくことが重要です。
事前準備をしっかり行おう
事前準備をしっかり行うことで、自由研究をスムーズに進められます。
実験や調べ学習にかける時間と、レポートにまとめる時間をあらかじめ決めておきましょう。
必要な道具や材料を事前に把握しておくこともポイントです。
準備を整えておけば、途中で材料が足りなくなるといったトラブルも防げ、1日で無理なく終わらせることができます。
家にある材料でできるテーマを選ぶ
家にある身近な材料でできるテーマを選ぶと、準備の負担が軽くなり、実験や工作にかかる時間も大幅に短縮できます。
どのテーマにするか迷ったときは、まず家にある材料でできるものから選ぶと取りかかりやすいでしょう。
1日でできる自由研究の注意点

1日でできる自由研究に取り組む際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
事前に知っておくことで、失敗を防ぎやすくなるでしょう。
時間がかかるテーマは避けよう
1日でできる自由研究では、時間がかかるテーマは避けたほうがよいでしょう。
たとえば、植物の成長観察や虫の観察、星の動きの記録などは、長期間のデータが必要になるので、1日では十分な結果が得られないことがあります。
また、天候などの条件によって、思うように進まないケースも。
そのため、1日で終わらせることを目的とする場合は、すぐに結果が分かる実験や短時間で観察できるテーマを選ぶようにしましょう。
安全に気をつけながら進めよう
実験や観察を行う際は、安全に十分気をつけて進めることもポイントの一つです。
特に、火やカッター、ハサミなどを使う場合は、大人がそばで見守るなどしてケガを防ぐようにしましょう。
また、外で観察や調べ学習を行う際には、暑さ対策も忘れずに行うことが大切です。
1日でできる自由研究はスケジュール管理も大切

自由研究には、1日でできるテーマも多くあります。
1日で終わらせるためには、あらかじめスケジュールを決めておくことがポイントです。
テーマ決めから実験・観察、まとめまでの時間配分を考えておくと、スムーズに進めやすくなるでしょう。
また、テーマ選びも重要です。
時間がかかりそうなテーマは避け、短時間で結果が分かる実験や観察を選ぶのがおすすめです。
何より、子どもが「自由研究って楽しい!」と思えることがとても大切。
楽しみながら取り組めるよう、安全に気を付けてサポートしてあげましょう。
自由研究に取り組むことで、思考力や問題解決能力など、子どものさまざまな能力を伸ばしてくれます。
ぜひ以下の記事も参考にしてください。
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