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2024年度版!夏休み終盤でも大丈夫!1日で終わる学年別おすすめの自由研究テーマ

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2024年度版!夏休み終盤でも大丈夫!1日で終わる学年別おすすめの自由研究テーマ

夏休みも終盤に近づいているのに、まだ自由研究が終わっていない!焦ってしまいますよね。

でも、安心してください。

自由研究には、1日で終わるテーマもたくさんあります。そのなかで、お子さまが興味を持てるテーマも必ずあるはず。ここでは、1日で終わるおすすめの自由研究を、学年別に集めてみました。ぜひ参考にして、効率良く自由研究を進めましょう!


もくじ

    自由研究を1日で効率的に進めるポイントとは?

    自由研究を1日で効率的に進めるポイントは、家庭にある食器など身近にあるものでできる実験や、インターネットや本で調べられる学習を選ぶこと。また、博物館や工場の見学レポートもおすすめです。
    時間がないと、どうしても「1日で終わらせる」ことばかりを優先しがちになってしまいますが、お子さまが興味や関心を持てるテーマであることが大前提です。自由研究へのやる気もアップし、スムーズに進められるでしょう。

    自由研究の進め方

    テーマを紹介する前に、1日でできる自由研究の進め方について簡単に見直しておきましょう。

    テーマを決めよう

    楽しく取り組めるように、お子さまの興味があることからテーマを決めましょう。
    たとえば、動物・お菓子・乗り物など。ノートに書きだして可視化すると、決めやすくなります。

    テーマを掘り下げよう

    興味のあるテーマから、内容をさらに掘り下げていきましょう。
    「乗り物が好き→電車が好き→どんな種類の電車があるのかな?それぞれの電車の特徴や歴史は?」などとテーマを深く考察していき、何について調べるのかを具体的に形にしていきます。

    取りかかろう

    さっそく研究に取りかかりましょう!適度なサポートを行いつつ進めていきます。

    まとめよう

    研究した内容を周りに伝えられるよう、レポートや紙にまとめていきます。相手にうまく伝えるためには、どう表現すればよいのか考えてみましょう。
     自由研究の進め方については、次の記事で詳しく紹介しています。
    夏休みの自由研究を通して 子どもの生きる力を伸ばそう! (miraii.jp)
    夏休みの自由研究どうする?進め方からまとめ方まで徹底解説!

    動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。


    【学年別】1日でできるおすすめの自由研究テーマ

    では、1日でできる自由研究のテーマを紹介していきましょう。

    小学1年生

    朝顔で色水をつくってみよう

    朝顔で色水をつくり、さまざまな色に変化させてみる実験です。結果が一目で分かるので、飽きやすいお子さまにもおすすめの実験と言えます。
    まず、朝顔の花を3つ用意しましょう。ほかに、水、ビニール袋、 透明の容器3つ、レモン果汁(酢でも可)、重曹(石けん水でも可)があれば、準備完了です。
     <実験の進め方>

    1. ビニール袋に朝顔の花と水を入れ、手でよくもんで色を出します。
    2. 色水を3つの容器に移します。
    3. レモン果汁と重曹をスプーン一杯分、色水に加えて、それぞれ色の変化を調べてみましょう。どんな色に変わるでしょうか?

    色水の変化を、写真や絵に描いてまとめていきましょう。
    塩や砂糖を加えると色は変わるのか、色水を温めたり冷やしたりするとどうなるのかなど、実験のパターンを変えて調べてみるのも面白いですね。
    また、変化した色水で、布や紙を染めてもよいでしょう。実験結果に貼りつけると、きれいにまとまります。

    塩を使ってアイスキャンディーをつくってみよう

    冷凍庫を使わずにアイスキャンディーをつくる実験です。実験後はおいしく食べられますので、お子さまも楽しく取り組めるでしょう。
    準備するものは、食品用ラップ、コップ、割りばし3本、輪ゴム、深めのボウル、氷、塩、お好みのジュース。家にあるものですぐにスタートできます。
    <実験の進め方>

    1. コップに食品用ラップをセットし、ジュースを40~50ccほど注ぎます。その中に割りばしを立てましょう。食品用ラップでジュースをくるみ、割りばしに輪ゴムでしっかり固定します。

    引用元:みんなのレスQマガジン

    1. ボウルの半分に氷を入れ、塩も半分入れます。ボウルの中に先ほどつくった割りばし付きのジュースを並べていきましょう。
    2. ジュースを並べたら、残りの氷と塩をすべて入れていきます。
    3. 1時間半ほど待てば、アイスキャンディーの完成!

