人見知りを克服してコミュニケーション能力もアップ!次は「ロボットを作れるようになりたい!」
「社会に出た時に求められる能力のうちの一つはコミュニケーション能力」と言われています。
人の言っていることを理解し、自分の伝えたいことを正確に相手に伝えることは、どんな場面においても重要ですね。
しかし、学校の勉強をしているだけでは身につきにくく、他者との関係性の中で徐々に身につけていかなければならない能力でもあり、実際にどうやって子どもに身につけさせたらいいのか悩ましい点もあります。
プログラミングを通して「コミュニケーション能力」が向上し、成長しているかおるこさんとお母さんにお話を聞きました。
本人が「やりたい!」と言ったのが一番の理由
かおるこさんがプログラミングに興味を持ったのは、テレビでサルのロボットを見たから。
とはいっても、お母さんはプログラミングを始め、デジタル方面に苦手意識を持っており、そのうちプログラミング教室を探してみようか、という認識だったそうです。
「みらいの学びフェスティバルでみらいいを知り、ゲームプログラミングワークショップを体験したことが入会のきっかけになりました。(みらいの学びフェスティバル:オンラインでのゲームプログラミング体験や、おカネについて学ぶイベント)」
イベントでは、ゲームのバグを直す体験をしたかおるこさん。
お母さんは体験の内容が、子どもに考えさせるレッスンであることを知り、かおるこさんも楽しんでいることから入会を決めました。
「子どもが楽しそうにしていて、本人がやりたいと言ったのが一番の理由です。
他にも、レッスンが「子どもに考えさせる」内容だったことも理由の一つです。
習い事というと、「教えられる」というものだと思っていましたが、このプログラミング教室の体験は子どもに考えさせるレッスン。
親から見ると、プログラミングにその数字を入れるのはどうかな?と思うようなことでも、全て子どもに考えさせてやらせてみる、という内容だったので、子どもに考えさせることを重視していることが分かりました。
また、「論理的思考」という言葉を使われているところにも、「これだ!」とピンときました。
レッスン回数やお値段も無理なくできそうだなと思いました」とお母さん。
「子どもは問題が起きた時どうしたら解決できるのかを考える人になってほしい」というご家庭の方針とも合っていたのですね。
プログラミングについての記事はこちらも
プログラミングとは? 小学生の子どもに簡単に説明するためには?
【みらいの学びフェスティバル】についての記事はこちら
【みらいの学びフェスティバル2021〜プログラミング教育&金融教育編〜】開催レポート
かおるこさんが参加したワークショップはこちら
【申込受付中】みらいいが子ども向けゲームプログラミングワークショップを開催
オンラインレッスンで一人でコミュニケーションを取れるようになった!
レッスンをする前はオンラインであることが不安だったというお母さん。
「対面レッスンだと、言葉にならなくても空気感で伝わるということがあります。でも、オンラインレッスンだとそれがない。人見知りが激しいので、オンラインでコーチとコミュニケーションを取れるかが不安でした」
しかし、いざレッスンが始まってみると、その不安は杞憂に終わります。
「最初こそ私がそばについていましたが、すぐに必要なくなりました。コーチが子どものペースに合わせてくれていることもあり、自分一人でコミュニケーションを取れるようになったのです。まさかここまでできるようになるとは思っておらず、驚きました」
「みらいいアカデミア」では、事前に保護者の方にお子さまの特性をヒアリングし、お子さまに合いそうなコーチを選んでいます。
担当するコーチはレッスンをするうえで、お子さまのペースに合わせることを意識しています。
「コーチは子どもが答えを出すまでゆっくり待ってくれます。
また、毎回のレッスンで、今日頑張ったところ、良かったところを言葉にして伝えてくれるため、子どももうれしく思っています。親以外に褒められることは日常生活であまりないので、喜びにつながっているようです」
「お子さまのペースに合わせる」というコーチの姿勢が、円滑なコミュニケーションのきっかけになったのかもしれません。
コミュニケーション能力もアップ!
もともと、家では自分の気持ちを主張できても、外ではなかなか言葉に出せなかったかおるこさん。
プログラミングを学習していく中で、プログラミングの技術だけではなくコミュニケーション能力も向上したとか。
「レッスンは学びの場ではありますが、遊びの要素がふんだんにあり、子どもが楽しめています。また、学んだことを自由に表現する場があるのは、普段できないことなので、とてもいいですね。その中でコミュニケーション能力が向上しているのを感じます」
プログラミングは学ぶだけではなく、学んだことをアウトプットしていく作業も必要です。
自分一人で考えるのではなく、コーチと相談しながらプログラミングを組んでいく中で、自然とコミュニケーション能力が磨かれていったのかもしれません。
かおるこさんは2022年1月に開催された、【SDGsアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」プレゼンテーション大会】に参加してくれました。
コーチと協力をし、素晴らしい作品を作って、優秀賞に輝きました!
そのデザイン性には、スタッフも「素晴らしい!」と感動するほど。
人と「協力する」には、自分の意思を的確に相手に伝え、相手の言っていることを理解し、意思疎通することが必要です。
プログラミングを通して、問題解決能力だけではなく、伝える力、コミュニケーション能力も向上していったのですね。
かおるこさんが参加した【SDGsアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」プレゼンテーション大会】はこちら
【SDGsアイデアコンテスト「みらいいひらめきラボ2022」プレゼンテーション大会】開催レポート
目の前の問題に対して「どうしたら解決できるか」を考えようとする気持ちを持ってほしい
最後に、「みらいいアカデミア」を通して、どんな人になってほしいかをお母さんに聞きました。
「目の前の問題に対して「どうしたら解決できるか」を考えようとする気持ちを持ってほしいと思います。人間関係の中で、相手を論理で言い負かすのではなく、相手の気持ちを想いやって、みんなで問題を解決していく人になってほしいですね」
この「自分でどうしたら問題解決できるかを考える人になってほしい」というのは、かおるこさんのお家の教育方針でもあるそう。
地球規模の温暖化、情報化社会などの変化の激しい時代に生きる子ども達。
「自分で考え、周りと協力して問題解決していく」力は、そんな時代を生き抜く力の1つと言えそうです。
今ではロボットを動かすプログラミングができるようになったかおるこさん。
「プログラミングを組んだ後に、embot(エムボット)(段ボールなどの身近な素材を組み立てて、プログラミングで動かすロボット)がどんな動きをするのか見るのが一番ワクワクする。ロボットを自分で作れるようになりたい!」
楽しみながら、自然に問題解決能力、コミュニケーション能力などが身についているのが素晴らしいですね。
embotについてはこちらの記事で紹介しています!
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プログラミングを通して「生きる力」も身につけよう!
プログラミングに取り組むことで、人見知りを克服し、コミュニケーション能力を磨いて成長しているかおるこさん。
プログラミングの技術を磨くだけではなく、人に伝える力、人の言っていることを理解する力、協力して問題を解決していく力などの「生きる力」を身につけていく様子には、これからの時代を生きていくたくましさを感じます。
楽しみながらプログラミングに取り組み、これからますます成長していくかおるこさんに期待しています!
かおるこさんと同じ体験をしてみたい!という方はこちらから!
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