    塩を入れる前と後で、ボウルの中の温度はどう変化しているかを記録してまとめていきます。
    また、なぜ冷凍室に入れなくてもアイスキャンディーができたのかも考えてみるとよいですね。冷凍庫の温度を調べて、記録したデータと比較してみましょう。
    完成前と完成後のアイスキャンディーの写真も取り入れてまとめると、より分かりやすくなりますよ。

    小学2年生

    割れないシャボン玉をつくってみよう

    触っても割れないシャボン玉をつくる実験です。シャボン玉が好きなお子さまは多いので、興味を持って実験できるはずです。
    まずは、台所用洗剤を準備しましょう。界面活性剤30%以上のものであればOKです。(※界面活性剤とは、液体の性質を変えて混ざり合いやすくする物質です)
    ほかに、シャボン玉液をつくる容器、シャボン玉をつくるリングやストロー、新しい軍手を用意してください。
    <実験の進め方>

    1. 台所用洗剤と水を1:10で混ぜます。
    2. リングやストローを使って、大きなシャボン玉をつくりましょう。
    3. 新しい軍手をはめ、シャボン玉を使ってお手玉をします。お手玉は何回できましたか?数えて記録しましょう。
    4. ほかの洗剤や手袋でもお手玉を試し、何回できたかを記録します。

    シャボン玉がうまくつくれたかどうか、大きなシャボン玉をつくるために工夫したことや気をつけたことを書いていきましょう。
    新しい軍手ではなく、洗った軍手や素手でお手玉を試したらどうなるでしょうか。さまざまな種類の手袋や布を使って調べ、結果を比較してみましょう。また、シャンプーや洗濯用の洗剤などを使った場合にシャボン玉がつくれるかを試してみてもいいですね。
    結果を表にしてまとめると分かりやすくなります。

    水に浮かぶ野菜・果物と沈む野菜・果物を調べてみよう

    家にある野菜や果物を使って、それぞれ水に浮かぶか沈むかを調べてみましょう。

    • 【野菜】じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、トマト、きゅうり、かぼちゃ、ピーマン、キャベツなど
    • 【果物】りんご、みかん、バナナ、キウイ、桃など


    用意した野菜や果物の種類を記載し、実験の手順と結果をまとめていきます。表にして比較すると分かりやすいですね。結果を見て、浮く野菜・果物、沈む野菜・果物にそれぞれ共通点があるか考えてみましょう。

    水だけではなく、砂糖水や食塩水で実験してみても。内容の濃い自由研究になります。

    低学年向けのテーマは、以下の記事でも紹介しています!参考にしてください。
    【2021年最新版】ワクワク楽しい自由研究テーマ例!小学生低学年編 (miraii.jp)

    小学3年生

    磁石でいろいろ実験してみよう

    磁石を使って、さまざまな実験を行います。どんなものがくっつくのか、たくさん試してみましょう。

    <実験の進め方>

    1. 公園などの砂場で磁石を使ってみましょう。磁石はどのようになるでしょうか?
    2. 家の中で、磁石にくっつくものは何かを探してみましょう。


    意外なものがくっつく可能性もあるので、飽きずに実験できるでしょう。

    磁石につくものとつかないものをまとめ、写真や絵で記録しておきます。どんな共通点があるでしょうか?また、磁石の性質を活かした商品にはどんなものがあるのか考えてみるのもおすすめです。

    氷の溶け方を調べてみよう

    氷をさまざまなものの上に置いて、氷の溶け方の違いを調べる実験です。暑い夏にぴったりですね。

    アルミの板、発泡スチロール、木材を準備してください。ほか、ヨーグルトやプリンなどの容器を3つ、タオルも用意しておきましょう。

    <実験の進め方>

    1. 容器で氷を3つつくっておきます。3つの氷は同じ大きさになるよう、同じ容器を準備するのがポイントです。
    2. アルミ・発泡スチロール・木材も、同じ大きさのものを用意します。
    3. アルミ・発泡スチロール・木材の下にタオルを敷き、それぞれの上に氷を載せます。
    4. どの氷が一番早く溶けるかを観察しましょう。


    実験結果を表にしてまとめると分かりやすくなります。その結果から分かったこと、自分なりに気づいたことを書いていきましょう。

    小学4年生

    電気が通るものを調べてみよう

    周りにあるものの中から、電気を通すもの、通さないものを探して比べてみましょう。意外なものに電気が通るかもしれません。

    乾電池、電池ボックス、導線、豆電球を準備しましょう。調べるものは、身近にある金属製のもの、えんぴつ、消しゴム、お金、柑橘類など、幅広いジャンルから選ぶ点がポイントです。

    <実験の進め方>

    1. 電池ボックスに乾電池をセットし、 導線と豆電球を繋ぎます。
    2. 導線と導線の間に調べるものを入れて、豆電球がつくかどうかを試してみましょう。

    引用元:四国電力公式


    調べたものを素材別に整理しリストにして、電気が通ったかどうか結果をまとめてみます。結果から、どんなものが電気を通すのか考えてみましょう。

    工場見学のレポートを書いてみよう

    お菓子や食べ物など、お子さまが興味を持ちそうなジャンルの工場見学もおすすめ。インターネットで見学ができる工場を調べて行ってみましょう。
    パンフレットやガイドブックをもらい、実際に工場を回りましょう。
    その際、写真撮影をしたり気になったことなどをメモしたり、レポートをまとめるための素材をしっかりと集めておきます。
     レポートのまとめでは、

    1. 工場見学に行った日、工場の場所、どんな工場なのかを紹介します。
    2. どのような工場だったのかを詳しく書きます。工場の中の地図や写真を貼ると、伝わりやすいレポートに。
    3. 見学して分かったこと、感じたことを書いていきます。

     最後に感想を書くと、まとまりのよいレポートになりますよ。
    中学年向けのテーマは、以下の記事でも紹介しています。
    【2021年最新版】ワクワク楽しい自由研究テーマ例!小学生中学年編 (miraii.jp)

    小学5年生

    通学路にある道路標識を調べてみよう

    家の周りにある道路標識を調べる自由研究です。意識して観察してみると、多くの標識があることに気づくでしょう。
    <調査の進め方>

    1. カメラを持って、通学路にある道路標識を探します。標識の写真を撮ったり絵を描いたりして、簡単に記録しておきましょう。標識がどのような場所にあるのかもメモしておくとよいですね。
    2. インターネットや書籍で標識の意味を調べます。
    3. 周辺の地図を用意し、標識の写真や絵を貼って標識マップをつくります。周りの環境も見ながら、「なぜこの場所にこの標識があるのか」を考えてみましょう。
    4. どうして標識があるのか、誰に伝えているのかを自分の考えでまとめます。

    地図と一緒に標識を調査していくと、環境と標識の関係が分かってくるはずです。また、標識には赤や黄色が使われているケースが多いので、意味を考えながら比べてみるのも面白いですね。

    光合成を研究してみよう

    水草を使って、葉が光合成していることを確かめる実験です。光合成に必要な要素は何なのか、実験を通して調べてみましょう。
    まず準備しておきたいものは、オオカナダモです。

    引用元:めだか水産広報部公式HP

    上の写真がオオカナダモです。観賞魚の売り場などで売っているので、購入してください。
    ほかに、透明なコップ3つ、ストロー、電気スタンド、温度計が必要です。
    <実験の進め方>

    1. 3つのコップに同量の水を入れ、水温を測ります。
    2. そのうち2つのコップに、それぞれストローで 30 秒間、息を吹き込みましょう。息を吹き込んだコップには印をつけておいてください。
    3. オオカナダモの葉をちぎって、それぞれのコップに 10 枚ずつ沈めます。
    4. 息を吹き込んだコップと吹き込まないコップの 2つに、電気スタンドで光を当てます。さらに、もう1つの息を吹き込んだコップを光の当たらない場所に置き、葉の様子を観察しましょう。
    5. 光を当て続けながら水温を計り、10度上がるごとに1分間に発生する泡の数を数えます。泡の数が一番多い温度が何度だったのかも記録しておきましょう。

    実験の手順を紹介し、準備したものを写真やイラストにすると伝わりやすくなります。
    光合成に必要な要素・光合成をする際に植物が吐き出すものは何かを確認し、それぞれのオオカナダモに起こった変化を調べ、違いを表にしてまとめるとよいでしょう。

    小学6年生

    逆さにしてもこぼれない水を研究してみよう

    ふるいのあみの上にコップを逆さまに置いても、中の水がこぼれないという実験です。手品のように面白いので、お子さまも楽しんで取り組めるでしょう。

    まず、あみ目の細かいふるいを用意してください。あとはプラスチックのコップと洗面器があればすぐに実験できます。

    <実験の進め方>

    1. 8分目くらいまで水を入れた洗面器の中に、ふるいとコップを入れます。
    2. コップの中に水をいっぱいに入れ、コップの口を下にして、ふるいの上にコップを立てます。
    3. ふるいを持って、まっすぐ上に持ち上げてみましょう。ふるいのふたはあみ目なのに、コップの水はこぼれません!

    引用元:サントリー公式


    水がこぼれない理由を自分なりに考え、手順や調べた方法、実験結果から分かったことをレポートにまとめましょう。

    あみ目の大きさが違うもので試したり、砂糖や塩を加えた水で実験したりしてもよいですね。

    静電気について調べてみよう

    下敷きで頭をこすると髪の毛が逆立つ遊びをやったことがある小学生は多いでしょう。この現象は静電気によるもの。そこで、静電気を自由研究のテーマにしてみてはいかがでしょうか。
    まずは、ストロー、空き缶(アルミ)、ティッシュペーパーを準備しましょう。
     <実験の進め方>

    1. ストローをティッシュペーパーでこすります。
    2. ストローを水道の水に近づけてみましょう。細く出した水道水に、ストローを近づけます。水の流れはどうなるでしょうか?
    3. 次は、空き缶にストローを近づけてみましょう。同じ向きからだけではなく、上下左右とさまざまな方向から近づけて、どのように動くかを観察してみます。

    それぞれの実験結果を、レポートにまとめていきましょう。
    実験の方法や結果予想、実際の実験結果、分かったことや気づいたことを書きます。結果は、動かした対象ごとに書くと伝わりやすくなります。
    もう少し深く実験したい場合は、ティッシュをこする時間を変える、ストローを水で濡らしてみるなど、パターンを変えて行ってみましょう。ほかに動かしたいものがあれば、追加して調べてみてください。
    高学年向けのテーマは、以下の記事でも紹介しています!
    【SDGs×プログラミング】ワクワク楽しい自由研究テーマ例!小学生高学年編 (miraii.jp)

    楽しく効率的に自由研究を進めよう!

    自由研究には1日で終わるものもたくさんありますが、「早く終わらせなければ」と焦るあまり、お子さまが関心を持てないテーマを強制するのはNGです。興味があるテーマを選び、お子さまが楽しく自由研究に取り組めるよう、適度な距離でフォローしてあげてください。
    ここでは、家にあるもので始められるテーマを多く紹介していますので、効率良く進められるはず。焦る必要はありません。お子さまと一緒に楽しく取り組み、学びを深めていきましょう!
    プログラミングゲームをつくるのもおすすめです!
    初めてのゲーム作り!「レッツシューティング」が完成! (miraii.jp)

    地球温暖化について調べるのもいいかもしれません。
    【子どもと取り組むSDGs】目標13 気候変動に具体的な対策を 〜地球温暖化編〜 (miraii.jp)

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